なにをやっているのか
一般化、法則化された汎用性の高い「プログラム」や確立した「立案技法」を援用するのではなく、
「いまここで」なすことができる個別具体的な(パティキュラーな)価値創造と
共創活動に着目しながら価値と活動を相即的に汲み上げていく「プロセス」を創成します。
そのプロセスは、共創の段階に沿っておもに6つのパートから構築。
これらの各プロセスは、躍動的な「プロジェクト」としてマネジメントされます。
1. ワークショップ(研究会・ワーキング)
具体的アクションからの思考の開始
チームビルディング
2. 社会実験の実施と振り返り
各種協議
資金調達(助成金活用、クラウドファンディング…)
コンテンツ創出
空間演出
広報
社会調査
3. ビジョン策定
社会実験結果のデータ化
振り返りと成果の読み解き
現場調査・インタビュー・対話
ビジョン素案づくり
4.エリアプラットフォーム組成
協議体としての強化
専門家との協業
5. エリア読み解き(リソースの洞察)
実行可能性調査・データ考察
ベンチマーキング
6. 事業化・制度化
実施計画の策定
事業開始・制度改定開始
なぜやるのか
地域価値共創センターは
荒谷建設コンサルタントという土木設計会社の
社内プロジェクトとしてスタートしました。
創業百余年。原点は井戸掘り屋でした。
原爆投下後の広島では水を供給するため、水道ポンプを抱えて歩き回ったそうです。
掲げた企業テーマは、ひとと自然を考える。
地域のまちづくりを土木のインフラを通じて支えてきました。
しかし、社会は変容し続けます。
大規模な災害や得体の知れないウイルスによって、
ひとびとの暮らしが根底からひっくり返ろうとしています。
1年先がどうなるのか、全く予測できない社会。
これまでの延長上に地域を描いていたのでは、
わたちたちの社会はきっと長続きしない。
国や自治体だけがまちづくりを進める時代は終わっていく。
都市や地域に住まうひと、働くひと、学ぶひと、
みんなで手を携えながら、未来に想いを馳せ、明日に向かって歩んでいく。
そんな、次の世代のまちづくりを担う、
ひとびとの拠りどころとして、地域価値共創センターは生まれました。
どうやっているのか
まちを想い、活動し、未来づくりをしようとする人、
そして、まだ活動化できていない人の関係性をよりよく再構築しながら
共創的な価値創造に焦点化します。
実現をありありと実感できるビジョン(将来像)を。
未来を持続可能にするよりよき価値づくりのためのビジョン(将来像)を。
関わる人が迷いなく行動化できるビジョン(将来像)を。
そのために、価値、共創、社会実験、デザインの4つにフォーカスします。
1価値へのフォーカス
いまある資源の価値の再発見、再定義
そして関係性構築による新しい価値の創造
2共創へのフォーカス
「速く行くなら一人で行く。遠くへ行くならみんなで行く(エジプトの格言)」
共創とは盲点の互いの補完であり、かけあわせによる新たな視座の獲得です。
「すでにあるものに合わせる」ではなく、自ら、共に「つくる」
かけあわせの中から、立ち上がる。まちも空間も雰囲気も。
3社会実験へのフォーカス
アクションあるところにビジョンは具現化される。
整えられ、成文化されたビジョンは、その後のアクションを阻害する。
アクションが束になり、はじめてビジョンは結像する。
アクション、ビジョン、そしてまた次のアクションへ。
4デザインへのフォーカス
「神は細部に宿りたもう」。
理念が抽象化する前に体感できる関係性をつくるため
デザインに反映させながら行動を産出します。
モノのデザイン、関係性のデザイン、プロセスのデザイン
3つのデザインを様式としてではなく、マインドセットとして。