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アカウントコンサルタントを経て採用責任者へ「面白さは会社を作っていると実感できること」

みなさん、こんにちは。FinT 広報担当です。

FinTは、「みんなの強みを活かして、日本を世界を前向きに」をパーパスに掲げ、前年比200%で成長中のマーケティングを強みにしたSNSソリューションカンパニーです。

今回は、日経大手メーカーに新卒で入社、その後2021年にFinTに転職をした採用責任者の 太田へのインタビューです。

HR(人事部)採用責任者として活躍する太田。そんな彼に、なぜFinTに転職をしたのか、どういった経緯でHRに異動したのか を聞いてみました。

【こんな方におすすめです】

  • スタートアップの魅力を知りたい
  • 大手企業からの転職のリアルを知りたい
  • HRや人事の仕事に興味がある

このように思われている方の参考になれば幸いです。

| 太田 幸四郎 (おおた こうしろう)

1997年生まれ。立教大学経営学部を2020年3月に卒業。高校ではドイツ、大学ではフランスにそれぞれ1年間の留学を経験。新卒では株式会社ニトリに入社し、店舗運営部にて売り上げの管理等に従事。その後FinTにジョインし、アカウントコンサルタントからHRへ異動。

欲しかったのは事業や組織を動かしている実感

ーーまず、どういった経緯で前職に入社されたかを聞いてもいいですか?

はい。自分としては、営業職に向いてるとは思っていたものの、将来的にやりたいことは決まっていなかったので、営業以外のことも幅広く経験できるとこにいこう、と考えていました。そこで、ニトリは商社の役割も物流も商品開発も広告も全て自社でやっているという話だったので、そこに興味を持ち入社を決めました。

ーー実際はどのような業務に取り組まれていたのですか?

新卒は全員店舗配属なので、漏れなく自分も店舗配属でした。売上管理、売り場管理、アルバイトさんのマネジメント、当日のオペレーションを組んだり、接客もしました。

ーー入社してからのギャップはありましたか?

働くことや業務自体に対してはなかったです。ただ、部署異動の難しさやスピード感になんとなくモヤモヤは感じていて、自分はこの会社に何年いるんだろうかなどキャリアについて少し考えることはありました。

ーーその中で転職を考えたきっかけを教えてください

同じ店舗配属の新卒同期が早いタイミングで辞めたことです。その子は学生時代に自分でアパレルをやってたような子だったので、ベンチャーのアパレルブランドに転職をしました。

その後、3ヶ月後に会った時のインパクトがとても強かったんです。それがきっかけになりました。

ーーどんなインパクトだったのでしょう

まず、表情が明るくなっていて、人生がとても楽しそうで、仕事は裁量権も大きく、自分とやっていることのレベルが圧倒的に違いました。

ブランドを一つ任されていて、事業を自力で動かしている印象を受けました。その子の裁量を感じると同時に、自分が何もしてないなと感じてしまったんです。そこで、自分には事業や組織を自分が動かしている貢献実感や手触り感が大事で、そのためにもビジネスマンとして成長できる環境にいきたいと強く考えるようになりました。

ーーその後の転職活動はどうでした?

直感的に自分はベンチャー向きだなと感じて、そこからはかなり早く行動に移しました。

自分のニーズを考えた時に、より意思決定が見やすい+自分の裁量権が必要と感じたからです。


あの人いなかったらダメだよね、と言われる存在に。

ーーその中でなぜFinTに興味を持ったのでしょう?

きっかけは単純に、SNSマーケティングが魅力的だったからです。webマーケティングは正直、具体的に何をするかのイメージが掴みづらい一方で、SNSは普段から使っているのもあり、具体的な業務内容のイメージがつきやすかったです。また、一般的なwebマーケティングと比較すると、クリエイティブな要素もあることにより興味を持ちました。

ーー他にも多く同業の企業もある中で、FinTに決めることができたのは?

人ですね。

面談や面接で話している中で、全員漏れなく優秀だなと感じました。自分と年が1個とか2個しか変わらない人の見ている景色、視座が圧倒的に違うなと感じて、そういう人がいる環境に入れば自分も成長できると感じました。視座を上げること、自分で動かせるものごとの範囲を広げていくことは、自分の理想に近づけると思えました。


ーー自分なりのかっこいい像があるように感じます。

そうですね、圧倒的な右腕になりたい。

ワンピースで言うとこのゾロみたいになりたいと思っています。笑 あの人がいなかったらだめだよね、と思われる人になりたいです。

「怒涛」のコンサルタント時代

ーー今振り返るとAC(コンサルタント・法人営業)での1年はどうでした?

