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信頼されるディレクター必見!課題を細分化するための4つのステップ

信頼されるWebディレクターになるには、問題が発生する前に見落としている課題がないか気づく課題発見力が必要です。

課題発見力とは、現状に満足せずに今よりもっと良くできないか考えて課題を見つけ出す能力のことをいいます。

課題発見力を身につけておくと、大きなトラブルに発展する前に問題点を見つけられるようになったり、問題点を解決可能な課題まで細分化できたりします。

Webディレクターだけではなく、あらゆるビジネスマンにとっても、身につければ企業から重宝されるほど重要な能力です。

この記事では課題発見力についてと、課題発見力の4つの磨き方、課題を細分化して解決する4つのステップを紹介します。

Webディレクターを目指している方はぜひお読みください。

出典:Unsplash https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/-1_RZL8BGBM

課題を細分化するために必要な「課題発見力」とは?

信頼されるWebディレクターに必要なのは、大きなトラブルに発展する前に問題点を見つけたり、問題点を解決可能なミクロな課題にまで明らかにしたりする「課題発見力」です。

たとえば日常の業務に滞りがない状態であっても満足せず、現状よりも改善できることや新たな課題を見つけ出せるようになります。

Webディレクターが特に課題発見力が求められるのは、新規にWebコンテンツを立ち上げる企画段階での課題抽出の時です。

新規Webコンテンツの目的や課題に対して、クライアントからの要望だけではなく商品やサービスの認知度や優位性、ターゲット情報、競合サイト、市場動向などさまざまな観点から課題を発見することが求められます。

現状を冷静に分析して課題を発見し、未来を想定してよりよく改善させるために思考・行動する力は、Webディレクターに限らずどんな役職になっても重要なスキルのひとつです。

ぜひ課題発見力を磨くようにしましょう!

出典:Unsplash https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/fJXv46LT7Xk

課題発見力の磨き方

課題発見力を高めることで、マネジメントの立場の人だけではなく、社会人にとってもさまざまな場面で力を発揮できるようになります。

課題発見力を身につけるために、次の4つの思考や心構えを磨くようにしましょう!

現状に満足しない姿勢を意識する

仕事が順調に進んでいると、それで満足して思考が停止してしまうことはよくあるものです。

しかしそれでは未来に対しての危機感が欠如している状態になってしまいます。

現状に満足せず、未来への次の一手を模索する姿勢こそが、課題発見力を磨くうえで重要です。

自分や職場の現状をしっかり見つめて、今は問題にまで発展していないけれど「もっと良くなる方法はないか」「何か間違っていることはないか」と探ってみる姿勢を意識しておくことで課題発見力を高めることができます。

ゼロベース思考を持つ

既存の枠組みに固執していると、新たな課題の発見は遅くなったり困難になったりするのでゼロベース思考を持つようにしましょう。

ゼロベース思考とは、常識・前提を疑う考え方のことです。

今ある前提を一度ゼロにする思考法を身につけることで、今まで考えつかなかった課題を考え出せるようになり、課題発見力を高める方法の1つになるでしょう。

クリティカルシンキングを身につける

前提や思い込みをなくして、ゼロから考えるゼロベース思考を実践するにはクリティカルシンキングを身につけるのもおすすめ。

クリティカルシンキングとは批判的思考という意味で、意識的に自分の考えを批判的にみる思考法のことをいいます。

クリティカルシンキングを鍛えると主観や先入観に捕らわれず、物事を見る力が養われていきます。

なかなか習得が難しい思考法でもありますが、一度身につけると課題発見力を大きく飛躍させることができるのでクリティカルシンキングの思考を意識してみましょう。

評論家にならない

Webディレクターに重宝されるのは、問題が発生してから批評するような評論家タイプではなく、問題の原因となりそうな課題をあらかじめ指摘できる人です。

評論家タイプになってしまうと、トラブルを未然に防ぐ課題発見力を育てることはできません。

些細な違和感を課題として捉えて、「後々大きな問題の原因にならないか」と可能性を考慮する習慣を身につけて課題発見力を磨きましょう。

課題を細分化して解決する4つのステップ

課題発見力を発揮するうえで、忘れてはいけないのが解決方法も考えることです。

そこで課題を細分化して解決する4つのステップを紹介します。

ステップ1:問題の本質をとらえる

まずは情報収集をしっかり行って、問題を正しく認識します。

この時、すぐにでも解決したいという気持ちが強いと、焦りから問題を正しく認識できなかったり、違う部分を問題として認識してしまったり、問題を見落としてしまったりするので注意が必要です。

落ち着いて客観的な視点を持つように意識しましょう。

ステップ2:解決までの道筋を計画する

問題を正しく認識できたら、次は具体的な解決策を考察しやすいように、問題の細分化をしていきます。

問題が発生した時、その状態を引き起こした原因が必ずあります。

問題が単純ではない場合は原因がいくつもあることがほとんどです。

「なぜこの問題が起きたのか」疑問を繰り返し考えて、漏れのないよう原因を追及しましょう。

ここで役立つ概念がロジックツリーの考え方です。

ロジックツリーとは、問題の原因を深掘りしたり、解決策を具体化&特定化するときに役立つ考え方のことをいいます。

漏れや重複があると的外れな解決策になってしまうので、ツリー状に要素を分解・整理して問題の細分化を行います。

まだ問題は発生していないけれど、いずれ問題が起きると予測される問題未満を発見し、あらかじめ対策できるようになるとWebディレクターとして一人前です。

ステップ3:解決策を立案する

問題を正しく認識して問題が発生した原因を分析できたら、次はできるだけ多くの解決策をあげていきます。

問題を解決するには、以下のような3つの方法があります。

  • 問題が起きる原因を取り除く
  • 原因が起きる可能性を低くする
  • そもそも原因が発生しないように対策をする

解決策は問題の原因によって異なります。

問題の現状と原因を正しく理解しながら、思いつく限りの解決策を考えましょう。

考えた解決策が必ずしも成功するとは限りません。

あらかじめ複数の解決策を考えておくと、対応の幅が広がるのでおすすめです。

ステップ4:解決策を実行する

問題の細分化と解決策の洗い出しを行ったら、実際に実行に移す施策の優先度をつけて絞り込みます。

以下3つの軸を掛け合わせて優先度を決めていきます。

  1. スピード(仕込みや成果が出るまでのスピード)
  2. コスト(費用、投下する必要のある人数)
  3. インパクト(どのくらいの改善や効果が見込めそうか)

優先度が高い解決策から実行に移していきましょう。

効果を検証するために実行前のデータを記録しておくこともおすすめです。

検証して必要があれば、次の施策を実行して課題解決を目指しましょう!

まとめ

Webディレクターの課題発見力について説明してきました。

課題発見力を身につけることで、個人のスキルアップだけではなく、社内業務の効率化やサービスの品質向上、ミスやトラブルの抑制効果など行えて、メンバーだけではなくクライアントからも信頼度が高まります。

課題発見力の高いWebディレクターは重宝されるので、ぜひ身につけておきましょう!

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トラブルが発生する前に問題点を見つけたり、問題点を解決可能な課題まで細分化するのは非常に難しい作業ですが、あらかじめトラブルを回避や対処できた時は仕事が好循環になるのがわかるので、とても取り組みがいのある仕事です。

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