フェンリル島根支社のオフィスを刷新 | フェンリル
こんにちは、ブランディング部の島田です。2013年の設立から11年を経て、2024年6月にフェンリル島根支社のオフィスを全面的にリニューアルしました。大阪本社をはじめとするオフィスブランディング...
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こんにちは、フェンリル島根支社のエンジニア、谷口と北野です。
島根支社のメンバーは12名、ほとんどがエンジニア職です。社内交流が盛んで、先日は部門対抗のゲーム大会を開催しましたよ!
島根支社に関する記事はこちら
島根では、「RubyWorld Conference 2025」が11月6日から2日間にわたって開催されました。同カンファレンスは、プログラミング言語「Ruby」関連としては国内最大のビジネスイベントです。Ruby発祥の地とされている島根で、2009年より毎年開催されています。
会場は松江市にある、島根県立産業交流会館「くにびきメッセ」。フェンリル島根オフィスから徒歩10分ほどの場所にある、コンベンション・センターです。
フェンリルは今回、Platinumスポンサーとして参加しました。
イベント当日、ランチタイムショートプレゼンテーションで登壇した谷口と、フェンリルのブースで来場者の対応をした北野が、当日の様子をお届けします!!
私はフェンリルに入社して今年で9年目です。現在は、エンジニアリングマネージャーを務めており、技術領域を問わずチーム全体の支援や牽引、チームメンバーとの 1on1 や考課・採用活動などをしています。
RubyWorld Conference への参加は今年で5回目。今回は、ブース担当ではなく発表者として参加しました。
私は2日目に大展示場で行われたランチタイムショートプレゼンテーションで登壇。
「ただの開発拠点ではない!島根から体現するフェンリルの『共同開発』」と題し、島根から最高のプロダクトを届けるためのエンジニアの開発体制と働き方について発表しました。
まずは「開発体制」について。
不確実性が高く、ビジネス環境や市場の変化などの予測が難しい状況下で、変化に対してスピーディーに意思決定をし、柔軟に行動することを「アジリティ」と呼びます。このアジリティを実現するために、島根支社のエンジニアチームは小規模なチームを複数編成し、一つのプロダクトに対して複数のチームが並列にプロジェクトを進行することで、アジリティの向上を図っているという話をしました。
次に「働き方」について。
オーナーシップというキーワードの下、私たち「エンジニアは、ほぼすべての工程に参加している」ということをお話しました。すべての工程とは、要件定義からリリースまでを含む、プロジェクトの最初から最後までを指します。エンジニアが要件定義から参加することで、プロダクトの背景や成長を十分に理解した上で開発フェーズに進むことができます。そのため、プロダクトへの愛着が深まり、エンジニア一人一人がプロダクトのすべてを我が事として捉える働き方ができます。
およそ10分間という短い時間で、かつ昼食を取りながらの聴講であるため、まず要点を述べて聴講者の興味を引くようにしました。また、フェンリルのノベルティをスライドに大きく表示して紹介するなど、注目してもらうために工夫をしました。
発表を終えた後は、フェンリルの他のメンバーと一緒にブースで来場者の対応をしました。
私の発表を聴講された方々がフェンリルのブースを訪れてくださり、中には発表内容について質問してくださる方もいました。私が登壇したことがブースへの集客につながったという手応えを感じられたこと、そして、発表内容に興味を持っていただけたことがうれしかったです。
私は今年の4月にフェンリルに入社しました。ウェブアプリの開発に携わっており、一つの技術領域に偏ることなくバックエンドやフロントエンドなど、幅広い技術を用いて開発をしています。
RubyWorld Conference への参加は初めてでした。当日はフェンリルのブースで来場者の対応をしました。
カンファレンスで私が最も期待していたのは各企業の講演です。Rubyを用いて他社がどのようなサービスを展開しているのかを知りたいと思っていました。当日は、企業サービスの話だけでなく、人材育成や事業マネジメントなど、幅広い視点のお話を聞くことができました。私の主な業務は開発ですが、マネジメントや教育の話を聞けたのは、今後のキャリアに生かせる経験でした。
当日、ブースで来場者の対応をしたフェンリルのメンバーは私を含めて10名でした。
ウェブエンジニアを筆頭に、スマホアプリエンジニアやテックリードが参加。来場者には、ノベルティの制作意図とともに、フェンリルについてご紹介しました。
今回ノベルティとしてお渡ししたのは、今年制作した「デバッグ」と「シリアルバー」です。特に「デバッグ」のポーチは大変ご好評をいただきました。「ネーミングセンスや発想がすごい」と多くの方からうれしいコメントが寄せられました。シリアルバーも人気で、余すことなくすべてお渡ししました。
ノベルティについてはこちらの記事をご覧ください。
フェンリルがご紹介した実績の中には、来場者の皆さんが普段使われているアプリがあり、驚く方が多かったです。また、実績を見て、フェンリルのブースに立ち寄ってくださる方が多いと感じました。
また、フェンリルのデザインが「かっこいい」と褒めていただくことも多々ありました。
改めて、RubyWorld Conferenceを振り返ると、会場でさまざまな方と出会い、対話することで、知見を得たり、改めて気付いたりすることがありました。中でも、業務におけるAI導入が急速に進んでおり、昨年から状況が一変したことを実感しました。
普段使用しているRubyについても理解が深まり、とても有意義な時間を過ごすことができました。
基調講演では、Rubyを生んだまつもとゆきひろさんが「今後Rubyのコミュニティーが縮小していくかもしれない」という危機感を抱いておられました。これからのRubyのアップデートで、ユーザーの維持と新たな新規ユーザーへのアプローチがカギになってくると思います。島根から誕生したRubyを、島根で働くエンジニアである私たちは、これからも応援し続けます!