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2Dも3Dも幅広くこなすデザイナーの原点は「好奇心」

現在、主にモーションデザイナーとして従事しつつ、VRなど案件によっては3Dや2Dも担当する、ダズルのマルチデザイナー。幅広いスキルを身に着けている彼女の原点とは。

プロフィール

デザイン系の専門学校でグラフィックデザインを専攻。卒業後はデザイン制作会社に勤める。働きながらPhotoshop、Illustratorなどの制作ツールを覚え、DTPデザイナーとして基礎知識やスキルを伸ばす。長らく同業界にて勤めるが、徐々に紙媒体からWeb媒体への移行が進み、今後のキャリアを考えるように。 かねてより趣味の一つだった「ゲーム」に携わりたいという思いが芽生え、ゲーム開発会社にUIデザイナーとして入社。その後、2Dアニメーションやイラストの制作など幅広くスキルを身に着け、現在はダズルのデザイナーとして働いている。

業界の流れが自分のキャリアを見つめ直すきっかけに

はじめは広告代理店に勤めていました。社員数名の小さな会社でしたが、イベントや広告など幅広く案件があったので、入社後はデザイン制作だけでなくイベントの運用や情報誌の制作などもあり、人手が足りなかったので何でもやりました。 仕事をする上で必要だったこともあり、当時は雑誌編集でQuarkXpressというツールを使っていました。他にもPhotoshopやIllustratorなど様々なツールを勉強しました。

その後はDTPデザイナーとして長いこと勤めていたのですが、業界に異変が。徐々に紙媒体から、多くの企業がWeb媒体に移行していったのです。そういった業界の流れを感じ取ったときに、改めて「自分はこれからどんな仕事をしていきたいか」を考えるように。Web媒体に行くのか、それとも別の方向性があるのか、自分に向いているものは何か勉強しながら模索しました。

自分のキャリアについて考えているとき、ソーシャルゲームを開発している会社に出会いました。ゲームは昔から大好きで、「いつか携わってみたい」と考えていた業種のひとつでもありました。向いているかはわからないけどやってみたい気持ちが勝って、改めてゲーム開発にチャレンジすることを決意。 1からの挑戦でしたが、元々好奇心の強い性格なので、新たなことへのチャレンジは楽しみでもありました。

過去の知識や経験、自分の長所が「1からのスタート」を支えてくれた

ゲーム開発会社に転職後、まずはUI制作とSDキャラデザインからスタートしました。これまでデザイナーをやっていたとはいえ、業界的には1からの挑戦なので勉強することも非常に多かったです。

とはいえ、デザインの基礎はどんなデザインであっても使えることも多く、「まっさらなゼロからのスタート」というわけでもありませんでした。これまでの知識や経験も役に立ったと思っています。

イラストも個人的に描くことが好きだったので、当時は「ゲームデザイナー」としてデザインについて幅広く勉強していました。通常業務をこなしながらの勉強ではありましたが、作る事が好きだったので、苦にはなりませんでした。これは今でも変わらない部分のひとつです。

「経験をここで積みたい」そう感じられた会社だった

ダズルに入社したのは、前職のゲーム会社との縁がきっかけです。「ここでならゲームデザイナーとして、幅広くモノづくりに携わる事ができる」そう感じられたのが大きな理由でした。

私は色々とやりたいことが昔から多く、UIや2Dを勉強していても、やりたいことを一つに絞れないタチです。そうした時に一つの技術に特化するのではなく、何にでも対応できる人間になりたいと思いました。

ダズルでは、案件によって様々なスキルが求められます。絵柄のテイストもそうですし、UIと2D、双方のスキルが必要になることもあります。「そういった環境の中でなら、私のやりたいことがすべて出来るのではないか」と考え今に至っています。ゲームデザイナーとしてのキャリアが浅いことは理解していたので、経験をここで積みたいと感じたのです。

様々なデザインを経験したからこそ身についた「モノづくり」の姿勢

現在は、メインとしてはモーションデザイナーとして従事しています。VRのプロジェクトでは3Dキャラクターも制作しました。案件によってはモーションだけでなく、2Dや3Dなど幅広く担当します。

UI制作から始まった私のゲームデザイナーとしてのキャリアですが、今ではUIだけでなく、いわゆるカードイラストなど等身の高いキャライラストからデフォルメキャラ(SD)も含めた2Dイラスト、3D、アニメーションや動画制作などおおむね制作に必要なスキルは身についたと思っています。

その上で大切にしていることは、ユーザー視点をもつこと。自分の好きなものだけ追及していっても、ユーザーや周りの人に受け入れてもらえなかったら、それは良いクリエイティブだとは言えません。 そのために、本やインターネットの情報、詳しい人に教えてもらうなど、様々な方法で勉強するようにしています。版権が関わるものであれば、元の作品から、どんな世界観なのか、どんな動きをするのか等、しっかりと研究。 これまで様々な観点からクリエイティブを制作してきたからこそ、「良いモノを創るにはどうすればいいか」考え抜くことが姿勢として身についていると実感しています。

目標は「なんでもできるマルチデザイナー」

今後はエフェクトや、よりクオリティの高いアニメーションおよび3D制作ができるように勉強していきたいと思っています。 3Dは多少出来るようになったものの、まだまだ勉強する事は多いです。社内の3Dデザイナーに教えてもらいながら勉強中です。ダズルのメンバーは皆人柄が良く、お互いに技術の共有など聞きやすい環境なので、分からないことがあったときに気軽に聞けるのは助かります。

今後の目標は「なんでもできるマルチデザイナー」。どんな案件でも、どんなデザインでも、すべてに対応できるようになりたい。より良いクリエイティブを制作できるマルチなデザイナーになりたいと思っています。

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