「怒涛」って言葉が似合う1年でしたね。

3-4人(現在の半分ほど)でやっていたのが半年間続いて、その中でも大型イベントで一気に2000件のリードとれたり、月35商談をやりきったりと、とにかく自分のキャパ以上のことに向き合い続けていて、正直しんどかったですね。

ーー特に何がしんどかったですか?

SMC(大型イベント)の時ですかね。量こなしているのに成果がついてこないことがしんどくて、実力不足をずっと感じてました。

ーーでもその後ブレイクスルーして活躍していた印象があります。何かきっかけがありましたか?

きっかけは組織体制の変更で、任してもらえることが増えたことでした。

新しい上長が「自由にやろう」という「任せる」タイプのチーム作りをする方でした。そこで、失敗を恐れずに、自分の考えを実行できたり、自分が思うことをはっきり言えるようになった結果、自分のスタイルが確立されていって、良い成功体験を積めたのだと思います。

自分の頑張りがメンバーを支えられるHRに

ーーその後、HRへ抜擢。どんなきっかけだったのでしょうか?

入社翌年の夏くらいですかね。

前提として、僕は会社のメンバーがとても好きなんです。熱量も高くて、妥協しない。それであって全く嫌な態度を取らない、そんな人ばかりなんですよね。

なので営業で売上を作れている一方で、作れば作るほどディレクターメンバーの負担を増やしてしまっているのではないか?とジレンマを感じ始めました。そこから、自分の頑張りが、組織メンバーのためになることはないかと考え始め採用や組織開発にチャレンジしたいと考えました。

ーーそれまでのキャリアを手放すことになる、抵抗や迷いはなかったです?

なかったですね。「不安<<<やりたい」でした。

なので、声をかけてもらえたタイミングで、返事は「いきます」でした。純粋に自分が「やりたい」と思えることに携われることが嬉しかったですね。初めて、自分が「やりたい」と思えた仕事だったので。

ーーHRに異動してからはどうですか?

面白いです!

採用もそうですが、組織をどうしていくか、会社をどうしていくか、を考えられるところが面白いです。採用が経営と密接に繋がってるからこそ、中長期的にみてどうしていくか、を考えなければいけない。そこの一員としてやらしてもらえているのがいいですね。あとほとんど1人で仕事を回しているので、会社への貢献実感を誰よりも感じられてると思います。笑

ーー中長期目線、、!今後のFinTの理想の組織像などはありますか?

チャレンジにコミットできる組織にしていきたいですね。

前提として、まだまだFinTは伸びていかなければいけないですし、チャレンジしていかなければいけない。そのために、整っていない部分を制度とか仕組みで解決して、チャレンジにフォーカスできる組織にしていきたいですね。

ーーそのためにHRはどんなチームにしていきたいですか?

支えられるHRになりたい、です。

疲れた時、しんどい時にによりかかってもらえる存在でありたい。そのためのメンバーサポートをしていきたいですね。自分の強みとしては守備寄りですが、自分自身も攻めの組織を作るチャレンジをしていきたいと思ってます。

ーーそんなHRとして心がけていることはありますか?

「とにかく感謝」を大事にしています。

採用は1人では成果を出すことができないと思っています。実際にFinTも現場メンバーが担当業務で忙しい中、面談や面接に出てもらっています。絶対に僕だけでは採用はできません。会社のための、みんなのための採用ですが、僕の達成すべきミッションに協力してもらっているということは忘れないようにしています。

事業部とコミュニケーションをとる時も、必要最低限で済むようにHRで対応できる・準備できるものは全部巻き取るというスタンスをとるようにしています。

大学以前から、不必要にコミュニティの和を乱さない、ということは大切にしていて、誰もが心地よくコミュニケーションがとれる環境作りは心がけています。意見するべき時は言いますが、相手目線と感謝の気持ちは絶対忘れたくないです。

ーー仕事をする上で意識していることも併せて教えてください

「妥協しないこと、その上で、やらなくていいことはやらないこと」です。

採用は一手で爆発的に変わるということはないというのをこの一年でとても感じました。だからこそ目の前の地道なものもしっかりやりきることが、一番成果につながると思っています。とはいえ、他にもやらないといけないことがたくさんあるので、自分がフォーカスするべきものは何か、を常にシビアに考え、任せられるものは思いっきり任せる。FinTのメンバーは任せたら必ずやりきってくれるので心配しすぎる必要はないことも学びました。

面白さは自分達が作り込める「余地」があること

ーー先ほども話に上がった会社を一緒に作っている、この点について詳しく聞いてもいいですか?

