【24新卒営業インタビュー】「失敗はいつか必ず役に立つ」という先輩の言葉を支えに、営業として成長できた

株式会社Scene Liveは、企業の営業活動に欠かせない「電話をかける・受ける」を効率良く行うコールシステムや、テレアポの質を高める音声分析システムなどを展開しています。メインサービスの「SaaS型営業支援システム」は累計導入社数3000社以上を誇っています。

この連載記事では、24卒新卒社員4名の成長ストーリーを追いかけます。新卒1年目として、それぞれがどのようにして成長を遂げたかを掘り下げていきます。

今回は2024年に新卒で入社し、現在は営業部に所属する山本さんにインタビューしました。

山本さんは学生時代から「働くこと」に関心が高く、仕事を通じて成長できる環境を求めて就職活動をスタート。入社当初は初めてのテレアポに緊張していたものの、先輩社員や上司のフォローを通じて少しずつスキルを磨いているとのこと。営業の研修内容や、仕事のやりがいについて聞きました。

山本さん / 営業

学生時代は経営学を専攻。アルバイトに力を入れ、店舗責任者や後輩の教育に携わるアルバイトリーダーなどを経験した。「チャレンジングに働ける環境」を重視し、2024年4月に株式会社Scene Liveに新卒入社。営業部に配属となり、現在はインサイドセールスを担当している。

「自ら挑戦できる環境」を求めて、IT系ベンチャー企業へ

ーー山本さんは学生時代、どんなことに力を入れていましたか？

力を入れていたのは、ファストフード店でのアルバイトです。高校生の頃から始めて、6年間続けていました。そのうち4年間は「時間帯店舗責任者」を任せてもらってました。自分とそれほど年が変わらない先輩に憧れて、頑張っていました。働きやすい環境でもあったので、まったく苦ではなかったです。その他にも、高級寿司店でアルバイトリーダーを経験し、後輩の教育もしました。

そうした経験から、就職活動をする際も「自ら挑戦できる環境で頑張りたい」と思うようになりました。自分だけじゃなくて、周囲と協力しながら頑張れる環境を求めて、IT系ベンチャー企業に絞って応募しました。

ーーScene Liveへの入社の決め手は何でしたか？

新卒入社でも挑戦できる機会が多く、活躍できる場があると感じたことが決め手になりました。会社説明会の時点から丁寧に対応していただき、「就活生一人ひとりに向き合ってくれている」という印象を持ちました。形式的ではなく、しっかり話を聞いてくださるところに惹かれました。

入社後からひとり立ちまで見守ってくれた「道のり」

ーー現在担当している業務について教えてください。

営業部で法人の新規開拓を担当しています。インサイドセールスとして、テレアポをしながら新規顧客を開拓することが主な業務です。さらにお客様先と直接商談するフィールドセールスからの依頼を受け、見積書作成、システムのデモ環境作成なども担当しています。

他にもSNSを見て問い合わせいただいたお客様への対応、資料請求への対応なども担当することもあります。

ーー入社当初は、どのような気持ちでしたか？

右も左も分からず、緊張の毎日でした（笑）。そんな中でも先輩社員や同期が温かく迎えてくれて、とても嬉しかったです。入社式では軽く自己紹介をしながらゲームをして、みんなとコミュニケーションを取り、ようやく安心できたことを覚えています。

ひとり立ちのタイミングは人それぞれで、新入社員のスキルや個性に合わせて、伴走してくれているんだなと感じました。

ーー入社後の研修はどうでしたか？

4月は「ITパスポートの取得」と「外部研修」に並行して取り組んでいました。ITパスポートは、資格取得を目指して、動画や参考書を見ながら学びました。

外部研修では、社会人としてのマナーや名刺交換などを実践を踏まえてイチから学習しました。話し方などのコミュニケーションスキルにフォーカスしたプログラムや、クリエイティブシンキング、タイムマネジメントの研修もありました。社会人としてすぐ実践に活かせる、充実したコンテンツばかりでした。

5月になってからは、社内の業務を理解したり、そのための知識をつけるために、「社内研修」がありました。社内の各部署の先輩方からそれぞれの業務について講義形式で教わりました。最後には、学んだ内容をまとめて発表する機会もあり、アウトプットすることによってより理解が深まったと思っています。

6月になると「外部研修」はグループワークを中心とした内容に変わり、同時に、現場で実務経験を積みながら進めていく「営業研修」がスタート。並行して、ITパスポートも受験し、合格しました。

