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「多国籍」かつ「フルリモート」なチームってどんな感じ?PUSHCODEチームをご紹介します!

こんにちは、EDOCODE採用広報担当のツヅキです。今回は、前回ご紹介したWebプッシュ通知サービス『PUSHCODE』のプロダクト開発の裏側をご紹介します。

実は、『PUSHCODE』チームは、東京・神戸・ブルネイと3つの地域にメンバーが分かれており、メンバーの出身国も様々。コミュニケーションは英語と日本語の両方で行われています。

EDOCODEは、コロナ以前はリモートワークを非推奨としていた会社です。また、社内公用語も日本語です。そんなEDOCODEが、なぜ「多国籍」で「フルリモート」な体制でチームを作ったのか、そしてどんな工夫をしているのかをお伝えできればと思います。

多国籍でリモートなチームへ移行した背景

元々コミュニケーションを重視していた(今もです)EDOCODEでは、コロナ以前は、リモートワークは非推奨でした。良いプロダクトをつくるには、同じ場所で顔を合わせながら開発を進めたほうが有利だと考えていたからです。

しかしコロナウイルスの蔓延により、2020年3月には出勤を停止してフルリモート体制に移行。その後、一時的にオフィスに戻った期間もありましたが、その後はずっとリモートワークを続けています。それからは、顔を合わせないことによるコミュニケーションの問題を少しずつ改善し、工夫を重ねてきました。例えば、Tandemなどのツールの導入でコミュニケーションのハードルを下げたり、以前からやっていたスタンドアップミーティングやレトロスペクティブ(振り返りの時間)の時間を少しずつ調整していきました。そうした工夫のおかげで、2021年秋には今後も希望するメンバーはフルリモートでの業務を認めるという、働き方の大きな方針転換を行いました。

こうして働き方には大きな変化があった一方で、「多様性を重視する」という採用方針は、コロナ以前からはじまり、そして今も変わっていないものです。多様性を重視する理由は、EDOCODEが目指すのが、どんな文化や国の人でも価値を感じられるプロダクトを作ることだからです。多様な人々に使ってもらうプロダクトは、多様なメンバーでつくったほうが良いという考えです。そうした方針を続けていくなかで、現在ではいろんな国や地域出身のメンバーが集まっています。こうした背景の中で、去年新たに立ち上げた『PUSHCODE』チームでは、たまたま全員が英語が流暢なメンバーだったこともあり、また将来のことを考えてチーム内のコミュニケーションには英語を使うことにしました。

実際の仕事の進め方は?

実際にどのように仕事を進めているのでしょうか。『PUSHCODE』のPM(プロダクトマネジャー)のTimmyに聞いてみました。

フルリモートでプロダクトを開発していますが、チームメンバーとのコミュニケーションはどう進めていますか?

Timmy:「日常の流れは、基本的にEDOCODEの他のチームと同じです。毎朝チームメンバーと15分ほどスタンドアップミーティングを行い、その日にやることを共有します。その後はSlackでやりとりしたり、Tandemでちょっと声をかけて話をしたりすることもあります。TandemはWaveといって、ちょっと話しかけたいというサインを送ることができるのでとても便利ですね。ドキュメントを残すプラットフォームはNotionを使っていて、ブレインストーミングではMiroを使うこともあります。この辺は全てEDOCODEの他のチームと同じですが、全部を英語でやっているのが違いです。

また、チーム内のウィークリーミーティングも行っています。こちらは、みんなでどういうゴールを目指すかを議論して、結論を出して、優先順位を決めるミーティングです。ブラウザの機能の進化やiOSがWebプッシュ通知に対応する噂があるなど、Webプッシュ通知の可能性が拡がっている中で、『PUSHCODE』をここからさらに活用してもらうシーンを増やすために何ができるかについてアイディアはたくさんあります。でも、『PUSHCODE』チームでは“必要最小限の製品(MVP)”という考え方の下、リーンスタートアップで開発を進めているので、優先順位づけが大事なんです。ちなみに、ウィークリーミーティングは経営陣も入るので、日本語で行っています。

その他、PMとエンジニアは、2週間に一回のバックログミーティングもあります。」

この体制のメリット、デメリットを教えてください。

Timmy:「僕自身としては、英語で普段のコミュニケーションがとれるのは嬉しいです。日本語も話せますが、敬語などのニュアンスがやっぱり不安になることが多かったので・・。

あとはやっぱり多国籍のチームだと、海外の状況とかサービスについて自然と意識的になるのはいいですね。例えばエンジニアのDesさんはブルネイに住んでいますが、そうでなければなかなかブルネイのIT事情を知ることってできないと思うので。また、『PUSHCODE』をECプラットフォームに導入することも考えているのですが、この辺の情報は英語が多いので、英語が分かるメンバーがいるのはメリットだと思います。

デメリットとしては、やっぱり実際に会っていないと、どうしてもランダムな会話が減ってしまうというのはあります。EDOCODEでは、コミュニケーションワークショップなど、会社が雑談をする機会を提供してくれていますが、それとは別に、最近『PUSHCODE』チームのオンライン飲み会を企画しました。やっぱり真面目じゃない会話も大事というか・・全てがロジカルじゃない会話をすることでアイディアが出ることもあるし、純粋に楽しいチームにしたいなと思います。」

『PUSHCODE』では、今後どんなことに注力していきたいですか?

Timmy:「個人的には、マーケティングリソースが少なかったり、費用が高いツールを導入することが難しい中小企業に向けて、自動的なコミュニケーションができるツールを提供することで、ビジネスをサポートしたい気持ちがあります。その方法がない人に貢献したいという欲求が昔からあって。

そのためにも、優先順位づけをしっかり行なうというのがPMの仕事です。ただ、まだまだ小さいサービスなのでフィードバックのソースが十分ではないんです。だから、お客さんとの打ち合わせ、自分の周りのECオーナーからのフィードバックなど、もらえるところからはもらえるようにしたいと思ってます。また、情報が少ない中でも決めていくことも大事だと思うようになりました。

そんな中、今注力しているのは『カート落ち』機能の実装と、サービスサイトの改善です。そしていずれは海外にも展開していきたいです。」

最後にWantedlyの読者向けに『PUSHCODE』チームをアピールしてください。

Timmy:「『PUSHCODE』はこれからさらに発展していく、成長余地の大きいサービスです。アイディアを出して、自分で判断することができる環境で、存在していないものを作るということにやりがいを感じる方は楽しいと思います!」

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