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【社員インタビュー】「ユーザー不利益は全てバグ!」 感性が豊かなQAチームを目指して


今回の社員インタビューは、QAエンジニアとして弊社プロダクトの品質保証を担当している岡崎 清剛さんにお話を伺いました。

QA(Quality assurance, 品質保証)エンジニアの業務とは?、弊社が開発する「治療アプリ」のQAで目指す「品質」とは?。オフィスではいつも笑顔が印象的な岡崎さんに趣味などのお話も交えながらお話いただきました。



入社前はどんなお仕事をされていたのですか?

ソフトウェアの第三者検証サービスの大手で、アプリなどソフトウェア製品の完成後に「ソフトウェアが正しく動作するか」「製品として市場に出ても大丈夫か」という検証、いわゆる「受け入れテスト」をメインに行なっていました。

転職を考えたのは?

特に前職に不満は無かったです。でも、第三者という立場ではなく、もっと品質という部分で全体的に関われるよう、自社サービスのQAとしてやっていきたいと思うようになりました。

ありがたいことに、数社からお声がけを頂くことができ、お話しをうかがいながらどんな職場が自分に合っているのかと考えていました。そんな時、キュア・アップからスカウトを頂いたんです。

弊社に決めたきっかけは?

実は、話を聞いた会社の中で一番やっていることが分からなかったんです(笑)。 今まで携わったことのない「医療」という分野で、それも「予防」とか「ヘルスケア」とかでもなく、「アプリで治療」をする、と。。。私には最初ピンとこなくて???という感じだったんです。

でも、面接で会う方達がとても人柄が良くて、事業内容も詳しく話を聞くうちに可能性と面白さを感じ、今まで全く経験したことのない「医療」という分野でも、自分の経験を活かして貢献することができるんだと思いました。

入社してみて変わった印象は?

最初、面接を通して次々と出会う人たちは皆気さくで優しくて人柄もいいな〜と思っていたんです。もちろん今でもそう思っています。でも、実際一緒に仕事をしてみると、1人1人がプロフェッショナルというか、すごいんですよね。もちろんまだ数年のスタートアップなのでそれが当たり前なのかもしれませんが、1人1人のもつ熱量と技量に圧倒されましたね。

QAという役職はキュア・アップではどのような立場ですか?

ソフトウェアの業界でQAというと「テスト」のイメージが強いと思います。でも実際には、プロダクト全体の品質を保証するわけですから、ひいては「キュア・アップ」という企業ブランドやイメージに関わるとても重要な業務だと考えています。

作られたものを仕様書に沿って動作するかを検証するという意味で使われる"QA"もありますが、私が目指す、そしてキュア・アップで行なっている"QA"は、もっと大きな広がりがあります。プロダクトの初期の企画段階から入り込み、想定する顧客体験、UI/UXデザインや求められるセキュリティーレベルといった「全体像」を見て問題が潜んでいないかを、幅広くかつ細かく検証して行きます。検証の観点も、明らかなバグだけでなく「仕様どおりだけどなんか使いづらいな」と感じる「違和感」や「もっさり感」といった主観的・直感的な視点での検証や、客観的なソフトウェアテストの技法も合わせながら、「ユーザーにとっての不利益」を洗い出していきます

QAとして大事にしているのは、「ユーザー不利益は全てバグ」というシンプルな言葉です。これは昔コンシューマーゲームのテストに関わった時に言われた言葉なのですが、考え方としてとても好きでよく使っています。
仕様通りでデザインもきれいに出来たけど、いざ使ってみたら使いづらかった、ということは多々あります。それはやはり品質を担保できたとはいえない、と。
そこまで入り込むスタンスを評価するかは会社や開発陣に寄りますが、キュア・アップでは面接の時にそれを言ったら、皆「おーっ!」ととても共感してもらえて、嬉しいですね!


お仕事をしていて感じることは

とはいえ、自分が思っていることをただ指摘するのではダメなんですよね。

エンジニアもデザイナーも、プロダクトに関わる全ての人が最高のものを作り出そうと日々頑張っています。だからこそ、一つ一つの機能や画面に思い入れがとても強くあります。
でも、作り手の想いが本当にユーザー、治療アプリの場合は患者さんと医師にとって使いやすくて良いものなのか、を冷静に評価しなくてはなりません。作り手の想いも理解しつつ、あえてそこから一歩引いた「ユーザー視点」で何が大切かを、QAとして考えています。

そういうことで、今まで携わってきたプロジェクトではエンジニアの方に近づくと構えられることもありましたが、「思いやりを持って、遠慮なく」という気持ちで指摘させてもらっています(笑)。

キュア・アップでは皆、より良いものを作るんだという気持ちが強いので、その指摘への反応がとてもスムーズですね。作り手の思いを理解しつつ、的確な指摘をする。そんなセンサーを常に持ち続けたいなと思いますし、そういった指摘を受け入れてもらえるよう、常に笑顔で居たいなと思います


QAの立場は幅広く且つ細かい視点が重要。。。難しいですね

そうですね。特に「医療」という分野では、他業種にない考え方やルールも多いので、新しく覚えることも、考えることも多いです。でも、それが面白いところでもあるので、やりがいにもなっています。
単に良いものを作ればいいのではなく、さらに医療としてのルールや、医療現場で使われるアプリとしてのコンセプトに沿っているプロダクトを作り上げていかなくてはならない点が、今までとは異なっています。

また、キュア・アップはまだまだ小さいので、固まっていない部分も多くあります。そのため、QAとしての本来の業務以外のことにも積極的に携わることができます。”会社の文化作り”に携われるという点で、とても面白いです。

本来の業務以外のこと、とは?

最近「働き方改革」という言葉がよく聞かれますが、キュア・アップでは以前からより良い職場環境や生産性の上がる働き方について、他部署の社員と共に定期的に話し合っており、自分もその活動に参加しています。個人として、そしてチームとして、快適に仕事ができるよう、様々な意見を出し合って形にしていっています

その他にも、採用にも関わっています。採用はとても難しいなと思いますが、会社の理念に共感し、QAとしてもきちんと根拠や理由に基づいて答えを出せる人、さらにはやはりHRTを大切にできる人ですね。たくさんの方とお話をさせて頂いています。

今後QA「チーム」の構築を目指している?

そうなんです。QAといってもその中でUI/UX、セキュリティーなどそれぞれで得意とする分野があるんです。今後はよりQAの中の専門性を高めていきたいと思います。とはいえ、現段階ではそこまでの専門知識を持っていなくても、広い視野を持ちながら鋭く気がつく視点や感性を持っていれば、確実にチームの力になると思っています。弊社の理念に共感し、より良いプロダクトを一緒に作りたい!という強い思いがある方と働きたいですね。



気分転換や趣味などはありますか?

写真ですね。写真部を作っているんです。写真を始めたのは5〜6年前ですが、景色や動物、花、人など何でも撮ります。

※岡崎さん撮影の写真

(広報としても、イベントでの写真撮影をお願いしたり、広報で使用する写真の撮影でアドバイスを頂いています)

今後の目標は

医療”をもっと幅広く個人的に活かせる使い方ができるようにサポートできたらと思います。弊社は医師が開発した「アプリで治療を行う」のですが、そのアプリが困っている人々の手に、より多く届けることができたら素晴らしいと思います

その為にも、QAとしてはプロダクトの品質アップに積極的に関わり、チームとしても個人としても常にスケールアップしていきたいなと思います。


今回はいつも笑顔が印象的で、オフィスではムードメーカーでもある岡崎さんにお話を伺いました。今後のQAチームの活躍にも目が離せません!

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