石丸 笑子のプロフィール - Wantedly
ismで4年間働いた後、再びismで働かせてもらうことになりました。設計のサポートをしてます。
https://www.wantedly.com/id/ishimaru_emiko
こんにちは! 株式会社ism 採用担当です。
今回は、一度ismを退職し、わずか4ヶ月後に再入社するというユニークな経歴を持つ、設計部の石丸さんにお話を伺いました。「もっとスキルアップしたい」という前向きな理由で一度は外の世界へ飛び出した石丸さん。
しかし、外の世界を見たからこそ気づいた「ismでしか得られない価値」があったと言います。一度離れたからこそ語れる、ismの本当の魅力と、自分らしい働き方を見つけるまでの葛藤と決断のストーリー。今の環境に少しでも迷いがある方に、ぜひ読んでいただきたいインタビューです。
――石丸さんのキャリアのスタート地点からお聞きしたいのですが、最初は派遣社員としてismにいらっしゃったんですよね。正社員ではなく、あえて派遣という形を選ばれたのはなぜだったのでしょうか?
石丸:実は前職が本当に激務で……。心身ともに疲弊してしまって、「次はちゃんと普通の生活ができる働き方をしたい」と切実に思っていたんです。いきなり正社員で入ってまた同じような環境だったら怖いな、という思いもあって。まずは派遣として中の環境を見てから、長く働ける場所かどうか判断したいと考えていました。
――なるほど、まずはご自身の生活を守るための選択だったのですね。実際にismの中に入ってみて、ギャップはありましたか?
石丸:良い意味で裏切られましたね。ismのオフィスは、すごく静かで落ち着いているんです。みんなが淡々と、でも真剣に目の前の仕事に集中している。「ここなら無理なく、でも着実に仕事ができる」と直感しました。 それに、派遣という立場でも「これやってみる?」と業務の中で挑戦の機会をたくさんくれたんです。その柔軟さと、自分に合ったペースで働かせてもらえる環境に惹かれて、サポート職として正社員になることを決めました。
――そこから正社員として活躍されていたわけですが、昨年一度退職されていますよね。居心地が良かったはずのismを離れようと思ったのは、どのような心境の変化があったのですか?
石丸:働いているうちに、「もっと図面を描けるようになりたい」「できることを増やしたい」という欲が出てきたんです。ismでも学べることはありましたが、当時の私は「外の環境に行けば、もっと劇的に成長できるんじゃないか」と思い込んでしまっていて。自分のスキルを広げるためには、一度外に出て武者修行をする必要があると考え、退職を決意しました。
――向上心ゆえの決断だったわけですね。実際に外の環境に出てみて、いかがでしたか?
石丸:それが……正直に言うと、想像とは違いました。新しい職場に行ってみたものの、業務内容はismとほとんど変わらなかったんです。むしろ、自分が「やりたい」と思っていた図面作成の業務から遠ざかってしまって。 さらに辛かったのは、時間の使い方が変わってしまったことでした。業務に集中できる時間が少なく、プライベートの時間まで削られていく。「私が大事にしたかった生活ってこれだっけ?」と、バランスが崩れていくのを感じました。
――スキルアップのために環境を変えたはずが、求めていた働き方からも遠ざかってしまったと。その時、ismに戻るという選択肢はすぐに浮かんだのでしょうか?
石丸:いえ、自分から辞めた身なので、すぐには考えられませんでした。でも、そんな時に支えになったのが、ismの社長や上司の高見さんの存在でした。 私が辞めた後も気にかけて連絡をくださって、「いつでも歓迎しているよ」と言ってくれたんです。社交辞令ではなく、本当に私のことを考えてくれているのが伝わってきて。
――退職者に対しても繋がりを持ち続けてくれるなんて、温かいですね。
石丸:本当にそうです。その言葉があったから、「戻りたい」と素直に思うことができました。ismなら、自分が大切にしたい「暮らし」と働き方を守りながら、実は図面などの新しい業務にも挑戦できる土壌があったんだと、離れてみて初めて気づいたんです。 復帰した瞬間、オフィスの静かで集中できる空気を感じて、「ああ、やっぱりこの環境が自分には合っているな」と心から思いました。
――戻ってきてからは、念願だった図面作成にも本格的に関わっているそうですね。特に印象に残っているお仕事はありますか?
