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株式会社Giobaiってどんな会社?社長×マネージャー対談

株式会社Giobaiとはどのような会社なのか?

第二創業期としてブランドを刷新し、新たなステージへ漕ぎ出した今、代表取締役宮下と当社初のマネージャー岩尾に「Giobaiって何?」をテーマに様々な観点から語り合ってもらいました。

宮下 宗 / 代表取締役社長
関西大学在学中に起業し約20名の組織を創り上げる。大学卒業時にバイアウトを行い、新卒にてプライム上場の株式会社デジタルプラス(旧リアルワールド)に入社。その後株式会社Giobaiを含め3社設立し、上場企業への事業売却や株式売却を複数回経て現在に至る。
岩尾 皓介 / マーケティング事業部マネージャー
総合商社にて、BS・PL・CFの財務分析を通じたリスク管理、農薬や触媒などの化学品の海外法人営業を経験し、ビジネスの基礎を固める。独立を視野に入れた転職を決意し、実績豊富なGiobaiへ入社。入社半年で同社初のマネージャーへ昇格。

Giobai=創造と破壊を繰り返すD2Cファーム



- シンプルに、株式会社Giobaiってどんな会社ですか?

岩尾:僕は採用の文脈で会社説明会なども開いているので、その時に使う会社説明資料なんかでは「創造と破壊」という風に表現することが多いですね。

結果に満足しないで常にアップデートを繰り返すというのをいろんな観点からやってる会社だからこそ、成長し続けられているんじゃないかなと。ありそうで中々ない組織だと思います。

宮下:今の岩尾くんの状況そのものが「創造と破壊」なんかもね。これまでいちプレイヤーとして自分のやり方を見つけて圧倒的成果を残してきたけど、Giobaiとして初めてのマネージャーに抜擢されたことでそれを1回取り壊して新しい形を作っていってる最中なんかも。

岩尾:確かにそうかもしれないですね。

宮下:事業と組織で分けて考えると、まず事業で言えば「とにかく生み出す会社」かな。僕らはD2C領域の中でも自分たちのことを”D2Cファーム”であると定義している。ファームという言葉には、コンサルファーム(firm)のように多くの思考プロセスを踏んでいく会社であるという意味と、農場(farm)のように新しいアイデアやビジネスブランドをどんどん生み出していくっていう意味を込めてる。

組織面で考えると、それぞれが自分の役割や責任を自覚しつつ、みんなで協力し合っている会社やと思う。ひとつの役割をみんなでやっていくっていうよりかは、一人一人が自分の役割を達成することでひとつのものができあがるという組織かな。

岩尾:それはすごく分かりますね。みんなミッションがそれぞれあって、それが同じミッションじゃなくて。

宮下:みんな全部バラバラやもんね。

岩尾:ひとつの目標に向かってみんなで力を合わせてって感じですね。

- D2Cファームについてもう少し聞かせてください。

宮下:前提として、第二創業期を迎えるにあたって今まさに会社のブランディングをテコ入れしているところなんやけど、これまではSNSマーケティングとか広告代理業とかD2Cブランド事業とかいろんな事業をそれぞれ独立させてやってきたところを、これからは全部ひとくくりにしてGiobai=D2Cファームであると定義して邁進していきたいなと。

岩尾:僕としても、農場のようにたくさん生み出していくという意味で”ファーム”という言葉はしっくりくるなと思っています。年間少なくとも3つの商品を開発して世に送り出すというスピード感でやっているので。

D2C領域で戦ってる会社さんってたくさんあると思うんですけど、業界やジャンルをひとつに絞ってるケースが多い中で、Giobaiは美容商品やベビー商品などジャンルを絞らない分裾野が広い会社ですよね。その点においてもファームっていう言葉とマッチするんじゃないかなと思いますね。

「前職よりも良かった」と思ってもらうため、一人一人と全力で向き合う


- ところで、岩尾さんはどういう経緯で入社したんですか?

