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すべてのストーリー

菌床を買わない。自分たちで作る。その判断が、次の事業の土台へ

椎茸農家の多くは、菌床を外部から仕入れています。菌床メーカーから買って、それに菌を植えて育てる。合理的な選択です。レンチナスは、そこを自分たちでやっていて秋田県の中でも大変稀な会社です。なぜわざわざ手間のかかる方を選んでいるのか。そしてそれが、なぜ次の事業につながるのか。今日はその話をさせていただきつつ一緒に働いてくれる仲間を探したいなと思います。菌床って、何でできているか知っていますか。菌床の主な原料は、おがくずと米ぬかです。そこに栄養となる補助材を加えて固め、高温殺菌した後に椎茸の種菌を植え付けます。この配合が、椎茸の味や品質に直結するんですね。おがくずの種類、米ぬかの比率、補助材の...

椎茸の本当の価値はまだ誰も使いきれていない。

急ですが、私たちの「レンチナス」という会社名、少し変わってると思いませんか。実はこの名前、椎茸の学名「レンティヌス・エドデス(Lentinus edodes)」から来ています。そしてもう一つ、椎茸由来の免疫成分「レンチナン(Lentinan)」も名前にかかっています。単なる語感の話ではなくて、私たちが何を作っているのかという意思表明でもあり、今回は椎茸と免疫の話を少し深く説明させてください。レンチナンって、何ですか。レンチナンは、椎茸に含まれるβ-グルカンという多糖類の一種。1968年、国立がんセンター研究所の研究チームがシイタケからの抽出・精製に成功し、その後の研究で免疫機能を高める作...

農家が「頑張っても儲からない」のは、"構造"に問題があった

農家が「頑張っても儲からない」のは、気合いの問題じゃない。 農業って、なぜ儲からないんだろう、と思ったことはありませんか。手間をかけて、時間をかけて、いいものを作っても、農家の手元に残るお金が少ない。その理由は、農家が怠けているからでも、努力が足りないからでもありません。構造の問題です。その上で私たちがなぜ直販やECにこだわっているのか。今日はそんなそんな話をさせてください。農産物が消費者に届くまで、何回手が変わるか。よくある商売構図とは違って、一般的な農産物の流通経路はだいたいこんな流れです。農家 → JA(農協)→ 市場(卸売市場)→ 仲卸 → 小売(スーパー等)→ 消費者一つの農産...

「おいしい」には、理由がある。データが証明した、レンチナスの椎茸が美味しいワケ。

「美味しいですね」と言ってもらえることはただただ嬉しい。でも、正直なところそれだけでは少し心もとなかった。感覚的な評価は、感覚でしか返せない。「ありがとうございます」で終わってしまうもの。だから私たちは、外部の専門機関に椎茸を持ち込んで、客観的なデータを取ることにしました。「おいしい」を、数字で語れるようにしたかったんです。 「旨味」は、計れる。そもそも「旨味」って、何なんでしょう。甘い・辛い・酸っぱいは感覚でわかる気がするけど、旨味だけはなんとなく曖昧な気がしませんか。実は旨味は、グルタミン酸やイノシン酸などのアミノ酸・核酸成分が生み出す、れっきとした味覚の一つです。昆布や鰹節のだしに...

「ここ以外に住む理由が見つからない」移住10年超の2人が語る、八峰町の本音。

移住を考えるとき、たいてい不安の方が先に来るもの。仕事はあるのか。馴染めるのか。そもそも田舎ってどんな感じなんだろう、って。ネットで調べると、きれいな景色の写真と「自然が豊か」という言葉ばかりが並ぶ。でも、実際に住んでみるまで分からないことの方が多いはずです。だから今回は、うちのスタッフに本音で話してもらいました。東京から来て12年以上住み続けているレンチナスの「椎茸博士」と、秋田市出身の高木常務。どちらも、よそから来た人間です。3年以上同じ場所に住んだことがなかった人が、10年以上いる理由。博士は、東京出身です。もともと仕事も住む場所もコロコロ変えるタイプで、同じ場所に3年以上いたこと...

