こんにちは、株式会社ドーガン 採用担当です。
今回は、採用チームも統括する佐藤さんへのインタビューをお届けします。
前職では東京でベンチャーキャピタル業務に携わっていた佐藤さん。
そんな彼がなぜ、福岡に拠点を構えるドーガンに転職したのか?
その背景や、現在の仕事、そして未来の仲間へのメッセージまで、ざっくばらんに語っていただきました。
ベンチャー投資の最前線から、「経営」の現場へ
── まずはこれまでのキャリアを教えてください。
前職では、大手クレジットカード会社に入社し、営業企画として会員向けサービスの設計や決済スキームの構築を担当していました。その後、縁あってクレディセゾンのCVCであるセゾン・ベンチャーズに兼務出向し、スタートアップへの投資やオープンイノベーションの推進、新規事業の立ち上げなどを経験しました。
数多くの起業家と向き合う中で、「経営」そのものにどんどん興味が湧いていったんです。
キャピタリストとしてやりがいを感じていましたし、毎日が充実していたので、正直転職は全く考えていませんでした。
でも、2020年のコロナ禍がきっかけで状況が一変。緊急事態宣言の影響で投資業務が一時停止し、自分の人生や家族、これからの働き方を見つめ直すようになりました。
「帰ろう」と思っていた九州に、予定より早く帰った理由
── 福岡で働くことに迷いはありませんでしたか?
私は熊本出身で、大学まで熊本で育ちました。若い頃は東京への憧れが強かったので、地元を離れることに迷いはなかったんですが、熊本地震のときや帰省のたびに、「自分はこの地域に何も還元できていないな…」という思いも心のどこかにありました。
当初は「40歳くらいで九州に戻って、これまでの経験を活かそう」と思っていました。でも、それを待つ意味って本当にあるのかなと。むしろ、今のうちに飛び込んだ方が、体力も気力もあるし、人脈や経験も広がる。
そう考えて、九州での転職を決意しました。
そして偶然出会ったのがドーガンだったんです。
偶然の出会いが、必然になった
── ドーガンを知ったきっかけは?
最初は「投資」と「経営」の両方に関われる会社を探して、いろんな企業を調べたり、エージェントにも相談したりしていたのですが、九州にはなかなか見つからなくて。
そんなときに、たまたまドーガンからスカウトメールが来たんです。会社名を検索してみると、代表・森のインタビュー記事が出てきて、そこに書かれていた言葉の数々にとても共感して、「ここだ」と思って応募しました。
「ドーガンWay」と「地方での責任の持ち方」に心を動かされた
── 共感されたポイントはどこだったのでしょうか?
ひとつは、ドーガンが大切にしている価値観である「ドーガンWay」です。創業者であり代表の森の考えが綴られていて、「東京で活躍しているけれど、いつか地元に貢献したい」と考えている人にはすごく響くと思います。
もうひとつ心を動かされたのが、地方に根ざしたスタンスです。
森のインタビュー記事で「カネ、ヒト、情け」という言葉を見かけて、正直驚きました。普通、ビジネスの文脈で「情け」ってあまり聞かないじゃないですか。でも、そこにすごく惹かれたんです。
記事を読み進めるうちに、「情け」という言葉に込められた意味は、地域や企業に対して最後まで向き合い、結果が出るまで責任を持つという姿勢なんだと気づきました。単なる支援ではなく、“本気で伴走する”という覚悟のようなものを感じたんです。
この考え方に触れたとき、「ああ、自分もこういうスタンスで仕事がしたい」と心から思えました。自分ごととして企業に関わり、地域に深く根ざしていく——そんな仕事の仕方を体現しているのがドーガンだと感じましたね。
出資して終わりじゃない。経営に深く関わる、新しい投資のスタイル
── 入社後はどんな業務を担当されていますか?
ドーガンは、投資ファンド、M&Aアドバイザリー、コンサルティングの3つの柱で事業を展開しています。私はその中でも主にコンサルティング領域を担当していて、地場企業の資金調達支援や経営戦略の立案・実行支援、投資支援などを行っています。
最近では、コンサルティングと投資の融合にも取り組んでいて、投資先企業に深く入り込み、経営の実務にまで踏み込んで支援を行うこともあります。言ってみれば、企業の外からだけでなく内側からも価値向上を一緒に目指すスタイルです。
これは、単なる出資でも、机上のアドバイスでもなく、本当に企業と一緒に“変わる”ことを目指す仕事。まさに私がやりたかった働き方で、やりがいを強く感じています。
もちろん、簡単なことばかりではありません。毎日が新しい課題との出会いであり、決まった答えのない挑戦ばかり。でも、だからこそ面白いし、価値がある。
「九州の企業と本気で向き合いたい」
そんな気持ちがあれば、ドーガンの仕事はきっとやりがいに満ちたものになります。
逆に、その想いがなければ……ちょっとキツいかもしれません(笑)。
「堅い会社」…と思っていたら、みんな意外とやさしかった(笑)
── 入社前と入社後でギャップはありましたか?
第一印象は「すごく堅そうな会社だな」でした。でも実際に入社してみると、みんなやさしい人でした(笑)。
プロフェッショナルな仕事ぶりがそう見えただけで、話してみると柔らかさや熱量を感じます。
最近では、業界もバックグラウンドも違うメンバーと一緒に仕事をする機会が増えていて、すごく刺激を受けています。
「尖っていたい人」「好奇心の強い人」、ぜひ一緒に働きましょう!
── 最後に、どんな人がドーガンに合うと思いますか?
ひとつはプロ意識がある人。自分の専門性や強みを尖らせていきたいという人には、すごく向いている会社だと思います。
もうひとつは、好奇心が強い人。いろんな業界の企業さんと関わるので、「学びたい!知りたい!」という姿勢がある人だと、どんどん吸収できると思います。
佐藤さん、ありがとうございました!
ドーガンでは現在、さまざまな職種で仲間を募集しています。
「地方で、投資と経営のど真ん中に飛び込みたい」そんな想いを持っている方、ぜひ一度お話ししましょう!