なぜ彼女は、“学校の先生”を選ばなかったのか。
教職大学院で教育の専門性を極めた後、
多くの人が進む「安定した道」ではなく、
あえてNIJINという挑戦の場を選んだハイジさん。
現在は担任として子どもたちに伴走しながら、
メタバース上の校舎で複数のクラスを束ねる「校舎長」としても活躍しています。
専門知識という武器を持ちながら、
なぜあえて正解のない「ゼロイチ」の環境に身を投じたのか。
その決断の裏側にある、彼女の「教育者としてのプライド」に迫ります。
プロフィール
- 名前: ハイジ
- 役職: NIJINアカデミー 校舎長 / 担任 / 広報
- 経歴:
・教職大学院にて教育学を専攻。不登校児童生徒の支援と、教育の本質を深く研究
・2024年、NIJINに参画。現在はメタバース校舎全体の理念実現を担う校舎長としてクラス運営や統括、広報に従事。
教職大学院まで行って、なぜ「学校の先生」を選ばなかったのか
――ハイジさん、今日はよろしくお願いします!ハイジさんは教職大学院で教育を極めてきた、いわば「教育のエリート街道」を歩んできた方ですよね。当然、現場の先生になると思われていたはずですが、なぜNIJINだったんですか?
ハイジ:そうですよね(笑)。正直、大学院まで行って現場に戻らないのは自分でも大きな決断でした。でも、研究や実習を通じて、どうしても既存の学校システムに対する違和感が消えなかったんです。
――その「違和感」を、具体的に教えていただけますか?
ハイジ:今の学校では、どうしても「点数」や「枠組み」に子どもを合わせる力が強く働いてしまいます。でも、私が一番大切にしたいのは、その子がどうありたいか、どうなりたいかというところなんです。この想いを妥協せずに形にするには、既存の仕組みの中で動くのではなく、仕組みそのものをゼロから創る側に回るしかない。そう確信して、NIJINという「ゼロイチ」の環境に飛び込みました。
――「安定」よりも「理想の追求」を選んだんですね。実際に飛び込んでみて、いかがですか?
ハイジ:毎日が試行錯誤の連続です。でも、NIJINには「理念のためなら、これまでの常識を塗り替えていく」という圧倒的な熱量とスピード感があります。実は、大学院を修了後、就職先についてかなり悩んでいました。でも、最終的な決め手はNIJINに集まるスタッフの熱量と繋がりの強さでした。
働く中で、「教育課題に立ち向かうには学校だけでなく、他の領域や分野の知識、人との繋がりが不可欠」だと気付きました。ここにあるのは、代表の星野達郎をはじめ、情熱を持って最高のものを創り出そうと奮闘する大人たち。こんな環境に再び出会うことは難しいかもしれない。私が私らしくもがきながら教育に向き合える場所としてNIJINを選びました。
9割の「産みの苦しみ」を、1割の「HAPPY」に繋げる執念
――現在、ハイジさんは「校舎長」として、複数のクラスを統括し、理念を具現化するプロデューサー的な役割を担っていますよね。率直に伺いますが、その毎日はどのようなものですか?
ハイジ:正直に言えば、仕事の9割は、時に辛くて頭を悩ますような課題で占められています。新しい企画を立ち上げるたびに、心の中で「誰のために、なぜこれをやるのか」を問い続ける。これは簡単なようで、私にとってはかなり困難なことです。
――「問い続ける」ことの難しさ。学校現場にいた頃とは、感覚が違いますか?
ハイジ:全然違いますね。現場にいた時は、正直に言えば目の前の行事を「こなす」だけで精一杯な自分がいました。でも、NIJINに入ってからは、その意識をガラリと変えざるを得なかった。「こなす」ではなく「価値を紡ぎ出す」。この意識の変容こそが、この場所で求められる最低限のハードルなんです。
――非常にタフな環境ですよね。その「9割の苦しみ」をどう乗り越えているのでしょうか。
ハイジ:その一方で、子どもたちの笑顔に繋がった瞬間……その1割の「やりがい」が私の心を満たしてくれるんです。この厳しい環境で、自分の行動が認められ、誰かのHAPPYに繋がる。その瞬間があるからこそ、次の一歩を踏み出せるんだと思います。
プロフェッショナルとして、役割を全うする責任
――ハイジさんを見ていると、ある種の「凄み」や「切迫感」すら感じます。ご自身では今の役割をどう捉えていますか?
ハイジ:私にとって、NIJINでの活動は単なる「業務」ではありません。「今、自分がこの役割を全うしなければ、この場所は動かない」という、現場を預かる者としての責任感そのものです。
――「楽しい」という言葉だけでは片付けられない、重い決断の連続ですよね。
ハイジ:はい。決して楽な道ではありません。でも、自分たちが大切にしているNIJINのVISIONである「教育に希望が持てる世の中」を社会に実装するためには、今は「やるしかない」という現実が目の前にあります。その重みを引き受けながら、一歩ずつ前に進めていく。そのプロとしての姿勢こそが、今の私を動かしている一番の要素かもしれません。
未来の仲間へ:あなたの「教育へのこだわり」を、社会を変える力に
――最後に、ハイジさんのように教育への強い想いがありながら、一歩を踏み出せずにいる方へメッセージをお願いします。
ハイジ:もしあなたが、「今の教育を、もっとこう変えたい」という強いこだわりを持っているなら、その情熱を「学校」という枠の中に閉じ込めておくのはもったいないです。
NIJINは、あなたのその専門性を「事業」という形にして、社会に実装できる場所です。専門性を持ちながら、ビジネスの実行力で新しい教育の当たり前を創っていく。そんな「二刀流の挑戦」に、自分の人生を重ねてみたい人と一緒に働きたいです。
「正解を待つのではなく、自ら正解を創り出す側へ。」
あなたのその「こだわり」を、ここで爆発させてみませんか?
編集後記
教育の専門家でありながら、泥臭い「ゼロイチ」の現場でプロデューサーとして走り続けるハイジさん。彼女の言葉からは、単なる前向きさではない、「役割を全うするために、すべてを投じて戦い続ける人の覚悟」を感じました。NIJINには、そんな重厚な熱量を持った仲間が揃っています。(佐藤)