移住して後悔・辞めてった人はいますか?

移住して後悔した人はいますか?これ、一番聞きにくい質問だと思います。でも、本当に移住を考えている人ほど知りたいことのはずです。私たちも「後悔した人の話を隠したまま来てもらっても意味がない」と思っているので、正直に答えます。去った人は、います。残念ではありますが、レンチナスに入社して途中で離れていった人はいます。理由はさまざまで、仕事が合わなかった人もいれば、生活環境が想定と違った人もおり十人十色。「地方で農業に関わる仕事」というイメージだけで飛び込んで、現場のリアルとのギャップに気づいた人もいるでしょう。それは会社側としても「採用のミスマッチがあった」と受け止めています。だからこそ今は、...

秋田県八峰町の冬の雪、本当にどのくらい大変ですか?

「秋田って、冬が怖い。」移住を検討している人や雪の降る地域に居住を検討している方からこれをよく言われます。毎回答えは一緒になるのですが、怖くはないですが、覚悟は必要です。「なんとかなる」と舐めてかかると、最初の冬にしんどくなります。もう一つ、これは生まれの問題ではありますが私たち雪国出身者は雪をそこまで特別に考えていないというか、生まれてから今日まで当たり前にあったもので、身近なもの過ぎて特別視をしていないというか…。生活の一部なので当たり前のように過ごしているのが本音です。当たり前のように冬タイヤを穿かしたり、当たり前のように除雪をします。強いていうなら、「明日雪やばいぞ!少し早く家を...

地方の買い物事情、ホントの所ってどうなんですか?

近くにスーパーやコンビニはありますか?流石に舐めないでください。ちゃんとあります。笑とはいえ、地方移住を考えるとき、「買い物どうするんだろう」という疑問は当然出てきますよね。とはいえ、都市部と同じ利便性は当然ですがありません。ただ「不便すぎて生活できない」かというと、そういうわけでもない。慣れ方の問題というか、生活スタイルを少し変えれば普通に生活できます。都会に無くて田舎にある。その逆も然りではありますが、今はインターネットで買い物ができるのでその差は縮まりつつあると思います。八峰町内の買い物事情。八峰町内にももちろんスーパーがあります。日常の食材や生活用品の基本的なものはそこで揃います...

私には3歳の子供がいます。子どもがいても移住はできますか?

「家族がいるのに、地方移住はさすがに無理かな……」そう思って応募をためらっている方に向けて書かせてください。結論、もちろん子どもがいても移住できます。むしろ子育て環境という意味では、都市部より良い部分が多い。ただ正直に言うと、都会に比べて難易度が上がる部分もありますので両方お伝えさせてください。八峰町の子育て支援について。八峰町は子育て支援に力を入れている町です。子どもの医療費は負担が少ない環境が整っており、保育料についても国の制度に加えて町独自の支援があります。例えば、「赤ちゃん誕生祝い金」と言うものもあり、第1子10万円、第2子30万円、第3子以降50万円といった制度もございます。(...

田舎への移住に車は必要ですか?免許がない人はどうなりますか?

「地方移住を考えているけど、車の免許を持っていない。」これは結構よく聞かれる質問です。先に答えを言うと、車は必須です。免許がない場合は、取得が前提になります。「免許がないまま八峰町で生活できるか」というと、正直かなり厳しいです。なぜ車が必要か。八峰町は、徒歩や自転車で生活が完結する町ではありません。最寄りのJR駅(五能線・あきた白神駅)はありますが、電車の本数は多くない。バスも走っていますが、都市部のように「バスで何でも行ける」という環境ではないです。買い物、通勤、休日の外出、すべてにおいて車が前提の生活になります。5分に1本スパンの都内の公共交通機関に比べると田舎は数時間に1本が当たり...

移住するとき、会社はどこまでサポートしてくれますか?

