「できるかどうか、ではない。やるか、やらないか」。株式会社プラウドエタニティの代表・大竹和也がこれまでの人生でずっと大切にしてきた言葉です。カラオケ業界から32歳でIT業界へ。知識もPCスキルもないところから3年で独立した代表だからこそ、未経験者の不安も、その先にある可能性も知っています。
株式会社プラウドエタニティは、そうした挑戦者に寄り添い、エンジニアファーストを掲げて育成とキャリア支援に力を入れている会社です。その背景には、IT業界未経験からこの世界へ飛び込み、代表として会社を立ち上げた大竹社長自身の原体験があります。
プラウドエタニティが考えるエンジニアファーストのあり方と、これからIT業界へ挑戦する方へのメッセージを、大竹社長に伺いました。
【プロフィール】
大竹 和也 : 代表取締役社長。カラオケ業界で約8年間勤務した後、2019年にプラウドグループへ入社。営業職として実績を重ね、社内独立支援制度を活用して2022年7月に株式会社プラウドエタニティを設立。現在エンジニア18名、営業2名の20名の組織へと成長し、約50社のお客様との取引を通じてエンジニアのキャリアを支えています。
異業種からIT業界へ。一歩を踏み出した決断が人生を変えた
――まずは大竹社長のご経歴と、プラウドグループへ転職されたきっかけを教えてください。
20代前半から約8年間、カラオケ業界で働いていました。エリアリーダーとして複数店舗の運営や店長のマネジメント、アルバイトの採用・育成などを担当していましたが、32歳を迎える頃、結婚を機に働き方を見直そうと考えました。「このまま同じ働き方を続けて、10年後の自分はどうやっているんだろう」そんなことを考え始めました。」
そのときに出会ったのが、現職のプラウドグループです。入社の決め手は「独立支援制度」があったことでした。学生時代から漠然と「いつかは経営者になりたい」という思いがあったので、ここなら本気で挑戦できるかもしれないと感じました。
――IT業界はまったくの未経験だったそうですね。
そうなんです。ITの知識はもちろん、パソコンのスキルにも自信はありませんでした。ただ、やる前から可能性を閉ざすのは嫌だったんです。まずは飛び込んでみる。その一歩が、新しいキャリアを切り拓くきっかけになりました。
――そこから3年で独立を実現されました。
実は、入社したときから「3年以内に独立して社長になる」と周囲に言い続けていたんです。30代で未経験の業界に飛び込んだので、社内には年下の先輩もたくさんいました。
それでも、「誰よりも行動しよう」と決め、1年目はとにかくがむしゃらに行動しました。未経験のうちは質よりも量が大事だと思っていたので、まずは誰よりも動くことを意識していました。分からないことがあれば聞く。できることがあれば手を挙げる。失敗したら原因を考えて、次の行動を変える。
振り返ると、私の人生を変えたのは特別な才能ではありません。新しい環境に飛び込み、目の前のことに全力で向き合い続けたこと。それが今の自分につながっているのだと思います。
エンジニアファーストとは、エンジニアが長く活躍できる環境をつくること
――2022年に会社を設立されてから、現在までどのような思いで会社づくりを進めてきたのでしょうか。
設立当初は私一人でのスタートでした。だからこそ「どんな会社にしたいのか」を毎日考えていました。売上を作らなければいけない、採用もしなければいけない、組織を作らなければいけない。やらなければならないことは山ほどありました。
私が目指したのは、ただ会社を大きくすることではありません。エンジニアが安心して働き、努力がきちんと報われる会社をつくること。その思いだけは、設立当初から今まで一度も変わっていません。
――プラウドエタニティが掲げる「エンジニアファースト」とは、どのような考え方なのでしょうか。
「エンジニアファースト」という言葉は、IT業界ではよく使われる言葉だと思います。
でも私たちは、「本人の希望を何でも聞くこと=エンジニアファースト」ではないと思っています。私たちが考えるエンジニアファーストは、「その人が5年後、10年後もエンジニアとして必要とされ、自分でキャリアを選べる状態をつくること」です。
もちろん本人の希望は大切にします。ただ、本人が今やりたいことだけを見るのではなく、「この経験は3年後にどうつながるのか」
「次にどんな仕事ができるようになるのか」
「市場価値を高めるには何が必要なのか」というところまで一緒に考える。時には本人にとって耳の痛いことを伝えることもあります。それでも、長期的にその人のためになることを考える。私たちは、それが本当の意味でのエンジニアファーストだと思っています。
未経験で入社した方でも、自分に合った環境で経験を積み、着実に成長していける。努力した分だけ次の挑戦につながり、キャリアの選択肢が広がっていく。そんな環境をつくることを何より大切にしています。
その土台となっているのが、私たちの営業力です。現在は約50社のお客様とお取引があり、多くのパートナー企業とも連携しています。そのネットワークがあるからこそ、一人ひとりの経験や希望に合わせた案件を提案しやすく、成長の機会を広げることができるんです。
――その考え方は、教育にもつながっているのでしょうか。
そうですね。私は「営業力の根本にあるのは教育」だと思っています。
良い環境を用意することはできます。でも、その環境で信頼されるエンジニアに成長できなければ、本当の意味でエンジニアファーストとは言えません。
だから私たちは教育に力を入れています。教育は福利厚生ではなく、会社の価値そのものです。エンジニア一人ひとりの成長こそが、お客様から選ばれる理由であり、会社の未来をつくると考えています。
