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だらだら話す時間は必要ないのか? − 私たちは「計画しないこと」に恐怖心すら持っているのかもしれない

こんにちは!コパイロツト情報発信です。

レヴィ=ストロースの哲学からプロジェクトマネジメントを問い直す、コパイロツト・米山の連載「<野生>のプロジェクトマネジメント」第2回が9月28日に公開されました。テーマは「ブリコラージュ」です。

「ブリコラージュ」は、フランス語で「器用仕事」を意味するもので、「ありあわせの手段・道具でやりくりする」という考えで、ブリコラージュの動詞である「ブリコレ(bricoler)」は非本来的な「偶発運動」を意味します。これが現代のプロジェクトにおいてどのような意味を持つのか、そして、プロジェクトに関わる私たちはそこから何を学ぶことができるかを考えています。

ブログの中で米山は、プロジェクトにおける「偶発性」についてこう綴っています。

毎回のミーティングは事前にアジェンダが定義・設計され、ミーティングでは基本的にはそのアジェンダどおりに進んでいく。必要なことを限られた時間の中で進めていくという意味では重要であり、この利点は理解しながらも、「たとえば、クライアントとのミーティングはともかく、社内ミーティングまですべてそうある必要があるのか?」「もっと、だらだら話してはいけないのか?だらだら話す時間は必要ないのか?」と思うこともかなりあります。

実際、この記事自体が、弊社メンバーとのだらだらとした対話の中から生まれていますが、そのような時間の使い方をして良いのだろうかという気持ちもゼロではありません。このように考えると、我々は「計画しないこと」に慣れていないし、もっと言えば、恐怖心すら持っているかもしれません。

偶発性に身を委ねながらブリコラージュすることの意味、ブリコラージュする道具などについて考察を重ねています。この連載、今回も読み応えずっしりで、さまざまな方面から人気があるのも納得です。



そんな人気連載の最新記事のほか、9月のコパイロツトの活動報告では、8月23日開催された『プロダクト筋トレ』の登壇動画を公開しています。

これは、反響の大きかった「会議をAPI化する」お話です。

ブログ上で動画を視聴できますので、ぜひご覧ください〜👀

そして何を書こうか毎回悩む小ネタ...今月は社内のSlackにある「ぼやき、つぶやき、反応してもしなくてもいい雑談チャンネル」から、秋感あふれる投稿を選りすぐってご紹介しています。

9月のコパイロツトの活動まとめ、こちらからぜひご覧ください👇

2023年9月のコパイロツト:会議をAPI化する、ブリコラージュ、秋感ぼやき群 - COPILOT KNOWLEDGE
プロジェクト推進支援実績、Wantedly記事、メンバー登壇のイベント、外部メディアでの紹介記事など、コパイロツトの情報をまとめてご紹介します。
https://blog.copilot.jp/entry/copilot-log-20231010


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