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2019年度新卒 エンジニア未経験の子持ち就活生がシステム技研に入社したわけ②

前回の記事では、自分は何の仕事がしたいのか、なぜその仕事がしたいのか、
自分は何のために働くのか、働くにあたって譲れないものは何か、

自分の就職活動の軸を定めたところまで書かせていただきました。

就職活動の軸(前回記事の振り返り)

何の仕事がしたいのか
・マーケティングの知識を生かせる仕事
・社会をよくするために、より良いものを生み出せる仕事
・人とかかわる仕事(お客様との関わりが近い仕事)
・息子が手を離れた後も、続けられる仕事(自分自身のキャリアを積める仕事)
なぜその仕事がしたいのか
・学生時代から参加してきた伝統工芸産業プロジェクトでの経験から
・0から物を作り出すことが好き(新しいものをつくりだす事が好き)
・相手がいることで、自分の仕事の意識やモチベーションも保たれると思ったから
 (常に「誰か」を思うことで仕事のやりがいを感じられる)
・子供を主軸に就職活動してしまうと、子供の手が離れた時に仕事に生きがいを
 感じられなくなる可能性があると思ったから
自分が企業に対して譲れないもの
・残業が少ない
・通勤がDoor To Doorで1時間以内
・転勤がない
・子育てに理解のある会社
何のために働くのか(働いたお金は何のために使うのか)
・将来、息子が成人したときにより過ごしやすい社会を作りたい
・子供の学資をためたい
・家を買いたい
・老後の資金を貯めたい


就職活動の軸を家族に共有する

就職活動の軸をまずは夫に共有しました。
すると夫は、「通勤時間や残業に関しては気にすることはないよ。
もし本当に働きたい会社に巡り合えて、その会社が遠いからという理由で諦めるのは勿体ない。
そんな問題は引っ越せば解決するし、家事と育児は2人で協力すればいいだけ。」
と言ってくれました。
そこで勤務先の場所を絞ることはやめ、都心部での企業も視野に入れ就職活動を行っていくことにしました。


この就職活動をきっかけに夫は、家事も育児もバリバリにこなせるスーパーパパへと進化しました。

業種を定める

インターンでは、様々な業界を見て来ましたが、業種はマーケティングITの2つに絞ることにしました。
夫がIT企業に勤めていたこともあり、仕事の話をよく聞いていたのですが、
マーケティングとシステム開発の工程がとても似ていると思いました。
またインターンに参加して、IT業界は「知識の豊富さを求められる」というよりかはITに活かせる「+α」の部分を見られているように感じました。
「IT×○○」というキャッチコピーをよく見かけ、
IT×教育、IT×農業、IT×医療など、IT業界はITとは全く違う分野を掛け算することで
より力を発揮できる業界がIT業界だと感じました。
卒業論文は「母親のためのSNS」に関する研究テーマのもと研究していたこともあり、
自分が今まで培ったマーケティングの経験や母親としての経験が、エンドユーザに響くモノづくりをお手伝いできるのではないかと就職活動を通して感じていました。

はじまった就職活動...!

履歴書には子供がいることもさらっと書き、
(子供がいるという理由で面接で落とされるのも時間がもったいないと思ったため)
大学での経験や、どんな価値観をもっているのか、どんな人間になっていきたいのか、
「母親としての自分」ではなく「24年生きてきた自分の人生」を見てもらうために
企業に提出する履歴書は、いつもぎゅうぎゅうパンパンに書いていました(笑)

書類選考で通過し、面接で子供の話をした途端、
「学生で子供がいる時点で計画性の無さがにじみ出ている」
「子供が小さいうちに働くなんて子供が可哀想だとは思わないんですか」
と面接で言われ、悔しくて途中で退席したこともありました(苦笑)
(だったら履歴書の時点で落としてくれよ…と)

面接日に子供が発熱してしまいスケジュールの変更をお願いしたところ、
お断りされた企業もありました。

そんなことがあっても、そこまで落ち込むこともなく(ヤケ酒する日もありましたが)
就活を続けられたのは、支えてくれる「家族の存在」と「軸」を持っていたからだと思います。

大手求人サイトや就職エージェントや新卒・マザーズハローワーク、大学内での求人をフル活用し、
合わせて80ほどの企業に応募し、うち内定をもらえたのは7つの企業でした。


次回で最終回になります...!

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