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ドクターズプライム流 新規施策の立ち上げ方

こんにちはドクターズプライムの高井です。ドクターズプライムでは事業の成長に伴い色んな職種に化けて活動しています。

今日は『ドクターズプライム流 新規施策の立ち上げ方』というお題で ドクターズプライムで色々なチームに所属する中で見えた、 新規施策の立ち上げのポイントについて仮説検証, オペレーション作り, オペレーションの定着と業務委託の3ステップに分けて、それぞれ大事にしていることをご紹介します。

こんな方におすすめの記事です!

  • 次々と新規施策を立ち上げる必要がある方
  • 手戻りをできるだけ少なく新規施策を立ち上げたい方
  • チームの人数が限られており、今の業務からなかなか手が離せない方

今回は1.5ヶ月で立ち上がった、新規の営業手法の確立の流れを例とし、『ドクターズプライム流 新規施策の立ち上げ方』を説明していきます!

仮説検証 (2 weeks)

ドクターズプライムでは医師と病院の非常勤アルバイトにおけるマッチングプラットフォームを提供しています。 今回例にあげるチームには病院からいただく求人数を伸ばすという目標が定められました。

新しい営業手法を模索していく中で、ひょんな会話からアイデアの種が見つかり、それを早速形にするために動き出しました。動き出しの際のポイントとしては下記の3点が挙げられると思います。(話はそれますが筋が良さそうなアイデアが出れば即日動き出すのがドクターズプライムの強みかなと思っています。)

  1. チームは少人数で組成する
  2. 検証項目をクリティカルなもの3~4つに絞りロードマップを立てる
  3. 撤退ラインを明確に決める

それぞれについて説明していきます。

1. チームは少人数で組成する

異なるスキルセットを持った少人数のメンバーで組成したのが功を奏したかなと思っています。 今回はマーケティング, セールス, オペレーション作りにそれぞれ強みを持つメンバーで構成されたのですが、検証のフェーズによってそれぞれの強みを活かした動きがとれたためバランスよく施策を進めることができました。

また検証初期は前提条件が変わるなど大きな変更が起こる場合があるため、 小回りの利く少人数チームにすることで情報や意思の交換がスムーズに行われたかなと思います。

2. 検証項目をクリティカルなもの3~4つに絞りロードマップを立てる & 3. 撤退ラインを明確に決める

検証項目は最終的に新規の営業手法がグロースした場合のことを想定し、考えうる論点(検証項目)を可能な限り洗いざらい出します。 その後まとめられる項目同士をまとめ、クリティカルではないものを除いたりして3~4個の重要な項目に絞り込みます。

チームメンバーが記憶し常時意識できるよう 3~4個に抑えられると良いかなと思います。

また撤退ラインはそれぞれの検証項目ごとに数字で置き、良し悪しの判断が明確にできるようにしていました。また検証実行後に言い訳(hogehogeしていれば検証をクリアできたのではないか?等)が発生しては検証がいつまで経っても終わらないため、検証期間の2週間についてはdaily check-outを行い、手戻りが発生しないよう日毎に検証方法のレビューを行なっていました。

上記のフローを経て、グロースすることを確認し、次のオペレーション作成のフェーズに移行しました。

このフェーズは今持っているアイデアの種が芽を出すか可能性があるか確認する楽しいフェーズでもあるので、リスクを洗い出したら実行あるのみで可能な限り短時間で集中して行うのが良いかなと思います。

オペレーション作り (1 week)

新規営業手法が軌道に乗り、これまでとは比較にならない数の求人が増加することが想定される中で、それに耐えうるオペレーションを作る必要が出てきました。

その際に注意していたポイントが以下の3点です。

  1. 開発を入れずスプレッドシートなどを使い初期のオペレーションを組む
  2. オペレーションの作成状況については適宜Productチームに共有する
  3. 20%の完成度でもオペレーションを動かし始める

1. 開発を入れずスプレッドシートなどを使い初期のオペレーションを組む

オペレーションを組み始めた最初の時期は仮説検証の要素をまだ多分に含んでいるため、スプレッドシートやBigQueryなどを使い簡易のオペレーションを小さく作っていくことで試行錯誤しやすい環境で検証を進めることを意識していました。

この思想の詳細については取締役の京輔さんのこちらの記事を見ていただくと良いと思います。

aboutproduct.jp

2. オペレーションの作成状況については適宜Productチームに共有する

1でオペレーション作りの最初の段階から開発を入れないと書きましたが、進捗の情報の共有は別途適宜行う必要があります。プロダクトチームとオペレーションの理想系を定義し、自動化を前提として足元の人のオペレーションを決めることで、実際に開発に入る際に手戻りなく進めることができたかなと思っています。

3. 20%の完成度でも回し始める

次のフェーズのポイントでも書きますが、基本的にはオペレーションは動かす中で磨き込んでいくスタンスをとっています。データの扱いなどクリティカルな部分のみ丁寧に設計できれば、動かしながら修正していく方が最終的に早く良いオペレーションに仕上げられるのでおすすめです。

ストーリーの続きは読む場合はこちらへどうぞ!

https://blog.drsprime.com/entry/20211208

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