石丸:一番大変だったのは、施工図(※実際の工事現場で使われる詳細な図面)に初めて挑戦した時ですね。正直、最初は図面を見ても何が何だか分からなくて(笑)。合っているのかどうかも判断できない状態でした。 でも、不思議と嫌ではなかったんです。難しくて大変だけど、新しい知識に触れる楽しさがあって。「できない」で終わらせるんじゃなくて、「できるようになりたい」と必死に食らいつきました。
――そのポジティブな姿勢は素晴らしいですね。図面を描く上で、石丸さんが特にこだわっているポイントはありますか?
石丸:デザイナーが意図していることを、正しく翻訳することです。 デザイナーによって考え方や表現のクセが違うので、ただ言われた通りに線を引くのではなく、「このデザイナーならこういう納まりを求めているはずだ」と想像しながら、その人に合わせた図面づくりを心がけています。もちろん、ミスをなくすことは大前提ですが、そこに「意図」を乗せられるようになりたいんです。
――単なるオペレーターではなく、設計のパートナーとしての視点ですね。ismならではの仕事の面白さは、どんなところに感じますか?
石丸:「役割という枠がないこと」ですね。 ismでは、CADオペレーターだから図面だけ描いていればいい、という空気がないんです。私も今、図面作成だけでなく、HPやインスタグラムの運用、採用まわりのサポート、簡単なデザイン業務、CG制作、社内の情報整理など、本当に色々な仕事を任せてもらっています。
――すごい幅広さですね!
石丸:自分から「これやってみたいです」と動けば、「いいよ、やってみな」と背中を押してくれるんです。 自社工場があるから、ものづくりの現場も近いですし、デザインから広報まで関われる。自分の職種名に縛られずに、できることの幅がどんどん広がっていく実感があります。これは、ismだからこそ味わえる面白さだと思います。
――石丸さんのように、ismで自分らしく働くためには、どのようなマインドセットが必要だと思いますか?
石丸:「自分で考えて動けること」が一番大切だと思います。 設計部は少人数なので、誰かの細かい指示を待っているだけだと仕事が進みません。必要な時に自分から声をかけたり、周りの状況を見て「あ、今これが必要だな」と動ける人の方が、圧倒的にスムーズに仕事ができます。
――自律的に動ける人が向いているんですね。
石丸:そうですね。あとは、コミュニケーションや気遣いができること。 少人数だからこそ、お互いに助け合いながら進める場面が多いんです。「静かで落ち着いた環境」と言いましたが、それは会話がないという意味ではありません。相手がいま何に集中しているかを察して、適切なタイミングで声をかけるような、そんな「大人の気遣い」ができる人はとても馴染みやすいと思います。
――最後に、この記事を読んでいる方へメッセージをお願いします。
石丸:ismは、静かな環境でコツコツと、でも着実に仕事に向き合いたい人には最高の場所です。 派手なアピールは苦手でも、丁寧に仕事を積み重ねることができる人や、自分の役割を理解しながらチームに貢献したいと思っている人。そんな方が来てくれたら、きっと私たちと一緒に、良いものづくりができると思います。 一度外に出た私だからこそ、自信を持って言えます。「ここには、安心して挑戦できる場所がありますよ」と。
インタビュー中、石丸さんが口にしていたのが「安心感」と「挑戦」という、一見相反する言葉でした。 ismという会社は、生活の基盤となる心理的な安全性をしっかりと担保しながら、その上で「やりたい」と手を挙げた人には職域を超えてチャンスを与える土壌があるのだと感じます。
埼玉の自社工場(アトリエ)を持つ彼らの、静かだけれど熱いものづくりの姿勢に共感した方は、ぜひ一度話を聞きに行ってみてはいかがでしょうか。石丸さんのように、ここがあなたの「帰るべき場所」になるかもしれません。