【foxcaleの開発カルチャー・デジタルフォレンジックチーム編】技術で「正義」の証明を。高度な専門性と透明性を両立するDFチームの裏側
こんにちは!株式会社foxcale採用担当です。 本日は、デジタルフォレンジックチーム(DFチーム)の宇佐美さんにインタビューをしてまいりました。
今回は、
- 「正義を証明する」デジタルフォレンジックの仕事の面白さ
- ハッカー視点と開発者視点を行き来する思考法
- チームで徹底している「透明性(Team Transparency)」とは
についてお話しして参ります。 「希少性の高い技術で社会に貢献したい方」や「透明性の高いフラットなチームで働きたい方」は、ぜひ最後までご覧ください。
毎回違う「謎」を解く面白さ
ー自己紹介をお願いします。
デジタルフォレンジックエンジニア(以下、DFエンジニア)として働いています。
業務内容は大きく分けて2つあります。一つは実際の「不正調査におけるデジタルフォレンジック業務」。もう一つは、その調査手法自体の効率化や精度向上を目指す「フォレンジック手法の改善・開発」です。
ーDFチームで働く面白さを教えてください。
案件やデータの種類によって、行う作業も、出てくる結果も毎回全く異なるところです。
決して、ずっと同じ作業を繰り返していればいいわけではありません。 状況に合わせてアプローチを変えなければならない。その点が非常に難しいところであり、同時に一番面白くもあると感じています。
ー不正を扱う領域で「真理を追究する仕事」についてどのように捉えていますか?
正直に言うと、不正調査は「事後対応」がほとんどなので、被害に遭った人をその場で直接守れている実感は少ないかもしれません。
しかし、私たちの調査結果が報告書として公表され、それが大きく報道されることで、社会全体の「不正に対する目」が厳しくなっているのを感じます。
私たちの仕事は確実に「フェアで明るい社会」へ近づく一歩になっており、将来的に社会や人を守ることに繋がっていると確信しています。
DFチームの雰囲気
ーDFチームで働く上で大事にされているスタンスを教えてください。
2つの異なる視点を持つことです。 一つは、データを保全・解析し、レビュアーが扱いやすいシステムへアップロードする一連の流れを作る「デベロッパー的な視点」。
そしてもう一つが、ある種の「ハッカー的な視点」です。 これは物事を分解して考える思考法のこと。「出力されたデータになぜ不備があるのか?」「どの時点で壊れたのか?」と遡って考えたり、顧客のIT環境全体を俯瞰して「重要なデータはどこに隠れていて、どうすれば取得できるか」を突き止めたりする。
この「構築」と「分解」の両方の視点を持つことを大切にしています。
ー新しいメンバーに伝えている心構えはありますか?
「メリハリと自己管理」ですね。 調査案件は波があり、すごく忙しい時期とそうでない時期の差が激しいのが特徴です。
案件が落ち着いている時はしっかり休養を取ることも仕事のうち。ですが、そこで気を抜きすぎず、次の繁忙期に備えて業務改善に取り組めるかどうかが重要です。
「今は休む時」「今は改善に投資する時」と、状況に合わせて自律的に動くことを大切にしています。
ーチームで信頼されている人の特徴を教えてください。
現在、CTO兼マネージャーを含めた5名の少数精鋭のチームですが、何より「透明性(Team Transparency)」を重視しています。 そのため、「情報を隠さず、積極的に共有する人」が信頼されますね。
悪い報告や悩みも含めて、一人で抱え込まないこと。「サイレントで勝手に作業を進める」のが一番のリスクです。報連相がしっかりできて、タスクや情報をオープンにできる人が活躍しています。
属人化を防ぎ、ナレッジをオープンに
ー現在のDFチームが抱えている課題はありますか?
最近、新しいメンバーが一気に増えてきたこともあり、既存メンバーとの間にどうしても知識や経験のギャップが生まれています。そのギャップをできるだけ早く埋めていく必要があると感じています。
特に、これまで明文化されていなかった知識や、特定の人だけが把握している属人化された情報は、私たちが積極的にオープンにしていかなければいけません。
そのため、日々の業務では、そのため、日々の業務ではいくつかのツールを使いながら、情報の透明性を高める取り組みを進めています。
たとえば、タスクはTrelloのカンバンで一元管理し、ナレッジや進行中のメモは Notion に整理して保存、やり取りはすべて Slack 上で公開するなど。こうした運用を徹底し、誰でも必要な情報にアクセスできる状態を作っています。
ーDFチームを今後どのように成長させていきたいですか?
今の「透明性が高く、フラットな雰囲気」を維持したまま拡大したいですね。 人が増えても情報の流れが滞らず、全員が自律的に動ける。そんな、規模が大きくなっても健全にワークする組織を目指しています。
今後の展望
ー今後foxcaleに期待することはありますか?
やはり「新プロダクト」への期待が大きいですね。 不正調査はどうしても「労働集約型」のビジネスになりがちです。人を増やせば売上は伸びますが、指数関数的な急成長は難しい。
だからこそ、私たちが現場で培ってきた「不正調査のデータやノウハウ」を新プロダクトに実装することで、会社として加速的な成長を実現したいと考えています。
現時点では直接開発に携わっているわけではありませんが、今後どのようにプロダクトに反映されていくのか、今からとても楽しみです。
最後に
ーfoxcaleで働く一番の魅力は?
社内外の本当に優秀な方々と一緒に働けることが大きな魅力です。
デジタルフォレンジックという希少価値の高い専門領域に挑戦しつつ、開発チームやAIチームからのサポートを受けながら、AIやクラウドといったより汎用的な技術についても知見を広げていけます。その意味で、エンジニアとして技術力を大きく高められる環境だと感じています。
また、不正調査の案件では弁護士や会計士の方々と一緒に仕事をする機会があります。
非常に高い能力を持った方々が、強い熱量を持って仕事に向き合っている姿に触れられるのは、本当に大きな刺激になりますね。
ーどのような方が活躍できると思いますか?
「ミスを恐れず、まずは触ってみる」という精神がある方です。 この仕事では、見たこともないツールや、直感的には理解しがたい概念に毎日のように遭遇します。そこで立ち止まらず、「とりあえずやってみよう」と手を動かせる柔軟性が大切です。
また、過去の成功体験に固執しないことも重要です。同じサービス、同じ手法でも、環境が違えば結果は全く異なるのがこの仕事。「前はこうだったから」という固定観念にとらわれず、目の前の事象に合わせて柔軟に発想できる方。
そして何より、技術力を高めるだけでなく、「その力で社会に良い影響を与えたい」と思える方と一緒に働きたいですね。
ー宇佐美さん、ありがとうございました!
【会社情報】
株式会社foxcale(https://foxcale.com/)
東京都千代田区神田神保町1-14-3 MT-O神保町 3階