憧れの「編集長」オウンドメディアを運用するディレクターになりませんか?
オウンドメディア(Owned Media)とは、自社で保有するメディアの総称のことで、
Webサイトやブログ、SNSアカウントなどを指します。
経理系や美容系、暮らし系、IT系、キャリア系など多種多様のオウンドメディアがあり、
ユーザーが求める情報を発信しているので、あなたも定期的に見ているサイトが
多いのではないでしょうか?
日頃利用しているオウンドメディアの運用に関わってみたいと思いませんか?
この記事ではオウンドメディアの運営手順、オウンドメディアを運営する際に求められるスキルを紹介します。
憧れのオウンドメディアの運営に関われるチャンスを掴めるはずなので、ぜひ最後までご覧ください。
出典:Unsplash https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/SYTO3xs06fU
オウンドメディアの運営手順
オウンドメディアは9割近くコンテンツ(記事)が占めています。
そのためオウンドメディアの運用業務の大半は、コンテンツの企画や制作といった
作業です。
その基本的なコンテンツの制作の流れは以下の通りです。
- 情報収集やキーワードの調査
- コンテンツの企画
- ライター募集・選定
- 記事のライティング
- 品質管理(校正と校閲)
- 入稿
- アクセス分析・コンテンツの改善
それぞれの業務内容を詳しく紹介します。
1.情報収集やキーワードの調査
まず担当するオウンドメディアの関連情報やキーワードを幅広く収集します。
関連情報とは、メディアのターゲットのライフスタイルや競合サイトのページなどです。
美容関連のオウンドメディアであれば、美容というテーマにマッチするターゲットを想定し、どのような悩みを持っていて、どのようなキーワードで検索するのか、
どのようなサイトを閲覧しているのか調査します。
2.コンテンツの企画
前述した関連情報やキーワードを元に、どのような内容をユーザーに届けるかを考えて、
どんなコンテンツにしていくか企画・制作します。
キーワードを間違えて検索上位に表示されなかったり、当たり障りのない内容になって
しまったりするとユーザーの目に留まらないコンテンツになってしまうので注意が必要です。
キーワードプランナーなどで関連するキーワードの検索や、
それぞれのキーワードの検索数などを調査することができますので
細かな分析を取り入れて、最適なコンテンツを検討していきましょう。
3.ライター募集・選定
立案したテーマに沿ってライターを選定します。
ライターによって得意なテーマが異なりますので、記事を依頼できるライターを何人か確保しておくと安心でしょう。
ライターを集める方法は以下の4つです。
- 社内で執筆できる人を募る
- クラウドワークスやランサーズなどクラウドソーシングを使って募集する
- すでにファンがいるプロライターに依頼する
- 記事制作を請け負う代行会社を利用する
- ファンやインフルエンサーからの投稿を利用する
- SNSなどで検索したフリーランスのライターに直接依頼をする
ライターによって特徴や費用、記事の作成方法も異なります。
自社にマッチした方法でライターを募りましょう。
4.記事のライティング
依頼するライターを決めたら、発注して記事を執筆してもらいます。
ライターに依頼する際に、記事作成マニュアルや指示書があるとスムーズにやり取りを
行えるので用意しておきましょう。
指示書にはSEO対策キーワードや文字数、書いてほしい内容などをまとめます。
見出しまで用意できるとライターの執筆速度が上がったり、想定しているイメージ通りの記事を作成してもらえ、記事のクオリティーアップにも繋がります。
記事作成マニュアルに記載すべきルール
- 文字数や段落数
- 入れるべきキーワード
- 必要なイメージ画像をフリー素材から選定してもらう必要があるかどうか
- 出典や参照先を記載する必要があるか
- 参考にしたい他社の記事事例
- NGワードや全角、半角などの記事のトンマナ
複数のライターがアサインするときは、マニュアルをきちんと作って用意しないと品質にばらつきが出てしまうことがあるのでできる限り詳細なマニュアルを用意しましょう。
5.品質管理(校正と校閲)
提出された原稿が指示書や記事作成マニュアルに従って書かれているかチェックします。
誤字や脱字、人名や数字などの誤り、文章表現、読者を不快にさせる表現の修正やチェックも必要です。
