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創業3年目でDX分野で日本最大級の展示会主催!創業秘話前編:急成長企業が生まれた瞬間とは

創業3年目にして日本最大級の展示会を主催するなど急成長するエバーリッジ株式会社。誰もが羨む華麗な経歴から、なぜ起業に至ったのか。大学時代の友人同士でもあるという共同創業者お2人に、創業の経緯から今後の展望、裏話まで聞きました。

「ずっと変わらない業界に風穴をあけたい」
起業と同時に芽生えた想い

ーお2人の職歴を拝見すると順風満帆にみえるのですが、なぜ転職を考えたのでしょうか?

石山:正直言うと…結婚を決めたとき彼女に「(当時勤務していた)名古屋には行かないよ」と言われたのが最初だったんですよね(笑)。それで、リクルートに転職して東京に戻ったんです。でも、もちろん分かってはいたんですが、いざ入ってみたら想像以上に40代50代の人がいない。それで真剣に将来のキャリアを考えたときに、転職か起業かという選択肢が出てきました。


ーそこで起業の決断をした理由はなんだったのでしょう?

石山:のちに共同創業者になる秋野とは、20年来の友人なんです。毎年旅行にいくなかで、なにか面白いことやれたらいいよねっていう話はずっとしていたんですよ。で、私が東京に戻ってきたことで、話が一気に進んだ感じです。

秋野:そうですね。私はもともと祖父や叔父など会社を経営している家系で、自然といつか起業したいと思いながら育ってきたんですよね。一度転職したんですが、そろそろ自分で会社をやりたいなと思っていたところで石山から起業の話をされた形でしたね。M&Aの会社に転職して起業経営を学んでいたところだったので、ベストタイミングでした。


ー最初から展示会業界に絞って考えていたんですか?

石山:いえいえ、全然。最初はもっとIT寄りで考えていたんです。でもあるとき、信頼できる方に「もっとバックボーンに近いもので考えてみたら?」というアドバイスをいただいて。

秋野:その日に飲みに行って、それまで考えていた構想が振り出し戻ってしまったという気持ちだったのですが、ふと「あ、展示会だわ」ってなりました。灯台下暗しとはこのことだなって。

新卒で展示会業界の最大手企業に入社し、数々の分野で大きな展示会に携わってきた秋野さん。足元を見直したらそこに起業のヒントがあったといいます。


ー成功する確信があったのでしょうか?

秋野:そもそも展示会業というのは巨額な資金がなくてもスタートできますし、なにより在庫を持たなくて良いというのが起業には向いているんですよね。そこに出展社さんと来場者さん両方を集めるノウハウがあって、課題も見えていて…。ドミノ倒しの最初の1つさえ倒せれば、あとはもう確実に勝てるという自信はありました。

石山:半年くらい別の案で用意してたのに、飲み会1回で「よし展示会にしよう」って変えたよね(笑)。

秋野:そうそう(笑)。でももともと、展示会ビジネスは昔からあるけれどなかなか変化が進まない業界だな…と思ってはいたんですよね。本当に出展社さんと来場者さんのことを考えた展示会を開催することで、そういう業界に風穴をあけられるんじゃないかと思い始めましたね。


ー石山さんは考えてもいなかった業界だったのでは?

石山:そうですね。ちょうどコロナ禍になったタイミングだったので、リアルなイベントは正直きついんじゃないかなと思いましたね。ただ、逆にコロナ禍だからこそ、普段はなかなかとれないような会場が空いている。それに、これまであった展示会という場がなくなって、出展社さんも来場者さんも困っているという現状も知って。これはやる価値も勝算もあるんじゃないかなと私自身も思ったので、飛び込みました。

秋野:コロナ禍でイベント系の起業だから、まぁ勇気はいるよね。

石山:緊急事態宣言真っ只中のタイミングでリアルイベントの会社をやるって、下手したら頭おかしいと思われちゃう(笑)。

秋野:本当にそう。実は、最初は他にも2人メンバーがいて、4人で創業を考えていたんですよ。でも、あとの2人は家族がいて子どももいて…さすがにそこまでリスクを冒せないということで離脱して、新たなメンバーを加えた3人での創業になったんです。でも私たちは展示会を行うためのあらゆるノウハウを持っていたし、これまで終わらなかった疫病なんて無いし、逆張りするなら今だなって。

石山:あとコロナ禍になって、今やっていることが未来永劫そのまま続くわけじゃないんだなって痛感したのも大きかったですね。同時に、将来を考える時間がたっぷりとれて。人生を見つめ直すきっかけも時間もあったから、踏み出せたというのもあります。


ーそんななか思い切って起業してみて、いかがですか?

秋野:今すでに展示会を開催したり出展社さんを集めたりする「型」が集まっているので、これを例えば“ジャンルを変えてやる”とか“地方で展開していく”とか、どう横展開していくか数年後の計画を具体的に進めているんですよね。こういうことをゼロから自分たちでどんどん実現していく楽しさはすでに実感しています。

石山:私は実は「起業して良かったな」と思えるのはこれからなのかなって思っています。もちろん楽しくなかったわけじゃないんです。ただ、起業してしばらくは目の前にやらなければならないことがたくさんあって、それを1つずつ潰していく。それってサラリーマンも同じですよね。でも課題が少しずつ減っていって、これからようやく“自分の仮説を作ってそれに向かって進んでいく”フェーズになっていくのかなと。自分なりの味付けをしていって、これまで展示会になかった世界観を表現していける。サラリーマンで経験できなかったことは、まさに今から感じていくのかなと思っています。


後編では、友人同士の創業そして、今後の展望についてお届け致します。

▼創業3年目でDX分野で日本最大級の展示会主催!後編:友人同士の共同創業そして今後の展望…

創業3年目でDX分野で日本最大級の展示会主催!創業秘話後編:友人同士の共同創業そして今後の展望... | エバーリッジ株式会社
なぜ友達に?というほど正反対"2人が引き起こす化学反応"ー友人同士での共同創業についてはどうですか?秋野:石山は私にはない能力を持ってるんですよ。その部分で補完というか強化してもらえるので、一緒...
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