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Ruby on RailsでSIという領域に風穴を‼~代表森本の想い【前編】~

皆さまこんにちわ!
インタビュー第一弾!当社代表の森本にお話を伺いました。
普段は聞くことのできない、代表の想いを語ってます!

-これまでのキャリアを教えてください。

大手Sierへ入社しキャリアをスタートしました。
そこで若いうちから大規模なプロジェクトを担当したり、マネジメントをしたり、当時流行りだしたインターネット広告でオープンソースを使った開発をするなど様々な経験をさせてもらいました。ある程度スキルも身についてきているという実感はあったのですが、自分たちでサービスを作るという部分に面白みを感じ、2007年に、友人(後のCuonの創業者)に誘われて、医療系のベンチャーに転職しました。
SNSを使った癌患者向けのサービスの提供を主事業とする会社で、サービスの立ち上げやオープンソースで一からアプリケーションを作るという経験がすごく楽しく、自分のキャリアにとっても有意義な1年間になりました。

-Cuonを創った理由は?

20年くらい前の企業向けWebシステムというと、高いサーバーを購入し、その上でJavaといったような言語を用いて、それなりのチーム規模で重厚長大にwebアプリケーションを作っていたことが多かったように記憶しています。それから、Ruby on Railsのような技術体系ができ、かなりスピーディーにwebアプリケーションを作れるようになってきました。今まで大企業では、人を使ってお金をかけて作ってきたものが、もっと安価にもっと合理的に作ることができるのではないかという可能性を感じさせたのがRuby on Railsというフレームワークです。
当時は、企業におけるWebアプリケーションシステムの導入が中小企業にもどんどん広がっていっていたタイミングだったので、この合理的に作れるということがクライアントに対してすごく価値を生み出せるのではないかと。これはもしかすると、もともとのSIという領域に風穴を開けられるのではないかと思い起業に至りました。

-今後どのような会社にしていきたいですか?

やっぱり、エンジニアが楽しめる会社にしていきたいです!
エンジニアが自分たちで考えてビジネスをしていくというような雰囲気の会社にしたいと思っています。10年前くらいはwebアプリケーションを作るとしたらRailsで作ろうぜ!みたいな世の中でしたが、最近は適材適所に色んな技術を組み合わせて一つのシステムを作るというのが一般的になってきていると思っています。CuonでRubyがやりたい!と入社してくる方も多いのですが、もう少し視点を上げて「もっとシステムに価値をつけていきたいから、こういう技術をやりたいんです!」というような話をみんなができるようになったらすごく良いと思っています。なので、幅広くアンテナを張って行ってほしいですし、そういう会社になりたいです!



-実際に起業する前に思い描いていた像と、今の像を比較してみるといかがですか?

10年以上前なので、どういうことを思い描いていたかは思い出せないですが(笑)遠くはないと思います。
営業が案件を取ってきて、エンジニアがその案件をこなしていくというよくある構造ではなく、エンジニアが自律的に動いて、自分たちで仕事を取ってきて自分たちの面白いように案件を組み立てていって、売り上げを上げていくというのが、最近の小さなIT企業では理想的な姿だと思っています。その分エンジニアにとっては、対応する領域が広くなるので、大変にはなりますが。
その形で事業を行なっているということが、現在のCuonの強みに結び付いているのではないかと感じています。
きっと10年前もそんなことを考えていたのだと思います。

-今後どのように伸ばしていこうと考えていますか?

今までは、Ruby on Railsを使ったwebアプリケーションの構築を事業のメインに据えていたのですが、技術はどんどん変わっていっており、それだけだと事業内容そのものが陳腐化していくので、そこはやっぱりクオンとしての技術スタックのアップデートやクオンとしての対応領域の拡張をしていかないといけないと思っています。
Ruby on Railsという文脈で、サーバサイドWebアプリケーション全般的に対応できるとは思っているのですが、スマホアプリやsalesforceなど、今までのクオンで行なっていたサーバサイドWebアプリケーションの構築とは異なる領域にあるものも一緒にクライアントに提案できた方が、クライアントにより大きな価値を提供できると思っています。
また、昨今話題になることの多いマイクロサービスといった話になった場合、Ruby on Railsが最適解なのかと言われると、必ずしもそうではないと思っているので、そのあたりを全部含めてワンストップでできるというところに至れるとかなり事業として強くなれると思っています。
時代に即した技術的価値をクライアントに提供するという点を強く意識して、Cuonの技術スタックを深く広くし、事業を伸ばして行きたいと考えています。


後編へ続く…

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