岩尾:僕、将来独立したいんですよね。なので最初から「将来起業するために必要なスキルを身につけられる会社」という切り口で転職活動を始めました。

D2C事業での起業に目をつけていたのもあったので、より具体的に「D2C事業をやるためにはマーケティングの経験を積む必要がある」とブレイクダウンしていき、マーケティングを本質的に経験できる会社を探していました。

もうひとつの軸として、現場からマネジメントまで一通り経験したいという希望もあったので、成長しきっていなくて裁量権が大きくて、かつ社長との距離が近い会社で働きたいというのもありました。

こういう条件でどんどん絞っていって見つけたのが株式会社Giobaiだったんですけど、決め手になったのは社長との面接でしたね。この人は本気で僕に向き合ってくれる方だろうなっていうのを感じて。

- 具体的にはどんなことを話したんですか?

岩尾:面接の時に社長から「何年で起業したいの?」と聞かれまして。起業したいという想いや志には自信があったんですが、そこに辿り着くまでのプランは立てられていなかったので「未経験で現場もわからないので、5年後とか10年後までには。」と答えたんです。

そしたら「いやいや、 3 年後にはやらないとダメだよ、遅すぎだよ。」と。メンバーが独立することって、採用する宮下さんの立場からするとメリットはほとんどないですし、しかも採用するか採用しないかもわかんないような段階だったので、その時に「この人は本当に人として向き合ってくれてるんだ」と感じたのは覚えてます。

宮下:あー、それは覚えてるな。キャリア的にリスクの大きい転職の仕方やったから、それだけリスクを取ってうちに来てもらうからには、リターンというかインセンティブというか、この会社に入って本当に良かったなって思ってもらいたいなと思って。

これは僕のちっちゃいプライドでもあるけど、岩尾くんに限らず、うちに来てもらう人全員に「前職よりも良かったな」って思ってほしいと思ってる。給料しかり経験しかり、Giobaiの後将来的に転職するにしてもGiobaiのおかげで転職できたなっていう風に思ってもらいたい。

そう考えた時に、5年は長いやろと(笑)岩尾くん自身が自分の能力を過小評価してる部分もあったし、3年で起業という道筋をGiobaiでなら構築できるなと思ったので、まずは3年という区切りで考えてみてほしいと伝えた感じかな。

Giobai出身の社長”第一号”になってほしい。Giobai初のマネージャーに寄せる期待


- 今は独立に向けてしごかれてる感じですか?

岩尾:日々修行ですね(笑)

- 入社して半年でGiobai初のマネージャーへ抜擢とのことですが、どんなことを意識されていましたか?

岩尾:入社してすぐはやっぱり「認めてもらいたい」というのは大きかったと思います。休みの日も必ず運用型広告の数値を計測してチューニングして…結果的に入社4ヶ月ほどで担当商材の売り上げを200%まで成長させることができました。

宮下:僕の立場からはおおっぴらに「休みの日も働けよ」とは言えないので、やっぱり自分で必要やと思って取り組んでくれたからこその結果やとは思いますね。

岩尾:あれは信頼を得るという意味でも自分の成長という意味でもひとつの大きな成功体験だったと思います。

- モチベーションはどこにあるんですか?

岩尾:事業に関してはやるかやらないかしかないと思っています。99%ダメでも1%さえ何かとっかかりがあれば、そこから広げていくことができる。あとは社長が期待してくれてるのも感じるので、向き合ってもらえている分こっちも向き合おうと。

- 社長から見て、岩尾さんの成長ぶりっていかがですか?

宮下:彼は帰国子女で上智大学を卒業して総合商社に就職してっていう人なので、最初はいわゆる”エリートタイプ”なんかなと思ってた。入社してすぐくらいはちょっとツンケンしてたし。

岩尾:ツンケンはしてないです、緊張してたんですよ(笑)

宮下:ただ実際働き出してみると、僕がフィードバックしたことを全て吸収して文字通り次の日から行動に移すことができる人やっていうことが分かった。Giobaiはまだ小さい会社で”僕=会社”みたいなところもあるから、僕が大事にしていることも、僕が今までの人生で失敗してそこから学んだことも全部伝えたいと思ってて、それをそのまま受け入れて成長につなげられる人なんやなと思った。愛嬌もあるし。

岩尾:嬉しいですね。

宮下:でも、もうそろそろ細かくフィードバックすることはやめていこうかな。僕の目線を吸収してもらいたいという気持ちもあるけど、それよりメンバー自らが気づいて改善していくことが成長につながると思うし。早く一人親方のような状態から脱却して、メンバーの成長によって会社自体のケイパビリティを大きくしていきたいなと思い始めてる。

- これから岩尾さんにどう成長してほしいですか?

