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コロナ禍の今、ライセンス事業の海外展開について担当者に話を聞いてみた

当社のライセンス事業は日本のみならず世界に向けても展開をしています。イベントにおいては2014年から毎年世界各地で「初音ミク」の世界ツアーシリーズ「HATSUNE MIKU EXPO」を実施しています。
過去5年間で欧米・アジア27都市、計63公演、のべ19万人以上を動員。コロナ禍で海外公演が難しくなった2021年は、オンラインコンサートを札幌から全世界向けに無料配信することに挑戦しました。

今回はコロナ禍での海外展開について日々試行錯誤を重ねる海外マーケティングの担当者に話を聞いてみました!

前回のインタビュー記事はこちら

ーコロナ禍ではどんな影響があり、どんなことが大変ですか?

コロナ禍では例年通り海外に赴いてのコンサートツアーの実施などが出来ず、2020年の春に予定していた北米ツアーが延期、さらにキャンセルとなったこともあり、世界中のファンの皆様にどうやってコンテンツをお届けしていくか新しい仕組みなどを企画検討することが大変だったかな、と思います。またオンラインでの施策などは、他のIPとの差別化や当社でなければ出来ないことを考えるのが大きな課題でした。

ー新たに取り組み始めたことや工夫していることはありますか?

少しでも多くのファンの皆様に初音ミクのコンサートをお届け出来ないかと考えた末に、2021年は国内外向けにオンラインコンサートを無料配信いたしました。無料での配信の実現のため制作費はクラウドファンディングという形で集め、返礼品の中には創作文化由来の初音ミクらしく、コンサートの演出に関われるようなメニューをご用意させていただきました。「皆で作る」がコンセプトのコンサートでしたが、合計の視聴者数は6万人を超える大盛況で終えることが出来ました。

難しかったこととしては、全世界向けの対応だったこともあり、時差の考慮や返礼品の配送手配などに苦労しました。コロナ禍の影響で配送の対応を行っていない配送会社も多く、ファンの方には不安な思いをさせてしまう場面が多くございました。

ー今後も継続していきたいことはありますか?

オンラインでのイベントの実施は、今までも実際に現地に赴けていないような地域の皆様に初音ミクのコンテンツをお届けすることが出来るため、今後も積極的に実施をしていければと考えています。それとは別に、やはり実際に現地に赴いてファンの皆様の温度感を見ることが出来る現地のイベントは初音ミクのファンコミュニティを盛り上げるためには必要不可欠かと思いますので、感染拡大が収まった頃には是非また海外でのコンサートやイベントなどを実施していければと思います。

ーありがとうございました!

当社の海外展開事業にご興味をお持ちの方は是非エントリーください!まずはオンライン面談にて色々お話しましょう!

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