「ビジネスのさまざまな可能性を切り拓く、『ビジネスタレント』という働き方」――カウンティア株式会社メンバーインタビュー③ COO/ビジネスタレント・田原彩香さん

2015年に創業したカウンティア株式会社は、フィンテック事業やブロックチェーンの研究開発を行う、いま注目のベンチャー企業です。今回、メンバーインタビューに登場するのは、「COO(最高執行責任者)」と「ビジネスタレント」という2つの働き方を融合させて、同社の「顔」として活躍する田原彩香さん。芸能事務所に所属するかたわら、フィンテックの世界に飛び込んだ彼女の思いとは。

田原 彩香(たはら あやか):1989年、神奈川県生まれ。中央大学文学部2年生のときに「みんなが出るテレビ」(テレビ神奈川)の女子大生レポーターに採用されたのをきっかけに、ラジオ番組のコーナー、情報番組のキャスター、イベント司会など、多数の番組で活躍。大学卒業後の2011年に㈱マイナビに入社し、営業や広報などを担当する。2015年に退職後、芸能事務所「フリップアップ」に所属。2017年、カウンティア入社。

タレント活動の経験を活かして、大手人材広告会社で働く

――まずは芸能活動をすることになったきっかけを教えてください。

高校生の頃から、漠然と「マスコミ関係の仕事につきたい」と思うようになりました。それで高3の終わりに、㈱ウェザーニューズの「キャスターオーディション」に応募してみたのですが、残念ながら最終選考で不採用に……。すごく悔しくて、マスコミの仕事への憧れがますます強くなりましたね。

その後、大学2年生のときに「みんなが出るテレビ」(テレビ神奈川)という情報番組のオーディンションを受けて、学生レポーターとして採用されました。新しい世界に飛び込めたことに、とってもワクワクしましたね(笑)。それがきっかけでフリーアナウンサーの事務所に所属できることになり、ラジオやテレビのレポーターの仕事もいくつか担当させてもらって。さまざまな経験を通じて、人間的にも成長することができたと思います。

――学業とタレント活動の両立は大変そうですね。

ええ、大変ではあったんですけど、とにかく充実していたので苦には感じませんでした。3年生になると就職活動の準備もはじめたのですが、一方でアナウンススクールに通ったり、表現力を磨くためにお芝居のワークショップに参加したり、舞台に挑戦してみたり……。「やりたいと思ったことは、なんでもやってやろう!」という気持ちで、タレント活動にも積極的にチャレンジしました。

学生時代に一緒にタレント活動をしてきた人の多くは、就職せずにそのままタレントへの道へ進む選択をしたのですが、やはり芸能界は厳しい世界です。タレントとして成功するというのは、まるで宝くじに当たるようなもの。一生懸命努力しても、成功できるか否かは運に大きく左右されてしまいます。そのうえ、才能豊かな人もひしめいている。このような考えもあり、タレント一本で生きていくのではなく、ひとまず就職する道を選びました。

就職先は、学生の就職支援ビジネスなどを行う、大手人材広告企業のマイナビに決めました。入社後に配属されたのは営業部で、そこで2年間働きました。大変なこともありましたが、営業の仕事を通じて「お金」の流れや「モノ」の売り方など、ビジネスの基本を学ぶことができたのはよかったですね。その後、大学で「就職ガイダンス」などのセミナーを企画・運営する部署に異動となり、2年勤めたあと退職しました。

「ビジネス×タレント」。まったく新しい領域で活動をスタート

――なぜ、マイナビを退職したのでしょうか?