宮下:彼はすでにGiobaiにとってかけがえのない存在で、だからこそ自分の夢に向かって走り続けてほしいと思ってる。会社としても2030年までに「10社100億円」っていう目標を掲げてどんどん新しいD2Cブランドを立ち上げて、そのブランドをカーブアウトして独立していってもらえるような仕組みづくりを進めてるから、その社長第一号になってもらいたい。

転職するくらいやったら独立してほしいから、岩尾くんのようなロールモデルができて、Giobaiからたくさん独立するメンバーが出てきて、Giobaiがブランドとして繁栄していくのが今の僕のやりたいことでもあるかな。

より高い山に登れるメンバーを迎えるために、採用をドライブする第二創業期


- 今のGiobaiを第二創業期と位置付けるに至った背景を教えてください。

宮下:1年半ほど前に、Giobaiとはまた別で会社を売却したんやけど、実はそれをきっかけにある種の燃え尽き症候群のようになってしまって。その会社売却はそれなりの規模で、自身のキャリアにおいてもトレックレコードのような出来事やったから達成感もあるはずやのに「何かが足りない」と思ってて。

7,8ヶ月くらい悩み続けて、その間に実はGiobaiを辞めようかと思ったりもしたんやけど、考え抜いた結果辿り着いたのが会社を大きくすることやった。今まで一人で登れる山を見つけては全力かつ最短で登頂しようとしてきたけど、これからは今までよりも高い山にみんなで登りたいなと。

そのためには今までのやり方やとあかんから、メンバーが働きやすい環境を整えたり、ブランドを刷新したり、採用に力を入れたり、まずは組織をちゃんと作っていこうと決めて、第二創業期として位置付けたっていう感じ。

- 組織を大きくする上で採用は非常に重要だと思いますが、今のGiobaiに合う人ってどんな人ですか?

宮下:これは今めちゃめちゃ考えてて、正直まだ答えは出てない。実際採用してみて合わなかったなっていう人もおるし。自分たちがやっているD2Cの文脈であったり、運用型広告自体が2015年ごろにできた領域で、正直スキルの高い人も市場にたくさんいる訳じゃないので、スキルは不問でいいと思う。だからこそ仕事への向き合い方とか気質みたいな部分を面接でしっかり判断したい…という言い方しかできないかな。

- 岩尾さんから見てGiobaiに合わない人ってどんな人ですか?

岩尾:どうしても譲れない人というか、何かを指摘された時に素直に受け止めて改善に活かせない人はもったいないなと思います。

宮下:アンラーニングをする謙虚さは大事かもしれないね。

野心や志はぜひ持っていていいんやけど、私利私欲と混同している人は厳しい。極端な言い方やけど、会社=給与をくれるものと思ってる人というか。給与は成果への対価やから、会社に対して貢献をしてはじめて昇給したりボーナスとして還元されたりする。それを理解せずにテイカー気質になってしまった人も過去にいたかも。

やっぱり一定の努力ができるかどうかは大きいと思う。努力って絶対必要やって分かってても、実際世の中には努力できひん人の方が多いと思ってる。その中で努力が好きっていう人じゃないとうちには合わないかな。

あとは最低限の学力。算数ができるかどうかみたいな。物事を構造化して理解したり、抽象と具体を行き来することって、やっぱり地頭があるかどうかが重要なんかなと最近思い始めて。そこができるかどうかでコミュニケーションコストが大幅に変わってくるんやなっていうのは実感してる。

第二創業期のGiobaiを一緒に盛り上げてくれる人やからこそ、「この人じゃないとだめ」っていう人を見つけられたらいいな。

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