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【フォースタ テックブログ】Regional Scrum Gathering℠ Tokyo 2021で配信スタッフとして参加してきました

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どうも村林です。
Regional Scrum Gathering Tokyo 2021(以下、RSGT)に配信担当としてスタッフをしてきたので感想書きます。

Regional Scrum Gathering Tokyo 2021とは

Regional Scrum Gathering℠ Tokyo 2021は、東京で行われるRegional Gatheringとして10回目になります。運営母体である一般社団法人スクラムギャザリング東京実行委員会は、スクラムを実践する人が集い垣根を超えて語り合う場を提供するという目的によりコミットしています。

アジャイル初学者からその道の達人までいろんな人達が集まってギャザリングするイベントです。
今年は新型コロナウィルスの影響もあり、オンラインの人もオンサイトの人もギャザリングできるようハイブリッド開催でした。

ハイブリッド開催とは話す人も聞く人も会場かオンラインかを好きに選べるってことです。また会場の人はオンサイトの人の発表しか聞けないなどの制約もなく、会場でオンラインの人の発表を聞く、オンラインの人が会場の発表を聞く、なんなら一緒にOST(Open Space Technology)とかしちゃう。みたいな感じでした。

この要件を満たすために、会場とオンラインの人を双方向に繋ぐということが必要でした。そこらへんをどうにかするべく色々やったのが配信担当です。私は品川アジャイルという品川にまつわる人やまつわらない人が日夜集まってアジャイルの話をするコミュニティに属しているご縁で担当しました。

配信構成

全体像はこちらです

多分これだとなんのこっちゃという話だと思うのでユースケース毎に解説していきます。

まず会場にいる人の発表をオンラインで聞くケースを考えます。

会場のマイク音声はもちろん会場に流さないといけないので、会場の音響設備につなぎます。そして会場の音響設備から分配し、配信用PCに入れます。配信用PCはZoomに接続していて、受け取った音声をZoom側に流します。
これで音声は良さそうです。

次は映像ですが、映像に関しては発表資料と講演者の姿の2つの画面があります。
発表資料は講演者が会場のプロジェクタに接続し、またその画面をZoomで画面共有してもらうことで会場にもZoomにも発表資料を共有することができます。
講演者の姿に関してはカメラで撮影したものを配信用PCに入れ、そこからZoomに出力します。
これでZoomでも講演者の発表スライド、発表姿、音声が全部Zoomに届きますね。
PinP(映像の中に映像をはめ込む)なども考えたのですが、RSGTの参加者のペルソナを考えたときにこちらで映像を組み合わせた状態で渡すより、そのまま渡して参加者の方で勝手に組み合わせられるようにした方が満足度が高いかなということでやめました。幸いZoomは複数の映像のレイアウトを柔軟に変えられますし。Zoom凄い。

次に会場の発表に対してオンラインの人が質問してくるケースを考えます。

講演者が聞くためにZoomからの音声を会場に流す必要があります。
これは配信用PCが受けたZoomの音声を会場の音響設備に流すことで対応できます。

次はオンラインの発表を会場に流すケースです。

基本はオンラインの人が質問してくるケースと同じです。
ただし一点違うのは講演者が会場にいないので、会場のプロジェクターに接続するPCがありません。
これは運営で借りたPCを投影用PCとして置くことで対応しました。
この投影用PCでZoomに接続し、会場のプロジェクタに流すだけで映像はOKです。

最後にオンラインの発表に対して会場の人が質問をするケースです。

これも会場の発表と同じですね。
会場のマイクを使って質問してもらうと、配信用PCを通ってZoomの先にいる発表者の人に伝わります。注意なのが、マイクの音声しか拾っていないのでマイクに向かって話さないと聞こえないことです。

素人でも積み重ねてできた

いかがでしたでしょうか。よくわかりませんね。

実は我々は映像や音声に関して素人だったのですが、ちょっとずつできることを積み重ねていき、こんな最初はよくわからない構成でもある程度できるようになりました。
最初から色んなことをやろうとしない、基本が安定してできるようになると次のステップアップもそんな負荷なくいける。そのステップアップも当たり前にやりだすと、次のステップアップをする。こんな感じでできることを積み上げてできたのが今の構成です。
なので詳しくなってきたらもうちょっと複雑か高度な構成になるかもです。それかよりシンプルになるかも。未来は誰にもわからない。

あと初期案はRSGT実行委員長で品川アジャイルのメンバーでもある川口恭伸さんが考えてくださったのですが、川口さんがこの構成を考えたときに留意した点は以下の通りだそうです。

  1. 登壇者にとって最小変更
  2. その変更点も慣れているZoom対応のみ
  3. 映像系は登壇者、音声系は会場設備(ハウリング対策)
  4. どのPCがこけても全落ちしない(ある程度は相互にリカバーできる)
  5. ネットがこけても平然と会場は進行できる(ハイブリッドなのだけど、実績ある部分を優先)
  6. リモート参加者/講演者に追加のオペレーションを求めない(説明しきれない)
  7. 会場に複雑な機材を入れない(PC中心)
  8. 運用者はみんなプロじゃなくて参加者に近いコミュニティメンバーなので、習熟の時間をとる(お金を人件費より教育研修費で使いたい)
  9. ホールは別に業者さんにお願いすることでリスクヘッジ (ただこの構成は踏襲していただくことでコストは下げる)

大規模なイベントを継続してやってきた川口さんのノウハウが詰まってますね。
新しく発生するリスクに対してはできるだけ冗長化する。
慣れているものでやるのが一番安定してできる、という思想があるような気がします。

得た学び

留意した点の8番に関しては私は恩恵に与かりました。
何をしたかと言うとわざわざ本番の二週間前くらいにカメラを機材レンタル屋さんから借り、その他機材も家に持ち帰り、年末年始にお家で配信設備の構成を試して遊んでました。
そこでようやくぼんやりしていた配信構成が解像度高く自分の中に入りました。
「こうすれば動くらしい」から「これはこういう仕組みだから動く」って感じですね。
仕組みがわかったことで当日昼休みのときに会場に何も流れてなかったのが寂しくてDiscordの映像を会場に流したり、機材トラブルがあった際に土壇場で違う構成で乗り切ったりすることができました。
基本をしっかりするから応用ができるという学びです。

またスタッフ内で印象的だったのが「疲れない、頑張らない」を大事にしていたことでした。大体のイベントでは「燃えつきろ!一生懸命だろ!!」って方向に行きがちなんですがイベントスタッフって頑張っちゃうんですよね。勝手に。
だってみんなに楽しんでもらいたいし、やりがいもあるし。スタッフが追加で動かなきゃいけないときって大体誰かが困っているときだし。
で、頑張ると燃え尽きて、来年からはちょっと出来ないなぁとスタッフがどんどん離脱してイベントの持続可能性が減ってしまう。
営利団体でもないことも相まっていつでも辞められるから、辞めないように工夫する。
スタッフが楽しくて疲れないのが第一。そうすると来年も開かれる。

という思想があるのかなーと思いました。
コミュニティを持続的にしていきたい人は参考になるかもです。

おわりに

ということで、配信スタッフとしてRSGTに参加してきた話でした。

最後に実行委員、スタッフ、発表者、参加者の皆さんお疲れさまでした!
また来年お会いしましょう!

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