「教育は福利厚生ではなく、会社の価値そのもの」。未経験の不安を知る代表がつくる育成環境
――未経験の方への育成には、特に強いこだわりがありますよね。
はい。それは、私自身がまったくの未経験でこの業界へ飛び込んだからです。未経験で挑戦する人がどれだけ不安を抱えているのか、その気持ちはよく分かります。
私が一番避けたいのは、右も左も分からないまま現場へ送り出され、「あとは頑張ってね」と置き去りにされてしまうことです。新しい世界に飛び込むだけでも勇気がいるのに、その先で一人ぼっちになってしまったら、誰だって心が折れてしまいますよね。
だからプラウドエタニティでは、未経験の方が安心して挑戦できる環境づくりに力を注いでいます。
――その思いは、日々の育成にも表れているように感じます。
もちろん研修や教育制度もありますが、私たちが本当に大切にしているのは「現場で活躍できる人を育てること」です。
教科書どおりの知識を身につけるだけではなく、現場で必要とされる技術や考え方を学び、自信を持って仕事に臨める状態を目指しています。制度を整えること以上に、一人ひとりにしっかり向き合うことを大切にしています。
――大竹社長ご自身も、メンバーとの対話を大切にされていますよね。
そうですね。できるだけ一人ひとりと話をするようにしています。
話すのは技術のことだけではありません。「どんなエンジニアになりたいのか」 「今、どんなことに悩んでいるのか」 「将来どんな人生を歩みたいのか」。そんな話をしながら、一緒に将来を考えています。
社会人経験が少ないメンバーもいますから、仕事への向き合い方やビジネスマナーを伝えることもあります。「技術だけではなく、一人の社会人として成長してほしい」という思いで、日々サポートしています。
――そこまで一人ひとりに寄り添うのは、どんな思いからでしょうか?
私は、「頑張る人を絶対に見逃したくない」と思っているんです。手に職をつけて人生を変えたい。そんな思いで飛び込んできた人が、不安を抱えたまま諦めてしまうような会社にはしたくありません。
困ったときは一緒に考え、一緒に前へ進む。努力している人には、必ず手を差し伸べる。それが、未経験だった私自身が育ててもらったことへの恩返しでもありますし、これからもプラウドエタニティが大切にしていきたい文化だと思っています。
活躍する人に共通するのは、「まず一歩踏み出す力」
――これまで未経験から成長された方で、印象に残っている方はいらっしゃいますか。
設立当初に入社したメンバーですね。異業種・未経験からのスタートでしたが、地道に学び続け、お客様から信頼されるエンジニアへと成長し、今では上流工程を任されるまでになっています。「努力すれば、自分の可能性は広がる」ことを体現してくれている存在です。
――成長していく方には、どのような共通点がありますか。
実は、飛び抜けた技術力がある人ではありません。共通しているのは、素直に学び、自分から行動できることです。分からないことをそのままにせず、「教えてください」と素直に言える人ほど伸びていきます。
ITの仕事は一人で完結するものではなく、お客様やチームと協力しながら進めていく仕事です。だからこそ、コミュニケーションを大切にし、自ら一歩を踏み出せる人ほど成長が早いと感じています。
失敗を恐れて立ち止まるより、まずやってみる。そして改善を繰り返す。その積み重ねが、大きな成長につながっていくのだと思います。
――その先のキャリアについては、どのように考えていますか?
私は、会社が社員一人ひとりの可能性を決めつける存在であってはいけないと思っています。「こんな仕事に挑戦してみたい」「次はこんなキャリアを目指したい」。そんな声が挙がったときに、「やってみよう」と背中を押せる会社でありたいですね。
当社はベンチャーだからこそ、年齢や社歴に関係なくチャンスがあります。未経験で入社したメンバーが経験を積み、自分の意思で未来を選べるようになる。その姿を見ることが、私にとって何よりうれしいことなんです。
いま実際に、未経験で入社したメンバーが運用・保守から設計・構築へ、着実にステップアップしています。今後はさらに、PMOのような新しいキャリアにも挑戦できる環境を整え、ライフステージや目標に合わせて長く活躍できる会社を目指していきたいですね。
――最後に、未経験からIT業界へ挑戦したい方へメッセージをお願いします!
「やってみたい」と思ったなら、あまり考えすぎず、まずは一歩踏み出してみてほしいですね。私がずっと大切にしてきた言葉は、「できる・できないではなく、やるか・やらないか」です。未経験だから、知識がないからと悩んでいる時間は、本当にもったいないと思います。
もちろん、不安はあるでしょう。でも、最初から何でもできる人はいません。
最初からできる必要なんてありません。分からなければ学べばいい。
失敗したら改善すればいい。
一歩ずつ成長していけばいいんです。私たちは、ただ「未経験歓迎」と言って採用する会社ではありません。挑戦すると決めた人が成長できるように、一緒に考え、一緒に悩み、次のチャンスをつくっていく会社です。ただし、会社がすべてをやってくれるわけではありません。
最後に未来を変えるのは、自分自身の行動です。だからこそ、「今の自分を変えたい」 「IT業界で本気で成長したい」 「新しいことに挑戦したい」そんな気持ちを持っている方と一緒に働きたいと思っています。経験や今のスキルだけで自分の可能性を決めないでください。あなたが本気で「やる」と決めたなら、私たちも本気で向き合います。分からないことや悩むことがあっても、一つずつ経験を重ねながら成長していけばいいと思います。ぜひ勇気を持って、挑戦してみてください!