こんにちは、ドリコム採用担当です。
先日より募集を開始しているドリコム式インターン「サマージョブ3days」はもうチェックいただけましたか? このインターンはゲーム企画・ゲームプランニングをテーマにしています。
今回は「サマージョブ」を担当していただくドリコムにおけるゲーム制作のスペシャリスト「池田佑基さん(以下、池田さん)」と「杉山潤さん(以下、杉山さん)」のお二人をお招きして、ゲーム制作やサマージョブのことについて、いくつかインタビューしてみました!
雨続きでまだ夏っぽさが足りていない昨今ですが、ドリコムの夏のインターンはアツいことになりそう!
ぜひチェックしてみてくださいね!
―― ではまず、お二人のかんたんなプロフィールを教えてください!
(写真左:池田さん 右:杉山さん)
池田さん「ドリコムは2013年入社、大型IPタイトルの開発/運用ディレクションを経て、新規アプリのゲームデザイン/運用プロデューサーを経験させてもらいました。現在は、シニアスペシャリストとして運用タイトルのバージョンアップ企画を行いながら、新規オリジナルタイトル創出プロジェクトを進行中で、いろいろ仕込んでいます」
杉山さん「ドリコムは2012年入社、 自社IPのブラウザゲームタイトルの運用、 大型IPのスマホネイティブゲームタイトルの開発および運用を経て、 プランナー/ディレクター/プロデューサーを経験させてもらいました。 現在は、ゲーム事業本部の企画部部長の一人として、 ゲーム企画職の組織醸成を行いながら 運用中ゲームタイトルの大型リニューアルの開発に携わっております」
―― 今回の形式でのサマージョブは2回目になりますが、去年見ていただいたときの感想はどのようなものでしたか?
池田さん「準備のためにどんな講義を行うかを若手社員が考えて資料を用意したり、メンターとしてベテラン社員が3日間ずっと一緒にジョブに参加したりと、準備も当日も大変ではあったのですが、普段はあまりない学生さんと触れ合う(機会)という事で、我々側の気付きも多くあり、とても有意義な時間となりました。 学生同士のコミュニケーション、学生と社員でのコミュニケーションからいくつものすぐれたアイデアが生まれていくのは、見ていてとてもおもしろかったです。
ただのインターンとして作業をしてもらうのではなく、ジョブとして一人の社員のように課題抽出からのプランニングを任せ、細かいフィードバックを繰り返し、一つの提案にまとめることで、短い時間ではありましたが実際の現場に近い体験をしていただけたのではないかと思っています。
また、ジョブ参加者が弊社を志望していただくパターンも多く、実際の採用に繋がっていますので、ジョブを通じてドリコムのことを理解していただけたのかなと思っています」
杉山さん「参加していただく学生さんの熱量を感じました。 良いゲームを作りたいというのは前提にありつつも、 この場を通して弊社社員はもちろん一緒に参加する学生からも良い意味で刺激を与え合い、短い時間ながらも限りなく多くの事を自分にモノにして帰りたい、という強い意欲です」
―― ゲーム制作の楽しさ、嬉しい点ってどんなところでしょうか?
池田さん「開発して完成したゲームが世に出てユーザーさんに触ってもらうという部分が最初のゴールになるのですが、運用に入って、自分たちがプランニングした施策が上手く行ったり行かなかったりするのを、数字やユーザーさんの声で見聞きすることがとても楽しいです」
杉山さん「遊んでいただくお客様から反応をいただいた時です。 定性的な反応や数字に現れる反応両方から確認できるのですが、 自分たちが企画した意図通りの体験を実際にお客様に提供できているという結果が出た時はさらに期待を超えようという気持ちになります」
―― 逆に難しさ、苦労する点はどういったところでしょうか?
池田さん「面白いと思ったものが全て受け入れられるという事は無いし、面白くなると考えて作ったものが、目指してた面白さにならなかったりする事もよくあります。
ゲームという、決まったものを作っていく作業ではないが故に苦しむことは山程ありますが、その過程も楽しみながら仕事していくのが大事かもしれません」
杉山さん「ゲームならでは、かもしれませんが
ゲームってわざわざ制約を作って与えた課題を乗り越えてもらうわけなんですが、 それを乗り越える事が本当に楽しいのか?ストレスじゃないか?逆に簡単すぎて作業になっていないか?過程で思わぬ障害がないか?等という懸念は、 本当に実物でないと判断できない事が多い事です。
だからこそ、本当に面白いと言っていただけるゲームを提供できた時の喜びもひとしおなのだとも思っております」
―― よいゲームの企画を考えるために、一番必要な資質や能力ってどんなポイントだと思いますか?
池田さん「アイデアを考えようと思っても出てくるものではないので、常にアイデアを貯めておき、組み合わせや引き算を行い、その時に必要なアイデアの形にしていく事が大事だと思っています。
ゲーム以外の事柄からも吸収出来ることがたくさんありますし、プランニングだけでなく、グラフィックやエンジニアリングの技術にも興味を持ってみると、ゲーム制作においてブレイクスルーとなる発想を出来るようになると思います」
杉山さん「とにかく、ゲームに限らず世の中のヒットしていると言われているプロダクトが、 誰にとってなぜ面白いのか、その分解をどれだけ自分なりにできるかだと思います。
自分が考えた企画を世に出すという立場になった時、今度はその企画が誰にとってなぜ面白いのかという意図通りに行くことが本当に難しいからです」
―― 最後に、サマージョブの参加を検討されている学生さんにメッセージをお願いします
池田さん「学生のうちにいろいろな環境を体験しておくのは、今後どんな環境で働くことになるとしても、多くの学びになると思いますので、ぜひ参加を検討して下さい」
杉山さん「成熟してきているゲーム市場にひときわ鋭い企画を投下したい思いを持つメラメラした学生さん達と共に面白い企画を考えられる時を楽しみにしております」
―― 本日はありがとうございました!
今回のインタビュー、いかがでしたか?
このサマージョブに対する思いはもちろん、ゲーム制作にかける熱量の一端を感じていただけたのではないかと思います。
このインタビューではすべてを伝えきることはできませんが、お二人をはじめとしたドリコムのゲームクリエイターたちと、サマージョブで交流いただければ、より多くのものが得られると思います。
ドリコムで「真剣な現場」と向き合ってみたい!と思った方は、ぜひエントリーしてください!
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