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業界シェアNO.1の裏側には、徹底したお客様目線と双方の信頼関係。【話題のクラウド型HRサービス開発現場をインタビュー!】

月間1,000社ペースで利用企業数が増加、労務管理クラウドではシェアNO.1を獲得したオフィスステーション。その開発すべてを担っているのが、エフアンドエムネット株式会社です。

今回は、オフィスステーション立ち上げ当時から開発担当として関わっている向井さんから、開発体制やチームとして大切にされていることを伺いました。また、オフィスステーション事業本部の渡辺さんも参加していただき、開発チームと営業チームの関わりについても語っていただきます!

株式会社エフアンドエム
オフィスステーション事業本部 本部長
渡辺 尚人 (写真左)
エフアンドエムネット株式会社
オフィスステーションDiv. ディビジョンマネージャー
向井 政憲 (写真右)

直近3年で開発メンバーは6倍に!急成長を続けるオフィスステーション開発の現場。

ーまずは、オフィスステーションがシェアNO.1まで成長した背景について教えてください。

渡辺)
オフィスステーションはリリースしてから5年ほど経ちますが、特にこの一年で急成長を遂げました。そのきっかけは2つあります。

1つは2020年4月からの社会保険電子申請の義務化です。業界内ではかなり大きな話題となり、2019年頃にはこの義務化に関するセミナーを多くのパートナー様と協業しながら情報提供を行ってきました。

そして2つ目は、新型コロナウイルスの蔓延による働き方そのものの変化です。日本のIT化に対する課題が多く浮き彫りになる中で、今まであまりフォーカスされてこなかったバックオフィス業務のIT化に各企業の目が向けられるようになりました。

これら2つの要因が重なり、大きくマーケットが開かれたのです。


ーサービスの急成長により、オフィスステーションの開発体制はどのように変化しましたか?

向井)
ご利用企業数の増加に併せて急速に開発体制も拡大しました。
3年前までと比べると、現在は6倍ほどのメンバーが開発に参加してくれています。

機能ごとにチーム編成を行っていて、現在は10以上のチームで開発を行っております。
例えば、社会保険手続きの機能開発チームや、年末調整の開発チーム、給与明細の開発チーム、などですね。

その他にも、従業員を部署ごとに管理したいという大企業様のニーズにお答えする、機能全体に関わる開発チームや、社内で使用する顧客データベースの管理機能を開発するチームもあり、数名から20名程度のチーム編成になっています。

基本設計から、プログラム開発、レビュー、リリースまで、基本的にそれぞれのチームで完結できるようなチーム構成です。


ー法改正による新しい機能追加や改善案などは、どのように生まれるのでしょうか?

基本的にはエフアンドエム社の営業担当や事業本部長の渡辺とともに、期の始まりにどのような機能追加を行うかや、開発コストに対する予算などをすり合わせて決めていきます。

どういう機能があるとお客様に喜んでいただけるか、こういう法改正があるのでこの部分は絶対今期入れないといけない、など優先順位を決定した後、各開発チームにテーマを渡して開発スケジュールの検討と要件定義フェーズを進めていく形です。

当然、期中にも随時見直しを行います。お客様と直接話をするメンバーが「ここをこうした方がお客様に喜んでもらえる」と思ったことは、即座に取り入れることもあります。特にお客様から直接のご要望やお問い合わせが多数上がった機能や、従業員の方が直に利用するページの改修などは積極的に対応します。

また、新しい機能をリリースするときは、チームメンバー全員の前で「こういうサービスをリリースします!」と発表する場を必ず設けて、情報共有をしています。


開発工程にもお客様の声を取り入れる。すべては顧客満足度へ繋げるために。

ー開発の過程で大切にしていることを教えてください。

向井)
『良いものを早く、たくさん作ること』を目標として掲げています。
そのために、あらゆる工程の開発効率を上げるための工夫を行っており、特に大事にしているのが、お客様の業務内容を理解することです。

直近では、開発工程の随所にお客様の声を先に取り入れる方法を試しており、どのやり方が一番お客様にとって良いものを早く、たくさんお届け出来るかチャレンジしているところです。


ーメンバーの皆さんが技術向上の為に取り組まれていることはありますか?

