【23新卒エンジニア対談】自社プロダクト開発|積極的に意見を出せる環境で成長を実感した1年 | Engineer
セールスコミュニケーションの現場にテクノロジーを導入してきた株式会社Scene Live。今回は、発信業務を担うアウトバウンドコールシステム「List Navigator.」のリプレイス開発に取...
https://www.wantedly.com/companies/company_9766114/post_articles/904593
新卒採用にも積極的に取り組んでいる株式会社Scene Live。入社後の研修や社内制度が充実しており、開発経験がなくても安心してチャレンジできる環境を整えています。
この連載記事では、24卒新卒社員4名の成長ストーリーを追いかけます。新卒1年目として、それぞれがどのようにして成長を遂げたかを掘り下げていきます。
今回は、エンジニアとして入社した椎名さんにインタビューしました。学生時代にモノづくりにチャレンジしたいと独学でプログラミングを始めたという椎名さんですが、先輩をはじめ多くのサポートを受けながら成長しています。実際の入社後研修での様子や、初めてのプロジェクトを通じて学んだことについて、詳しく聞きました。
椎名さん / ソフトウエア開発部エンジニア
学生時代は国際経済学部で開発経済学を専攻。入学当初は金融業界に興味を持っていたが、次第に「モノづくりに関わってみたい」と思うように。大学3年次に独学でプログラミングを学び始め、就職活動ではエンジニア職を志望した。大学卒業後、2024年4月に株式会社Scene Liveに入社。
学生時代は国際経済学部で、ITの知識はほとんどありませんでした。でも、統計分析の授業でPythonなどのプログラミング言語を学ぶ機会があって、そこからITに興味を持つようになったんです。就職活動では、エンジニア職を希望し、自社開発をしている企業を中心に受けました。
Scene Liveの選考では人事の方とのカジュアル面談があったのですが、そこで初めて架電・受電をしているコールセンターの現状について知りました。その後、選考の中で、業界全体が抱えている課題に挑戦している面白さや、プロダクト自体の魅力に心惹かれて、入社を決めました。
ちょうどコロナ禍で「やりたくてもできないこと」が多く、興味を持ったらなんでも挑戦したいと考えていました。プログラミングを学んでいくうちに、モノづくりに似ていて楽しいと感じ、「かっこいい!もっとやってみたい」と思うようになったんです。
プライベートでも「面白そう」と思ったことにはどんどん挑戦しています。社会人になってからは「アイスホッケー」を始めました!全くの未経験ですが、やってみたら楽しくて。これからも「やりたいことはやってみる」をモットーに、いろいろなチャレンジを続けていきたいです。
「List Navigator.」のリプレイスです。プロジェクトは3チームで進めていますが、私のチームでは機能追加の開発を担当しています。プロダクトとしては完成しているため、お客様のニーズに合わせた対応が中心です。
入社後の研修は、段階的にスキルを身につけられる内容でした。
まずは、ビジネスマナーについて学ぶ「合同研修」があります。オンラインで実施し、外部講師が教えてくれるもので、他社の方も一緒に参加しました。グループワークを通じて、名刺交換や報告・連絡・相談の仕方、メールの書き方などの一般的な内容を学びました。この研修を通じて「結論から話すこと」の大切さを、改めて実感できたと思っています。
入社後の1〜2ヶ月は「ITパスポート研修」を受講しました。業務時間内に動画教材やテキストなどで自習し、5月の終わり頃には「ITパスポート」を取得しました。
他にも「カルチャー研修」では、部署ごとに先輩社員が講師となり、それぞれの業務内容を学びました。最後には、その内容をパワーポイントで資料にまとめて、来年度の新卒に向けてという形で社内で発表する課題もあり、学びをアウトプットする機会も多かったですね。
3ヶ月目には「現場研修」が始まり、現場の先輩が実際の業務を丁寧に教えてくれたので、正式配属前に実務経験を積めました。
入社後は本当に「基礎の基礎」しかできないレベルだったので、ついていくのすら難しかったです。
入社前の2月に教材が渡され「こういうテキストを見ておくと役立つよ」と先輩からアドバイスをもらっていたので、とりあえず教材には目を通していました。
6月後半からは現場配属となり、まずはメンターとなった先輩社員がペアになってくれてプログラミングに挑戦しました。「こうやって書いてみよう」「ここからデータが来るから、こう進めよう」と解説をしてもらいながら、実践していきました。
