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創業ストーリー

開業した経緯

開業した経緯には、一つの大きな動機は、大学病院では満足な治療ができなかったことにあります。大学病院こそが治療の最先端と考えられる方が多いと思いますが、耳鼻咽喉科の分野は治療が30年間変わらないものも多く、大学病院では豊富な検査はありましたが、昔から変わらない治療が多く、こういった治療を組み合わせたいと思っても保険診療の適応外の場合、患者さんに治療の提供ができませんでした。患者さんが治るために様々な視点からアドバイスをしたい!と思い開業を決意しました。

さらに、西馬込で地域の方が耳鼻科がなくて困っているという情報をママ友から聞き、西馬込駅付近で開業することを決意しました。閑静な住宅街で子育て向けの雰囲気と、クリニック募集のテナントがあったことが、開業の決め手となりました​​。

また、医師としての経験を積んでいく中で、患者さんに対して本当に納得がいく治療を提供したいという思いが強くなり、自分で組織を作ることで、より社会に貢献できると感じ、開業へと進むことになりました​​。

これらの理由により、西馬込あくつ耳鼻咽喉科の開業に至りました。開業にあたっては、地域のニーズを考慮し、共働きの親世代や子どもたち、地域の人々に頼られるクリニックを目指して、安心・安全な愛ある医療を提供するを理念に掲げ、2018年4月に開業しました。

開業後の変化

開業直後から多くの患者さんが受診をしました。その中でも、ここに耳鼻咽喉科がなくてできて助かりました。というご意見を頂くことが多く、やって良かったなと素直に感じました。患者さんの多くは、子供たちとそのパパ・ママだったこともあり、保育園に入れない問題や育児の相談や発熱の時の対応についても多くお話を聞かせてもらう機会がありました。私たちはクリニックとして、パパ・ママ・子供たちに何ができるのか?を何度も何度も繰り返し考え、今のビジョンが生まれました。

それが、「医療を通して、子育て世代が光り輝く社会を創る」というミッションです。

医療を通して、子育て世代が光り輝く社会を創るを実現するには

「医療を通して、子育て世代が光り輝く社会を創る」というミッションを実現するために、以下のような具体的な取り組みを考えています。すでに実施しているものもあります。

  1. 子育て支援施設の併設: スタッフや患者さん向けに保育所や病児保育を提供することで、働く親や病気の子どもを持つ親が、安心して医療サービスを受けられる環境を作ります。
  2. 小児科の併設: 小児科を併設することで、子供たちの健康管理を一元的に行うことができます。これにより、子育て世代の負担を軽減し、子供たちが健やかに成長できる社会を創ります。現在、馬込院にて小児科を併設しています。
  3. 分院展開: 働きやすい社会を作るために、地域に応じた分院展開を行い、1人でも多くの医療スタッフが輝けるような職場環境を提供します。これにより、医療スタッフも仕事と家庭のバランスを取りやすくなります。
  4. 婦人科、乳がん検診施設の併設: 女性が健康であることは家庭の幸せに直結します。婦人科や乳がん検診施設を併設することで、女性特有の健康問題にも対応し、女性が健やかに生活できる社会の実現を目指します。
  5. 耳鼻科領域専門の鍼灸施設の設置: 耳鼻科の専門治療に加え、鍼灸を用いた代替医療を提供することで、患者さんのさまざまなニーズに応えます。これにより、伝統的な医療と現代医療の良さを生かした治療を提供し、患者さんの健康と幸福に寄与します。現在、馬込院にて実施中。
  6. スタッフ教育と働き方の改革: 医療スタッフが常に学び、成長できる環境を整えるとともに、ワークライフバランスを重視した働き方を推進します。これにより、スタッフ一人ひとりが満足して働ける職場を作り、その結果として質の高い医療サービスを患者さんに提供できるようになります。

これらの取り組みを通して、「医療を通して、子育て世代が光り輝く社会を創る」というミッションの実現を目指しています。

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