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Mediiの事業モデルに感じた成長ポテンシャル。社会課題の解決を目指すベンチャーに必要なものとは

こんにちは。Medii広報です。今回は、Mediiの経営企画・財務責任者としてMediiの組織力を強化し支えながら、豊富な経験で、営業・アライアンス・組織基盤整備など多方面から事業を推進している冨田さんにインタビューをしました。

IPOを牽引した大手企業からスタートアップであるMediiにジョインした理由や、Mediiに感じた可能性についてお話しいただきました。

これまでの経歴を教えてください。

宮崎県の新富町という田園風景が広がる田舎で生まれ、少年時代を過ごしました。人間同士や自然との距離が近い環境で育ったので、おのずと人間社会のあり方や自然環境に対する関心が高くなったと思います。

東北大学で物理学を専攻しましたが、就職活動を行ったときに「自分の生きる時間の多くを捧げる仕事において何をなすべきか」という問いに直面しました。悩んだ末、「より良い社会や人間の生き方を実現する」ことに自身のモチベーションを見出し、当時もっとも課題意識の強かった環境分野に焦点を定め、大阪大学大学院に進学しました。

大学院では環境系の研究を行っていましたが、「みんなのためになる事だけど、誰がお金出すの?」という、社会課題に特有の問題にどう取り組むのかを考える日々でした。これを通じて「社会課題はビジネスを通じて経済合理的かつ自律的に解決されていくのが良い」という自身の哲学が醸成されたと思います。

そのため、2回目の就職活動ではビジネスと課題解決のプロ集団であるコンサルティングファームにフォーカスし、ご縁あってローランドベルガーに入社しました。

その後、2006年に「環境課題をビジネスを通じて解決する」ことに取り組んでいるレノバ(旧リサイクルワン)に出会いました。コンサルタントとして転職しましたが、数年後に経営企画室長になりIPOプロジェクトを主導しました。2017年に東証マザーズ(現東証グロース市場)に上場、翌年に東証一部(現東証プライム市場)への上場を実現し、上場後は、財務戦略、IR、予算統制、リスク管理を主管していました。

コンサルタント経験から経営企画として上場まで舵取りされてきたんですね。そんな冨田さんがなぜMediiを次のステージに選んだのでしょうか?

前職のレノバで十数年を過ごした頃、会社の成長と環境課題の解決に貢献してきたことの充実感の一方で、「より良い社会や人間の生き方を実現する」という初心に立ち戻り、より多くの社会課題に関わっていきたいとも思うようになりました。ちょうどその頃、知人にMediiと代表の山田さんのことをご紹介いただき、お話しをする機会を得ることができました。

山田さんとのお話を通じて、Mediiの目指す医療格差のない世界観に強く共感しました。私は故郷の母が闘病の末に亡くなる経験をしていますが、その時に感じたことに共鳴するものがありました。また、山田さんの事業にかける極めて強い想いと人を巻き込む力、それに惹かれて集った純度の高いメンバー、いずれにも高い共感を覚えました。

自身が希少疾患の患者でもあり医師でもある山田さんだからこそ実現できる事業モデルは、社会的意義はもとより、成長ポテンシャルという意味でも人をワクワクさせる力を持っています。本質的に患者のためになり、医師の役にも立つ。双方を心の底から理解している起業家の山田さんだからこそできる事業であり、他社にはなかなか真似のできないものだと思います。

これまでの自身の経験や、大先輩の起業家の方々から教わってきたことも踏まえると、社会課題を解決するベンチャーにおいては、事業に対する強い想いを持ったメンバーがどれだけ多くいて、目指す社会の実現に向けて、純度高く、一丸となって真摯に取り組めるかが勝負の分け目だと考えています。Mediiにはこれらが高いレベルで備わっているので、今後ぶつかるであろう大きな壁も乗り越えられる力があると確信しました。

他にもいくつかのスタートアップ企業を見ていましたが、やはり純度の高いMediiのミッション・人・文化・事業モデル、いずれも群を抜いてフィットを感じることができたので、Mediiに参画することを決めました。



ー実際にMediiに入ってみてどう感じましたか?

Mediiの会社名には「本質」という意味があります。社会課題の解決に当たっては、常に物事の本質を考え、サービスや事業に落とし込んでいくという姿勢の現れでもあります。私は学生時代に物理学を専攻していましたが、こちらも物事の本質を探る学問でしたので、Mediiの「本質」を突き詰めるという姿勢に通じていることもフィットしたのかもしれません。

これはMediiのバリューのひとつである「Talk & Next」という言葉にも現れていて、どんなことでも疑問や異論があれば、次に進むためにまずは前向きに話して行こうという姿勢です。思い込みや慣習、立場にとらわれず、本質に立ち返って考えるからこそできる「Talk」の行動であり、またお互いを尊重して話すからこそ「Next」が生まれているのだと思います。Mediiの素晴らしい文化を醸成している考え方だと感じています。

ー今後冨田さんがMediiで実現したいことを教えてください。

何より、会社のミッション実現を大前提としたうえで事業を大きく成長させることです。Mediiはまだまだ成長過程にあり、ものすごいスピード感で会社の形も変わっていくと確信しています。

その中で、営業・アライアンス・組織基盤整備、私のできる全てを注ぎ込んでいきたいと思い、日々取り組んでいます。「自分の役割はコレ」と決め切らずに、会社の成長に繋がると思うことはアメーバのようにどんどん手を伸ばして行きたいと思っています。

成長するに伴って多くの仲間が増えますし、組織のサイズや動き方も変わっていき、自身の役割も少しずつ変化しますが、それでもMediiのミッションとその根っこにある哲学、DNAのようなものを全員が持ち続けて「Mediiは成長してもMediiらしいね」と言われるような会社にしていきたいです。

本日はありがとうございました。

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