カジュアル面談って何?
「見張られているような感じで気が引ける」
「完璧に答える必要があるのか」
「ここで落とされるんじゃないか」
初めてだと尚更、そういう不安ってないですか?
レンチナス自身、こうしたカジュアル面談というのは初めて実施してまして我々自身も手探りなのが本当のところです・
でも、安心してください。
カジュアル面談は「選考」ではなく「お互いの前提をすり合わせる場」です。
だからこそ、あなたの「リアル」を聞きたい。完璧さや正解ではなく、あなたがどう考えて、何に向き合ってきたのか。それを知りたいんです。
字の如く、カジュアルにいろんな話をざっくばらんに話します。
カジュアル面談の全体像
時間:30~60分
流れは、大きく5つのパートに分かれて構成してます。
1. あなたのこれまでのキャリアと意思決定
2. 転職を考えた理由と違和感
3. 地方生活のリアル
4. 会社のリアル
5. あなたのやりたいこと・期待
少しそれっぽい言い方でいうと
一つ一つが「単なる情報収集」ではなく、あなたと私たちが「本当に一緒にやれるか」を確認する時間です。
それぞれの段階で、何が起きるのか
1. あなたのこれまでのキャリアと意思決定
ここで聞くのは、単なる経歴ではなく、「なぜその選択をしたのか」「どんな基準で動いてきたのか」です。
例えば、前職を辞めた理由、転職先を選んだ基準、その間の葛藤とか、そういう背景を知りたい。
ここで見えてくるのは、「環境のせいにしてきた人」かどうか。
「会社が悪かった」「上司が悪かった」と話す人もいれば、「自分はこう考えて、こう動いた」と主体的に話す人もいます。その差が、地方での0→1環境では大きく出ると思っています。
2. 転職を考えた理由と違和感
ここは表面的な理由ではなく、深掘りします。
「給料が低い」「休みが少ない」という表面的な話ではなく、
・何に違和感を持ったのか
・何を変えたいのか
・なぜレンチナスなのか
をじっくり聞きます。
ここで見えるのは、「逃げの転職」か「意思ある転職」かです。
逃げの転職は、別の環境でも同じ課題にぶつかります。でも意思ある転職なら、地方という新しい環境でも、その想いを軸に動ける。
3. 地方生活のリアル
ここはあえて「厳しめ」に伝えます。
・車必須(公共交通がほぼない)
・雪(冬の移動、除雪の大変さ)
・人間関係の距離感が近い(いい面もあるが、プライベートとの線引きが曖昧)
・娯楽が少ない(都市部のような選択肢がない)
こういう現実を聞いて、あなたのリアクションを見ます。
例えば、雪の話をした瞬間にトーンが落ちる。車必須の話で言葉が詰まる。そういった違和感が見える場合、それは「理想で来ているサイン」かもしれません。
もし「それでもやりたい」という確信が見えたら、それは本気度の証と思っています。
4. 会社のリアル
いい面だけではなく、正直に「今こうなってます」と伝えます。
・現場はまだまだ手探り(システムが完全には整っていない)
・0→1フェーズだから、指示待ちではなく自分で考えて動く必要がある
・会社のビジョンはあるが、それを実現する道筋はこれから作る
こういう話をしたときに、どう反応するかで、その人の適性が見えます。
例えば「自分で考えて動く必要がある」と伝えたときに、曖昧な返答になったり、指示前提の受け答えになる人。そういう人は、この環境では苦しくなる可能性が高い。
5. あなたのやりたいこと・期待
最後に、あなたが「この環境で何を実現したいのか」を聞きます。
ここで重要なのは、「理想ではなく、その環境で本当にやれるか」という落とし込みです。
例えば「年収を早く上げたい」「安定した働き方がしたい」という期待があったら、正直に「0→1フェーズでは短期的な安定は難しい」と伝えます。
そこで「それでもいい」と思えるか、「ちょっと違うかな」と思うか。その判断を、ここでしてほしい。
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「本音」が一番出る質問
カジュアル面談の中で、一番効く質問がこれかなと思っていて
"うまくいかなかった場合、どうしますか?"
この質問に対して、応募者は大きく2パターンに分かれるだろうと過去の経験則からは思います。
①「最悪、辞めます」と即答する人
②「まずこう動いて、その次にこう考えて…」と考える人
この差は、「覚悟」と「思考の深さ」の差。
②のタイプが、地方×0→1という環境では強い。
理由は、うまくいかないことが必ず起きるから。
そのときに「考え続ける力」があるか、それが重要なことと私たちは思っています。
私たちが見ている「違和感」とは
カジュアル面談では、あなたの回答の「内容」以上に、「リアクション」を見ています。
具体的には、
①現実の話をしたときに温度が下がる
雪の話をした瞬間にトーンが落ちる。車必須の話で言葉が詰まる。
これは「理想で来ているサイン」です。その場では「大丈夫です」と言っても、後から「こんなはずじゃなかった」になるケースが多い。だからここで気づけることは、本当は誰のためにもなる。
②人間関係の話で引いている
地域の付き合いの話をしたときに「そこまで関わるんですか?」という反応。人間関係の距離感に対してネガティブなニュアンスが出る。
これは後からストレスになる可能性が高く、都市部とは違う人間関係の濃さは、避けられない。
それに対して抵抗感がある場合、早期に気づくことが大事です。
③責任の話をしたときの反応
「自分で考えて動く必要がある」と伝えたときに曖昧な返答になる。
指示前提の受け答えになる。
これは「指示待ちタイプの可能性」を示唆しています。0→1環境では、誰も答えを持っていない。自分で考えて動ける人と、そうでない人の差は、本当に大きい。
④質問の質が浅い
条件面だけを聞く。給料、休み、福利厚生。仕事内容の本質に踏み込まない。
これは「本気度が低い」か「イメージできていない」かのどちらかです。本気で挑戦する人は、自然と「どんな風に仕事するんですか?」「失敗はどう対応しますか?」という質問が出てくる。
「違和感」が出たら、どうなるのか
こういった違和感が出た場合、私たちは2つの対応をします。
①その場で深掘りする
②「今回は合わないかもしれません」と正直にお伝えする
大事なのは、これは「評価」ではなく「相互判断」だということ。
「あなたが優秀じゃない」から選ばないのではなく、「この環境と合わない可能性が高い」から選ばないんです。その人は別の環境では活躍するかもしれない。でも、ここではうまくいかない可能性が高い。それなら早期に気づく方が、誰のためにもなる。
最後に
カジュアル面談は、「あなたを評価する場」ではなく「お互いが本当に合うかを確認する場」です。
だからこそ、完璧である必要はない。むしろ「こんなことで不安です」「このリアルはちょっと…」という正直な反応の方が、私たちは判断しやすいし皆さんも判断しやすいと思うんです。
転職ってものすごくエネルギーを使うし、ある意味恋愛みたいなものでもあると思うので。
地方移住、農業、0→1。確かに不安なことばかり。でも、その不安を隠さずに、一緒に向き合える人なら、絶対にうまくいく。
カジュアル面談は、そういう「相棒」を探すための時間です。