営業研修では、営業部がどんな仕事をしているのかを学びながら、テレアポにチャレンジしていきました。事前にトークスクリプトを見ながら先輩と練習し、実践を繰り返しながら身につけていきました。

ーー実際に仕事をする上で役立ったスキルはありますか？

外部研修で学んだ「図解を用いた思考整理トレーニング」は役立ちましたね。自分の考えを一度書き出して図解することで、頭の中だけで整理するよりもまとまりやすくなると気づきました。

仕事をする上での基礎力が身についたと感じましたし、この時にメモした内容はいつでも見返せるようにしています！

「たくさん失敗していいよ」という言葉に勇気をもらった

ーー実際に仕事を進めていく上で、不安は感じていましたか？

配属直前の6月最終週に5日間の営業研修を行ったのですが、そこで「テレアポは難しい」と感じたこともあり、配属後は少し不安と焦りがありました。

不安が安心へと変わったのは、営業部配属から1週間が経った頃です。人事や先輩メンターに相談して自分の気持ちを打ち明け、アドバイスをもらえたことで心が落ち着きました。相談しやすい環境が整っていたので、人事にはメンタル的なサポートを、営業部の先輩には実践的なアドバイスをしてもらいました。

「最初はできなくて当たり前。自分に期待しすぎなくて大丈夫だよ」という人事からの励ましの声が、ありがたかったです！月1回、週1回など定期的な面談もあり、困ったことは何でも相談できました。

ーー営業部内のサポート体制についてはいかがでしたか？

営業活動をうまく進めるポイントについて、メンターの先輩が的確にアドバイスしてくれました。「ここはできているから、そのままで大丈夫」など、良い点をポジティブに伝えてくれて、モチベーションも高まりました。

一方で、改善点については「こんなトークをしてみて」と逐一教えてくれました。隣の席で一緒にテレアポをしていたので、先輩自身の担当タスクを進めながら、私を気にかけてくれていると分かり、とても嬉しかったです。私からも積極的に「ロープレ練習をお願いします」とお願いし、時間をとってもらいました。

さらに営業部長との1on1もあり、「たくさん失敗してもいいよ！今は吸収する時期。いつか絶対に役に立つから」という励ましと、フィードバックをたくさん受け取りました。この営業部長の言葉は、本当に心に響きました！

また、先輩が「1日の振り返りシート」を共有してくれたことも、短期間で成長できた理由の一つです。その日の業務の改善点と、できたことを記入し、毎日振り返りをしながら改善を重ねていきました。

ーー成長を実感したポイントがあれば、教えてください。

配属後は、まず受電対応からスタートしましたが、徐々にテレアポを行えるようになり、その後はトーク自体のスキルも上がってきたので成長を実感しています。トークの上達のためには、マニュアルを参考にしたのはもちろん、先輩やリーダー、マネージャーからも多くのことを教えてもらいました。

また、当初は特定の業界・業種にのみ電話をかけていましたが、今ではさまざまな業界を担当しています。さらに、SNS経由で資料をダウンロードいただいたお客様へ電話でアプローチするなど、新しい対応方法にも挑戦しています。最近では当社のシステムについて興味があるお客様への提案もしており、今までとは違う顧客層とのコミュニケーションにも取り組んでいます。

先輩からは「営業は、相手にハードルが高いと感じさせないことが重要だ」ということを学んだので、次回のアポイントで訴求できるポイントを見つけるために、現状のヒアリングをするようにしています。

最初は「資料はいらない」と断られたお客様も、しばらく話をするうちに「実はこんな課題があって…」とヒアリングできることもあります。実際に課題をお聞きし、資料送付につながったケースもありました。その時から「どんな場面でも、伝え方には気をつけよう」と意識が変わりました。まさに成長を実感した瞬間でした。

知らないことも素直に吸収して、成長し続けたい

ーー今後の目標について教えてください。

今よりもできることを増やし「何でも素直に吸収できる人間」になりたいです。

学生時代にアルバイトで働いていた頃から「知らないことはしっかり勉強し、間違っていたらすぐに訂正しよう」と考え、仕事を続けてきました。今でもその想いは変わらず、自分なりの考え方の“軸”として大切に持っています。これからも変わらず、そういう人間でありたいです。

Scene Liveは、積極的な方、一つ一つ着実に進めていきたい方、などどんな方にとっても自分らしく成長できる環境の会社だと思います。また、営業に対して不安を感じている方にも、しっかりとサポート体制が整っているので、その方に合わせたペースで寄り添ってもらえます。どんな人でも温かく迎えてくれる環境ですので、ご安心ください！何かに挑戦したい方はぜひ一度話を聞きにきてみてください！