はい。パーパスにそった目標を達成できること、そこに寄与できること、寄与してる実感があることです。それが=会社を作ってることだと思っていて、そこに面白さを感じています。パーパス(目的)のために着実に大きくなっていくのを実感できることが楽しいですね。経営が描いてる理想を体現するという使命。こうしたい、ということに対して、着実にそこに向かっていく。それを自分が実現させていけることが会社を一緒に作っていくことだと思います。

ーー実感があるんですね

確かにそうですね。

シンプルに人数が増えているのは会社が大きくなってる感覚を得やすいのだと思います。それに、採用が進んで他の誰かが新しい成果を出せていると嬉しいですし、自分の貢献を感じられますよね。

それに加えて、一人が自由にできること、貢献度が高いことも大きいです。

代表のゆいさん(CEO 大槻)の理想を実現することは、いい意味でよくある敏腕社長の理想を実現することとは違うんです。全部が完璧でトップダウンで指示が来るようなマネジメントではなくて、理想を伝えてくれた上で、任せてくれるんです。だから、詳細はこっちが作らなきゃいけない。ある種、決め切ってないから、自分達が作り込める余地があって面白いのだと思います。これがなんでも完璧にできる人で理想が明確すぎると、その通りにこなしていけばできてしまう。ただ、それだと面白くないじゃないですか。(笑)だから、一緒に作っていけるのが面白いんですよね。

未来の仲間に向けて

ーーどんな人に入ってきてほしいか、理想を聞いてもいいですか?

FinTを好きになれる人ですね。

好きになる理由は人でも事業でもパーパスでもいいです。ただ、FinTとしてはパーパス達成のために会社を作っていくフェーズなので、そのためには何かしらでFinTを好きでないと頑張れないかなと思うんです。そして、自らの力で会社を作っていくことを魅力に感じる人に仲間になってほしいですね!一人当たりの影響度が大きいので、その魅力は充分感じられると思います。

ーー人によっては(特に大手企業所属の場合など)会社を作っていく感覚が感じにくいかなと思います。どうしたらイメージできますか?

部活をイメージしてもらえると近いかなと思っています。

所属しているメンバーで掲げている目標をどう達成していくのか、を考え、実行していく。その中でどう関わるのか、だと思うんです。

例えば、目指してるのはワールドカップ優勝だった場合、その中でどうやって勝っていくのか、それをサポーターとしてやるのか選手としてやるのか。その一員にいるのなら、個人としても成長しなければいけないし、チームとしても成長しなければいけない。部活の部員として目標達成に向けて切磋琢磨する感覚が近いと思います!

ーーFinTの採用についてのこだわりも教えてください

これは営業の時から変わらないのですが、FinTが正解だって心から思ってもらえる採用をしたいと思っています。

数ある企業の中からFinTに応募してくれることは本当に嬉しいですし、ありがたいことだと思っています。だからこそ、本当にFinTで良いのか、FinTに入ることでその方の理想は叶うのかという部分は考えたいと思っています。入社がゴールじゃないと思うので、その先を見据えたお互いのマッチを確認する採用を心がけてます。

ーー最後に、入社を検討してくれている候補者にメッセージをください

追い抜かしていってください!ですね。

もちろん追い抜かれないように頑張りますが、追い抜くくらいの勢いできてほしいと思っています。FinTには素直で謙虚でいい人しかいないと胸を張って言えます。自分のキャリアを変えてでも支えたいと思い異動しているくらいなので。(笑)そんな人たちと一緒に成長して、どんどん追い越して引っ張っていって欲しいです。自分も負けたくないので頑張りますけど!(笑)

ーーありがとうございました!

ありがとうございました!

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