少しずつできるようになってからは、1人で開発を任せてもらいましたが、分からないこともしばしば。5分考えて調べても分からなければ、積極的に質問するようにしました。すぐ隣の席に先輩が座っていたので、心強かったです。
▼先輩社員インタビューはこちら
私自身、最初は「スキル不足かも」と不安でいっぱいでしたが、分からないことがあればすぐ隣の席にいる先輩に質問できる環境があって、すごく助かりました。先輩エンジニアと話をしているうちに、段々と不安が払拭されていきました。
また、先輩から積極的に声をかけてもらえるので、自分からもコミュニケーションを取ろうと意識するようになりました。心配される前に、こちらから質問するように心がけるようにもなりました。
チーム全体の心理的安全性も非常に高いです!例えば、何かを提案する時は「なぜそう思ったのか」までしっかりと意見を聞いてもらえます。また、失敗した時も「じゃあ次はどうしようか」と前向きに対応してくれるので、根本から課題解決が目指せますし、安心して挑戦できる環境なんです。
また、Scene Liveは、仕事以外でもそれぞれがスキルを身につけようとする文化が根付いていますし、それを共有しています。
例えば、毎日行っている朝会や、その他の短い時間でもコミュニケーションを取り「メンバーの今の興味関心」について全員が理解している状況なんです。そして、参考になりそうな記事や書籍があれば「これ知ってる?」と教え合っていますね。その背景には、新卒メンバーを手厚くサポートするのはもちろん、どんなメンバーでもサポートしようという想いがあるように感じます。
「書籍購入制度」をよく活用しています!キャッチアップしたいものがあれば「この本をテーマに教えてほしい」と、制度を使って購入した書籍をもとに周囲のメンバーに声をかけています。
また、フィードバックの機会もスキルアップに繋がっています。例えばGitHubを使って変更箇所を通知する「プルリクエスト」を行い、レビューする仕組みがあります。私の書いたコードの質が高いかどうかをチェックしてもらい、具体的な改善点へのアドバイスが集められるようになっているんです。
さらに将来のキャリア形成については、ソフトウェア開発部のピープルマネージャーとの定期面談の時間があります。エンジニアとして活躍されていた開発部員が、人事を兼務して部員やチームのマネジメントをしていて、サポートしてくださっています。
少しずつ開発に携わりながら、コードに対する「責任感」が芽生えてきました。お客様にとっては「このコードは誰が書いたんだろう?」と気にすることはないですし、「新卒が担当したので、ちょっと不具合が発生しています」なんてことは、会社として絶対に許されません。
だからこそ、自分の書いたコードがしっかり動いてお客様に価値を提供できるように、責任を持って取り組む必要があることを実感しました。
先輩方が教えてくださることをどんどん吸収して、次の世代に還元できるような「GIVER」になるために、もっと成長しなければならないと学びました。
配属から1ヶ月後に、初めて私1人で開発した機能が承認され、組み込まれた時が一番嬉しかったです!
もちろん1人とはいえ、先輩方からたくさんフィードバックをもらいましたし、何度も微調整を繰り返しました。そうした大変な想いも経験した上での機能の承認でしたから、その分達成感も大きかったですし、仕事へのモチベーションも高まりました。
まずは、担当している新生「lisnavi」を成功させたいと思っています。そして、個人としては、バックエンド、フロントエンドのどちらにも対応している今の経験を活かし、総合的にプロジェクトをまとめられる「フルスタックエンジニア」を目指したいです。
どちらか一方の経験や知識ではシステムを実装することが難しい場面もあります。だからこそ、どちらにも対応できるようにしたいんです。もちろんその分、学ばなければならないことは多くなりますが、挑戦しがいのあるポイントだと感じています。
チームの中では、新卒の自分だからこそできる視点を活かし、「こうやって開発しました」と情報共有する場を積極的に作ることで、チーム全体の連携をさらに強化していきたいと思っています。こうした取り組みを通じて、少しずつ成長を重ねていきたいです!
向上意欲のある方には、とても向いている環境だと思います。Scene Liveでは分からないことや困ったことがあれば、どんなに些細な質問でも、必ず誰かが丁寧に答えてくれます!
私も最初は不安なことばかりでしたが、周りの方々にたくさん助けてもらいながら、少しずつできることを増やしていけました。ぜひ遠慮せずに、行動に移してみてください!一緒に成長していきましょう!