移住を伴うお仕事への応募を考えるとき、こういう疑問が浮かぶ人は多いと思います。「移住ってお金かかるし、会社がどこまで面倒見てくれるのかわからない。サポートが薄かったら怖いな。」今回の記事では事実ベースでのレンチナスのサポート内容や役場事情についての記事を複数回に分けてお届けします。大企業などと比べると手厚いとは言えない部分もありますが、あるものはちゃんとあります。引越し費用の補助は、ありますが少ないです。最初にはっきり伝えておきます。引越し費用の補助は、現状1万円程度です。「それだけ?」と思う人もいると思います。大企業なんかに比べると少ないです。首都圏から秋田に引っ越すとなれば、業者を使...

農家の「当たり前」に、とんでもない価値が眠っている。

食べられるのに、捨てられていた。初めて栽培ハウスの中に入ったとき、床を見て少し止まりました。棚いっぱいに育った椎茸の足元に、小さな芽が散らばっていました。作業中のスタッフが、摘み取った芽を次々と地面に落としていく。誰も気にしていない。それが当たり前の光景でした。「これ、食べられるんですか?」聞いてみると、「食べられるものもあるけど、作業の都合上捨ててる」という答えが返ってきました。芽かき作業とは何か。椎茸の栽培では、菌床から複数の芽が同時に出てきます。そのまま全部育てると、栄養が分散してひとつひとつが小さくなってしまう。だから育てる芽を選んで、余分な芽を間引く。それが「芽かき」という作業...

消費者は決して知らない椎茸農家の隠したい◯◯事情。

椎茸農家のハウス内には虫が大量に飛んでいるところが意外にも多い。いきなりこんなことを書いてしまうと、せっかくの採用媒体なのに人が離脱してしまうかもしれませんが安心して聞いてください。結論。レンチナスはびっくりするくらいにハウス内に虫が飛んでいません。(大自然の中に位置しているので外には普通にいますが)こんなことを言うと怒られてしまうかもしれませんが、ハウスに足を踏み入れた瞬間、口を半開きにしていられないくらい虫が飛んでいる。顔に当たる。鼻に入りそうになる。そういう現場が、実際に存在します。レンチナスしか知らない社員が他の椎茸農家の視察に行くと「虫すごいですね」と言うのは、もはやあるあるで...

副業人材でも、農業法人の主軸になれることを証明した話。

みらいワークスという会社をご存知でしょうか。登録人材94,000名・取引企業8,800社を抱える、東証グロース上場のプロフェッショナル人材プラットフォームです。毎年「外部・副業人材を戦略的に活用し、課題解決や新規事業を推進した団体」に企業・団体賞を授与しています。2025年の受賞企業はソフトバンク様、第一三共様など7団体。その中にレンチナス奥羽伊勢株式会社が選ばれました。秋田の椎茸農家が、大企業と同じ賞に並んだ。正直、自分でも驚きました。でもこれは、この1年半で積み上げてきたことへの評価だと思っています。私自身が、副業人材だった。この記事を書いている私は、採用担当でもあります。でも最初か...

「第32回東北ニュービジネス大賞」の東北アントレプレナー大賞 受賞

秋田の椎茸農家が、東北の起業家賞をもらった日。2026年1月28日、仙台のホテルメトロポリタンで行われた表彰式に、代表の伊勢が出席しました。「第32回東北ニュービジネス大賞」の東北アントレプレナー大賞。32年続く歴史ある賞で、東北大名誉教授・日本政策投資銀行・東北経済産業局などそうそうたる審査委員が選ぶ、東北の起業家・新規事業を表彰する場です。約170名が参加した会場で、レンチナス奥羽伊勢株式会社の名前が呼ばれました。受賞理由に書かれていたこと。受賞理由として評価委員会が挙げたのは、いくつかの事実でした。・事業規模の4倍拡大・新規採用27名による地域雇用の創出・帝国ホテルECへの採用ブラ...

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