公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)様と『TEAM JAPANオフィシャルSNSチーム』に関する契約を締結し、アスリートやスポーツの魅力をファンの皆様へ届けるために邁進しているdsc。
dscのチーム力でどのような貢献を果たしているのか尋ねてみました。
dscの取り組み
ー dscが関わり始めたタイミングから教えてください
最初に関わったのは2021年の東京オリンピック。次いで2022年の北京冬季オリンピック。それ以降の大会にも継続的に関わっています。東京大会はコロナ禍ど真ん中で、自国開催とはいえ施策が限定的とならざるを得ませんでした。北京冬季大会も中国のコロナ対策が厳格だったこともあり、dscメンバーは国内に待機して、JOCの方々が撮影した映像をもとに編集を行う形式のリモート対応でした。 振り返ると、この2大会は限られた環境の中で最大限のパフォーマンスを発揮できるよう努めたものの、更なる飛躍の可能性を感じていただけに少々歯痒さがありました。
ー 限定的な対応の中で、dscチームとしてはどのように成果に繋げたのでしょうか
リモート対応ではありましたが、東京は時差なし、北京も時差1時間程度で、普段と同じ時間軸で業務ができました。制限のある中でも「オリンピック」という特別で最大の機会なので、最高のパフォーマンスを出したいという思いが強かった。そこで、普段はサッカーやバスケといったプロジェクトチーム単位で動くことが殆どだったのですが、この機会を機に「全社で一つの祭り」として横断体制を組みました。
具体的には、現地から届く映像を即時に編集をするエディター、トレンドをウォッチして編集へアップデートを返すディレクター、国内の話題を踏まえて現地にいるJOCの方々に「このコンテンツを撮ってほしい」と企画をするプランナー、など役割を分けつつも縦割りを崩し、全社としてひとつのPJチームで動きました。
結果、全員でやることによりパワーが最大化し、社内連携も深まりました。同じチームを組み、同じオフィスで試合と映像を見ながら手を動かすので、ナレッジを各メンバーが活かせるところまで引き上げることができて、改善の速度が格段に上がりましたね。現地に行けない制約はありつつ、体制を設計することで持てる力を最大化できた機会でした。
全社PJチームの構築
ー 全社PJチーム(コンテンツ事業部全員参加で対応する体制)の構築はポジティブな要素もありつつも、チームワークが上手に発揮されないなどの課題はありませんでしたか
日頃から所属するプロジェクト、扱う競技は違っても、メンバー一人ひとりに「新しいスポーツファンを増やす」という共通ミッションが浸透しています。だから、初めて一緒に組む相手でも「作ったコンテンツを見た人にどう反応してほしいか」というゴールは共有できており、比較的スムーズに進みました。加えて、TEAM JAPANの案件に日頃から関わるメンバーが司令塔となり方針を整理していたので、満足のいくアウトプットが出せたと思います。
ー 制限のある中でも、提供できる価値を最大化できるように動けるのは魅力的なチームだと感じました。その後は制限も緩和されて、現地稼働ができるようになったと伺いました
はい。その後、2023年10月、杭州でのアジア大会で初めて海外現地稼働を経験し、業務的にも個人的にも非常に重要な時間になりました。その経験が今につながっていますね。
最大の変化は「選手と直接向き合える」こと。dscの強みである、現場で起きていることをどう切り取ればSNSで広がるか、スタジオでどういうテーマで撮ればアスリートや競技の魅力を引き出せるか。こうしたノウハウをしっかりと活かすことができて、海外でも価値を発揮できたのは自信になりました。
ー 東京・北京と比較して、結果に違いはありましたか
オリンピックとアジア大会という違いもあるため単純比較は難しいですが、総じて反応は良かったです。杭州での成果により、パリでも「現地にオフィシャルSNSチーム=dscが行く意味がある」とJOC様にご判断いただきました。これも会社としては大きな成果だと思います。
dscのビジョン、ミッションの親和性
ー dscの強みをしっかり活かした形で結果に結びつくのはもちろんですが、それだけではない、JOC様とdscのビジョン、ミッションとの親和性の高さもあると感じました
JOC様には「JOC Vision 2064 スポーツの価値を守り、創り、伝える」といったビジョンがあります。その活動指針の一つに「憧れられるアスリートの育成」があります。
dscとしても、日本のトップ選手たちの特別感やカッコよさを際立たせることを意識しつつ、「高い競技力と人間力を活かし、充実した人生を歩む、憧れの存在となるアスリートを育てる。」という指針に呼応して、人柄が伝わるコンテンツ制作も重視しています。JOC様の言語化が明確なので、dscも迷わずに仕事ができました。
ー これからも関わっていく中で挑戦したいことはありますか
直近は今年の9〜10月に愛知・名古屋で行われるアジア大会が重要です。国内の総合大会を最大限盛り上げるのもdscの使命です。日本では開催前はさほど盛り上がる空気感が薄くても、終わると「良かったね」となることが多い。ただ今回は受け身となることなく、空気感を自分たちで作る気概で臨みたいです。
また、JOC様との公式案件をきっかけに、日本バドミントン協会、日本テニス協会などNFに対する支援も広がりました。四年に一度(または二年に一度)だけ話題にするのではなく、常にスポーツの話題が溢れるように貢献していきたいです。
ー これからさらにスポーツ界を盛り上げていくにあたり、より多くの競技のパートナーとしてdscが拡大していくイメージが湧きました。これからのdscに参加いただくメンバーにメッセージをお願いします
実績として、中国やパリでは、日頃オリンピック案件に関わるメンバーだけでなく、バスケ案件で成果を出してきたメンバーの後藤を連れて行きました。ミラノではサッカー案件で成果を出した我妻がクリエイティブディレクターとして指揮を取りました。現地に行く人選は「日頃の案件に限らず、エース級のメンバーを選抜して最強チームで臨む」という方針です。つまり全案件で頑張る人にチャンスがあります。個人的には、中国で日の丸をつけて働いたとき「他国に負けたくない、日本の良さを伝えたい」と強く感じました。パリオリンピックでのメダル最多獲得国である米国だけでなく、人口が増え経済力が高まっている中国やインドなど他国の競技力が更に向上する可能性を考えると、日本スポーツ界も国内外でファンを増やし、競技力を高め、国際的プレゼンスを発揮すべきだと実感しました。
dscとしてはアジアや世界にも日本のスポーツIPを好きになってもらうという視点を持ちたいです。これから入る人も、国内に限らず視野を広く持ってほしいと思っています。5〜10年後は海外向けの仕事ももっと増やしたいし、日本のスポーツIPを我が国の基幹産業に持っていけるような大きな志を抱いて一緒に仕事がしたいです。きっともっと楽しい展開が待っているはずですよ。
コンテンツ事業部の目指すビジョンに共感いただける方は、ぜひお気軽に「話を聞きに行きたい」ボタンから気軽に面談しましょう。
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