社会人として約4年働き、経験を積むことで自信もついてきたので、もう一度タレント活動にチャレンジしてみようと思ったからです。

マイナビでの仕事は楽しくて、やりがいも大きかったのですが、数年過ごすうちに、「もっと自分の個性を活かして自由に働きたい」と思うようになりました。組織に縛られずに、自分らしい働き方、生き方ができる職業は何なのかを考えたときに、思い浮かんだのは学生時代に経験したレポ―ターやキャスターの仕事でした。それで、「一度しかない人生なんだから、思い切ってチャレンジしよう!」と、会社員を辞めてタレント事務所に所属することを決意しました。

タレント活動再開後、舞台やドラマなど、さまざまな仕事をするなかで出会ったのが、学べる生放送コミュニケーションサービス『Schoo』のアナウンサーの仕事です。ビジネスやITをテーマに経営者や大学教授など、さまざまな先生をお招きして授業をしてもらうのですが、ベンチャー企業の経営者は生き生きしている方が多く、一緒にお仕事をしているとすごくパワーをもらえるんですよね。ひとつの目標に向かって突き進むベンチャー企業というものに、興味を抱くようになりました。

――その番組を通じて、カウンティアにも出会ったのですか?

いえ、実はマイナビを辞めたあと、人材関連の新規事業を興さないかと知人から声をかけられて参画しました。そのとき集まったのが、現在のカウンティアの中心メンバーです。結局、そのプロジェクトは頓挫してしまったのですが、そのメンバーが集まってカウンティアの事業を興したことがきっかけで、2017年に入社しました。

ちょうど自分の強みを活かし、「ビジネス×タレント」の領域で活動したいと思い始めていたときのことです。カウンティアも会社として賛同してくれたので、広報活動を中心に事業に携わりながら、ビジネス関連のイベントやテレビ番組の司会進行などを専門に行う「ビジネスタレント」として本格的に活動していくことを決意しました。ですから、今は舞台やドラマなどのお仕事とは、いったん距離を置かせてもらっています。

――カウンティアではどんな業務をしていますか?

会社の表に立って働く、いわゆる「フロント業務」です。タレントとしての経験を活かした広報活動や、マイナビ時代に経験した営業活動を中心に、自社開催のイベント運営、人事採用、秘書業務……など、なんでもやっています。まだ小さい会社なので、一人が何役もこなさないといけません。忙しいですけど、でも、それが楽しいんですよ(笑)。

大企業で働いていると、ときに「やらされている感」を抱いてしまいますが、カウンティアでは、自然と「当事者意識」が芽生えてきます。自分の強みを活かして、どうやって問題を解決するかを考えていく。失敗したら、やりなおせばいい。そんなベンチャー企業らしい社風が、とくに色濃く漂う会社だと思います。

「フィンテックといえばカウンティア」と言われる会社に成長させたい

――フィンテックの魅力はどこにあると思いますか?

「金融」を身近なモノにしてくれる可能性を秘めている点です。

実は、マイナビを退職したあと、タレント活動と平行してフィナンシャル・プランナーの事務所でも働いていたのですが、そこで香港に出張する機会がありました。そのとき感じたのは、現地の方の金融への関心の高さです。一般の方でも、資産運用についてよく勉強していると感じました。

対して日本人は、金融への意識がそれほど高くはありません。今後、日本は少子高齢化が進むなかで、年金や保険など、これまで同じように国から手厚い保障が受けられるとは限りませんから、資産運用について自分の頭で考えないといけない時代が来ています。

そのような流れの中で、金融をもっと身近なモノにするための新規事業をカウンティアでは生み出していく予定です。

――では、最後に今後の目標をお聞かせください。

まず「ビジネスタレント」として、同じような働き方をする仲間を増やしていくのが目標です。8月には「ビジネスタレント協会」(https://www.biztalent.jp/)を立ち上げて、事務局長に就任しました。

いまのメンバーは、私のほか、IPO(新規株式公開)したばかりの経営者を中心にのべ5000人以上にインタビューしたアナウンサーと、コミュニケーションとヘルスケアについて幅広い知識をもつアナウンサーの3名が所属しています。活動に興味のある方はぜひご連絡ください。

そして「COO」としての目標は、「フィンテックといえばカウンティア」と言われる会社に成長させることです。そのためには、何より「人材」確保が急務。私は、経験したことのない業務でも、楽しみながら取り組める人と一緒に働いていきたい。「トライアル&エラー」の精神で、スピード感をもって未知の領域に踏み込んでいける人に、ぜひ入社していただきたいですね。

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