修正箇所があったらライターに修正依頼を行って、対応してもらいましょう。
6.入稿
原稿のチェックや修正が完了したら入稿をします。
入稿作業は編集長が行ったり、記事を依頼したライターに入稿までお願いしたりするケースがあり様々です。
事前にライターとも打ち合わせを行い、適任の担当者を決めておきましょう。
SNSやメルマガなどと連携して運営している場合は、そこでもコンテンツの配信や予告などを行います。
配信時間や配信する対象者の見極めも必要となりますので、事前にこれらの担当者とも打ち合わせを行い決めておきたいですね。
7.アクセス分析・コンテンツの改善
コンテンツを配信したら、そこで終わりではありません。
入稿後はコンテンツの内容を分析して、さらに質の高いものへ改善してく作業も必要です。
Google Analyticsなどのアクセス解析ツールを使ってアクセス状況の確認や分析を行い、
質の低いコンテンツを見つけ出して改善を行います。
質の低いコンテンツとは、全く見られていなかったり途中で離脱されてしまったりする
コンテンツのこと。
たとえばページの上部で離脱されているようであれば、タイトルや見出しがユーザーの検索意図と合っていないというケースが考えられます。
このように配信後はそのまま放置せず、解析やコンテンツの問題点に応じた対処をします。
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オウンドメディアを運営する編集長に求められる5つのスキル
オウンドメディアの運用業務の大半であるコンテンツの企画や制作の手順について
紹介しましたので、ここではオウンドメディアの編集長に求められるスキルを5つ
詳しく紹介します。
オウンドメディアの編集長を目指す際の参考にしてください。
編集長に求められるスキル1.テクニカルスキル・編集力
編集長は業務を遂行するにあたって必要な専門知識や技術を最低限身につけておきましょう。
オウンドメディアの9割近くコンテンツ(記事)なので、ライティング系のスキルは
必須スキルです。
外部ライターの管理や上がってきた記事の校正・校閲、画像の手配といった作業が行える一般的な編集力も重要。
流行に合わせたオウンドメディアのデザインの変更を行う場合もありますので、
簡単なデザイン知識もあると重宝されるでしょう。
編集長に求められるスキル2.アクセス解析のスキル
オウンドメディアの現状を分析するためにも、アクセス解析のスキルは重要です。
どんな検索キーワードで来訪しているのか、どの記事がよく読まれているかなど主要な数値は常に把握しておく必要があります。
得られた数値からどのように改善していくか提案や企画を立てるスキルもあると理想的です。
編集長に求められるスキル3.情報拡散スキル
記事は公開して終わりではなく、ユーザーに配信しなければなりません。
読まれやすい読者層を想定し、最適なツール、SNSなどのメディアを選定して情報を拡散するスキルが求められます。
編集長に求められるスキル4.ビジネススキル
取材インタビューや取材交渉、社内でのプレゼンなどを行う時に必ず役に立つのが
ビジネススキルです。
担当するメディアをビジネスの視点でリードするためにも身に着けておきましょう。
編集長に求められるスキル5.巻き込み力
オウンドメディアの運用は、1人では完結しません。
なぜならオウンドメディアはユーザーが求める情報を日々発信しなければならないので、
すべての記事を1人で書くのは困難だからです。
社内のスタッフや外部のライターに執筆依頼をしたり、インタビューをしたりしてさまざまな人を巻き込む力が必要になってきます。
自然とスタッフが集まってくる人望があるのが理想ですね。
まとめ
オウンドメディアの運用手順と、オウンドメディアの編集長に求められるスキルを
紹介しました。
オウンドメディアは9割近くコンテンツ(記事)で作られています。
そのため基本的な作業であるコンテンツの企画や制作の流れについて紹介しました。
コンテンツ制作の流れは以下の通りです。
- 情報収集やキーワードの調査
- コンテンツの企画
- ライター募集・選定
- 記事のライティング
- 品質管理(校正と校閲)
- 入稿
- アクセス分析・コンテンツの改善
編集長に求められる基本的なスキルは以下の5つです。
- テクニカルスキル・編集力
- アクセス解析のスキル
- 情報拡散スキル
- ビジネススキル
- 巻き込み力
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