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ヤフー大阪×フェンリル共催 “関西デザイナー交流会” をレポートします!

こんにちは。コピーライターの高島です。

お盆休みが終わってしまいましたが、みなさんは帰省や旅行などでリフレッシュされましたか?私は長めのお休みをいただいていたので、まだ心と体が現実逃避しがちです…。

ご報告が遅くなってしまいましたが、去る8月2日に、ヤフー大阪様とフェンリルの共催で、“関西デザイナー交流会”を開催しました!

当初予定していた60名の枠はすぐに埋まってしまい、急遽増枠した80名もすぐに埋まってしまうほど大盛況となりました。

こちらのイベントは、ヤフー大阪様が毎月オフィスで開催している「Osaka Mix Leap」の一貫。発信・交流・共創の3つを軸に定期開催されるイベントで、「関西圏の人と情報の交差点」になるよう、毎週様々なイベントを企画・開催されています。

今回のイベントの概要はこちらをご覧ください!

多彩なゲストスピーカー

イベントには、関西のデザイン業界を牽引する3名にゲストスピーカーとしてご参加いただきました。

【小野 高志さん】ヤフー大阪 アプリデザイナー

http://www.g-mark.org/award/describe/45880

【小野 友資さん】YUYBOOKS代表 京都精華大学非常勤講師

http://yusukeono.com/

【松倉 早星さん】Nue inc.代表 プランナー

https://www.nue-inc.jp/

フェンリルからは、ソニー株式会社にてデザインセンターSVPを務めた後、株式会社ブシロードの代表取締役専務を経て、今年フェンリルに入社し、デザインを統括している執行役員の戸塚恵一が参加。

また、トークセッションのインタビュアーには、一般社団法人エクスペリエンスデザインユニットから、辻尾 真由美さんにお越しいただきました!

デザイナーに大切にしてほしいこと

メインスピーカーとして登壇した戸塚は、武蔵野美術大学の工芸工業デザイン課を卒業後、ソニー株式会社に入社して以来、デザインベースで様々なプロダクトに携わってきました。

トークセッションでは、ソニー時代に手がけたAIBOやQRIOなどのロボットプロダクトのエピソードをはじめ、今では生活に欠かせないものになっている“非接触カードを約20年前から(!)各社に売り込んでいた話などを披露し、参加者の方々も興味深く聞かれていました!当時から、デザイナーが将来あるべき姿をビジョナライズしていたのですね。

また、デザイナーとして長く活躍するためには「観る力」を養う必要があり、たとえば“デッサン”は、見る力を養うもっとも身近で確実な方法だということが語られました。

そして、若い世代のデザイナーがペンを持ってデッサンをする機会が減っていることを例に挙げ、「デッサンをしたことがないデザイナーでも、PCでつくった作品は一見すごく良く見え、Macできれいな仕事ができてしまう現在。自分で課題や問題点を発見して、それに答えていくことがルーティンになるというのがデザインの本質。」と指摘していました。

「表現する力(アウトプット)よりも、観る力(インプット)を大切にしないと、AIが普及していく今後、デザイナーとして立ちいかなくなる。」という戸塚の言葉は、参加者のみなさまからも大きな共感を得たのではないでしょうか。

個性が光ったパネルディスカッション

関東に比べ、関西でデザイナー同士が交流する機会は少ないのが現状。

もっと関西からデザインを盛り上げていこう!という想いで、ゲストスピーカーを交えたパネルディスカッションでは、様々なテーマでトークが繰り広げられました。

「◯◯◯>デザイン」というトークテーマでは、デザインよりも勝ると思うことをそれぞれお答えいただきました。

ヤフー大阪の小野さんの答えは「散歩」。世の中には楽しいことがたくさんあるから、散歩をしながらそれを感じ取りたいとのこと。小野さんの朗らかな人柄を感じられる答えにほっこりしました。

YUYBOOKS小野さんは、いい所も嫌な所も含めて、人の気持ちが分かる優しさはデザインに勝るのではないかという考えのもと、「優しさ」を挙げられていました。お仕事をされるうえで大切にされていることを垣間見れた気がします!

どんな物事よりもおいしい「料理」を食べることには勝てないという意見を出されたのは松倉さん。嫌なことがあっても、おいしいものを食べるとすぐ忘れてしまう私にとっては、すごく説得力のあるお答えでした。

そして、インタビュアーとしてディスカッションを盛り上げてくてた辻尾さんは、つくられすぎたものよりも自分が入る余地があるものに惹かれるという理由で、「余白」とお答えくださいました。

みなさんのパーソナリティやお仕事への向き合い方など、様々な一面を知ることができたディスカッションとなりました。

休憩中には食事を囲んでの懇親会も行われ、参加者のみなさまが活発に交流されていたのが印象的でした!

これからも交流会や勉強会を開催していきます!

ご紹介した内容はほんの一部!ここには書けないような(?)裏話も聞くことができ、とても楽しい交流会でした。

フェンリルでは、今回のようなデザイナー交流会は定期的に開催していく予定で、エンジニア向けの外部勉強会なども随時開催しています。

勉強会の開催についてはフェンリルのイベントページにてお知らせいたしますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました!







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