こんにちは。コンセンサス・ベイス株式会社の採用担当です。
今回は、当社がどのような考え方でブロックチェーン技術を扱い、どのように技術選定を行っているのか。そして、これから一緒に働く方にどのような成長機会をご提供できるのかについて、あらためてお伝えしたいと思います。
■ 技術選定における基本姿勢
コンセンサス・ベイスでは、創業当初から「特定チェーンに依存しない」という考え方を大切にしています。ブロックチェーンは、Bitcoin、Ethereum、Solana、Polygon、BNB Chain、Hyperledger Fabric、Cordaなど多様な技術が存在しており、それぞれに異なる特徴があります。
重要なのは「クライアント企業が解決したい課題に最適かどうか」です。
性能、コスト、ガバナンス、運用体制、セキュリティ、拡張性などを総合的に判断し、最も適した技術基盤を選定します。国内でも複数チェーンを扱い、目的に合わせて選定できる企業は限られており、この点は当社の強みと言えます。
■ 多様な技術スタック
当社はこれまで100件以上のブロックチェーン開発・コンサルティングを行ってきました。扱う技術領域は幅広く、以下のようなチェーンを活用しています。
- Ethereum(スマートコントラクト開発、トークン設計、DApp)
- Solana(高速処理向けユースケース)
- Polygon・BNB Chain(EVM系チェーン)
- Hyperledger Fabric(企業・業務用ブロックチェーン)
- Corda(金融・証券分野)
ユースケースによって必要な特性は異なるため、パブリックチェーン、エンタープライズチェーンの枠を超えて最適な技術を選べる点が、技術者にとっても大きな学習機会になります。
■ 技術選定における哲学
当社が技術を選ぶ際に重視しているのは以下のポイントです。
- 目的適合性
- ユースケースに対して最も適したチェーンを選びます。「流行っているから」という理由で採用することはありません。
- 運用・保守性
- 鍵管理、ノード運用、アップグレード、監査対応など、長期運用に耐えられるかどうかを重要視します。
- 拡張性と相互運用性
- 将来的なスケール、他チェーンや外部システムとの連携まで見据えて設計します。
- 透明性と信頼性
- 企業や行政機関が安心して利用できるよう、技術判断の根拠やリスクを明確にします。
ブロックチェーンを「作って終わり」にするのではなく、社会で継続的に利用されるインフラへと育てていくことを前提とした選定方針です。
■ 技術者にとっての魅力
コンセンサス・ベイスでは、技術者が以下のような大きな価値を得ることができます。
- 最先端の技術に触れられる
- パブリックとエンタープライズの両方を扱うことで、Web3の広い技術領域を経験できます。
- 技術選定にも関わることができる
- 実装だけでなく「どのチェーンを選ぶか」の議論から参加できます。
- 社会的インパクトの大きいプロジェクトに参画できる
- 大企業、行政機関、金融領域など、社会基盤に関わるプロジェクトに携われます。
- Web2からWeb3へのキャリアアップが可能
- Javaやバックエンド経験者が、スマートコントラクト、暗号技術、DID、ステーブルコインといった新領域にステップアップできます。
当社は、技術そのものよりも「技術を社会に実装する力」を重視しており、エンジニアとして成長できる環境を用意しています。
■ 最後に
コンセンサス・ベイスは、ブロックチェーンが社会の当たり前になる未来を目指しています。そのためには、技術選定の深い理解、誠実な実装、そして長期的な視点が欠かせません。
技術を通じて社会にインパクトを与えたい方、Web3領域で確かなキャリアを築きたい方には最適な環境です。私たちと一緒に、日本のブロックチェーン産業を支える未来をつくっていきませんか。
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