向井)
『生産性の向上』がテーマになると考えていて、もちろんプログラミングのスキルアップも技術力の底上げとなり、生産性の向上へと繋がると思います。ただ、例えばチーム全体の不具合を少なくする開発の手法が実現できれば、不具合対応に追われる必要はなくなりますよね。

そのためには、チーム内のコミュニケーションの活性化はもちろん、各開発工程の中にお客様との接点が多いメンバーの意見やユーザーインタビューを加えることで、良いものを生み出すとともに、最終的には生産性の向上に繋がるのではと考えています。


ーオフィスステーションの開発において、一番の魅力は何ですか?

向井)
この半年で契約数が5,000社増加して、業界シェアNo1を獲得するなど、プロダクトの成長期に関われることです。毎月新しくご契約いただいたお客様や、残念ながら解約された方々の声を集計しているのですが、やはりそういった声の中で「使いやすい」「使ってよかった」という言葉を聞けることが一番嬉しいですね。


売り手と作り手。お互いの顔が浮かぶからこそ、より良いサービスが目指せる。

ー開発チームと事業本部で会社が分かれていますが、双方の連携はいかがですか?

向井)
開発の立場としては、今まで開発は開発、営業は営業、と分かれた現場が多かったんです。
私はちょうど、オフィスステーションの開発がスタートするタイミングで入社したのですが、そこで本部長の渡辺とお酒を呑みながらこれからやっていきたいことを語り合ったのを覚えています。

開発と営業が一体となってやることは今までの現場では本当になかったので、一緒にビジョンを語り合って具現化していける環境は、大きな魅力だと思いますね。

渡辺)
営業の現場にも良く来ていただきましたよね!

正直、お客様と触れ合うのは基本的に僕らだけなんです。でも良い物作ってくれてるからこそ、できるだけ嬉しい声をもらった時は、開発の皆さんに届けられるようにしたいという想いがあります。

あとは、人間の手で作っているものなので、時としてどうしても起こってしまうようなエラーもあります。そういったものには営業が現場で対応します、というようなチームプレイが成立しているので、お互いに尊敬し合える関係性になっているのは、自慢できるポイントだと思っています。

向井)
実際に現場に同行することで、想像で作っていたものがリアルでは違っていたり、本当に困っていることはどこかを聞くことができたので、一緒に行って良かったですね!

渡辺)
僕や営業チームメンバーも全員がそうだと思うんですが、作り手の顔が浮かぶって結構大きいんですよね。

ちょっと熱い話になっちゃうんですけど、作り手の顔が浮かぶと売らずに帰れない。
あんなに頑張ってリリースしてくれたのだから何かいい報告をしてあげたい、という想いがすごく宿るんです。

おそらく作っている人達も同じではないかなと思います。せっかくだから売りやすいものを作ってあげようという、売り手の顔が浮かぶというか。

向井)
開発サイドでもまさに、そうですね!
東京や大阪で行われるHR EXPO(※)に、開発メンバーも時々参加するんですが、開発した製品を営業の方が一生懸命お客様に説明してくれていたりとか、そういう一緒の空間を経験することは、とても開発のモチベーションにつながりました。

そんな経験があったので、開発者全員少なくとも一度はHR EXPOに行くように決めさせてもらったりもしました。

 (※)HR EXPO:人事業務支援の商談専門展


ー最後に、開発チームの今後の目標をお聞かせください!

向井)
労務管理システムとしてはありがたいことにシェアNo.1になったのですが、それ以外にも年末調整を始め、複数の機能がオフィスステーションには存在します。それらも選ばれるようなサービスにしたいなという想いがあります。

数字自体を掲げることはやはり営業の力になりますが、どういうところを機能開発していくとお客様に満足していただけるかは、今後の開発チームとしての重要なテーマになってくると思います。
そのためにもお客様の生の声をもっと聞いて、開発に活かしていきたいですね。

ー渡辺さん、向井さんありがとうございました!

次回は、オフィスステーションサービスの成り立ちや、今後のビジョンについて語ったインタビューを公開します!

「急成長中のオフィスステーションの開発に、自分も参加したい!!」
「頼まれたものを作るだけじゃなくて、もっと企画に近いところからモノづくりにこだわりたい!!」

そんな方はぜひぜひ一度お話ししましょう!
ご応募お待ちしております。

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