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工事現場はクリエイティブ ~リフォームアワード2部門受賞・群馬県建設工事表彰~

みなさんこんにちは!新事業推進部の山本です😌
梅雨に入り雨の多い日々ですが、その分合間に天気の良い日があると嬉しいですよね🌞

五月晴れという言葉は、現在は5月頃の良く晴れた天気を指して使われることが多くなっていますが、
元々は「梅雨の晴れ間」という意味で使われていたそうです😳
五月という字を使うのも、今の6月は旧暦5月頃にあたるためだそうです🌈
昔の人も、雨の合間の太陽に嬉しさを感じていたんでしょうね🙆🏻‍♀️

突然ですが、工事現場内の仕事を間近で見たことはありますか?
現場は危険なので「立ち入り禁止」とされていることが多いですよね👷🏻
なかなか間近で仕事の一部始終を見る機会の少ない建設業。

そんな業界の仕事の魅力を知ってもらうべく、
今回は、フジサワの手掛けた仕事の中から、最近表彰された案件をお伝えしていこうと思います!

この記事を読めば、「建設業はクリエイティブで面白い」と思っていただけるのではないかと思います🔥

~見た目をキレイに、機能性も◎~


2023年3月、一般社団法人 日本塗装工業会主催の「第6回 リフォームアワード」にて
フジサワの施工した案件2件が
「お客様満足部門」の<非住居>部門で最優秀賞と
「優秀技術部門」の<非住居>部門で優秀賞に選ばれました!

これら2つの案件については、フジサワのポートフォリオにも掲載しています。


リフォームアワードとは?

日本全国の塗装業者が集う日本最大の塗装団体である「日本塗装工業会」が実施しています。
日本塗装工業会会員の中から、優秀で価値のあるリフォーム工事を行った会員を顕彰しています🌟

表彰部門には2部門があります。
・お客様に満足いただけたリフォーム工事を称える「お客様満足部門」
・技術的に優れたリフォーム工事を称える「優秀技術部門」

リフォーム文化の発展に寄与するとともに、日塗装会員がリフォーム工事業者として信頼してお任せいただけることをお客様に知っていただくために実施されています😊


中央情報大学校2号館外壁塗装改修工事

群馬県高崎市の専門学校「中央情報大学校」様の外壁の補修と塗り替えを行った工事です!
Before / Afterはこちら!

左が施工前、右が施工後の建物です。とてもかっこよくなっていますよね!


ポイント①:スタイリッシュで協調的な外壁

この学校は群馬県内最大の人口を抱える高崎市の都心部に立地し、情報通信技術とデザインに特化した専門大学校ということで、それに相応しい都会的でスタイリッシュモダンな外観にすることになりました。
周辺の建物には、白やベージュ、グレーといった色が使用されていることを意識し、ベースカラーにダークグレーを採用。施工対象の建物が高く、かつ都心であるため、日射反射を考慮して3分艶(※1)を選択。さらに、施設利用者への健康被害、環境への配慮として、臭気の少ない水性塗料を選定しました。
(※1 … 塗料における艶の種類のひとつ。「3分艶」は光の反射が10~20%程度と控えめ)


ポイント②:安全と見た目を両立する木目シート

出入り口付近がタイル張りでしたが、剥落の危険性があったため、タイルは撤去し、木目調シート建材を提案しました。3種類の暗めな色を組み合わせることで、ベースカラーのダークグレーとの一体感を出しました。タイルを撤去したことで、コンクリートの下地に不陸・凹凸が生じてしまいましたが、左官職人による下地調整で平滑下地を再構築し、シート建材を貼り付けることができました。

既存タイルを剥落防止によって残すのではなく、大胆に木目調にイメージチェンジするという提案。
その実現のため、事前の施工計画を含めた適切な施工管理を実施した点が評価されました🌟
その結果、リフォームアワード「優秀技術部門」<非住居>優秀賞をいただきました!


平出紙業株式会社配送センター屋根・外壁塗装工事



群馬県前橋市にある紙の総合流通企業「平出紙業株式会社」様の配送センターの屋根と外壁の塗り替えを行った工事です!
受賞の記念に、平出紙業株式会社の平出社長(左)がフジサワの藤澤社長(右)と撮影をさせてくださいました📸

Before / Afterはこちら!

こちらも見た目の印象が変わっているのですが、すごい点はそこだけではないんです!


ポイント①:コーポレートカラーを残しつつ、印象をチェンジ

こちらの倉庫は、コーポレートカラーの朱色を使い、サーカスのテントのように華やかでしたが、斜め向かいに位置する本社の外観・色彩(シルバー)に近づけることで、平出紙業のブランディングに繋がるようにしたいとのご意向でした。
周辺の建物に白やベージュ、グレーといった色が多く使用されていることから、周辺環境との調和や社屋との統一をはかるため、ベースカラーに明るめのグレー、アソートカラーに暗めのグレーを選定。統一感を持たせながらも変化を付け、全体を締まった印象にするため、アクセントカラーとして水切りにコーポレートカラーの赤(朱色)を導入しました。


ポイント②:遮熱塗料で快適な作業空間を実現

倉庫には空調設備が少なく、夏場は内部温度が上昇してしまい、熱中症リスクや作業効率低下が課題とのことでした。そのため、屋根には遮熱塗料(※2)を選定し、倉庫内環境改善を図った。
(※2 … 太陽光の赤外線を高反射し、建築物内部に熱が侵入するのを防ぐ塗料)

平出紙業の建物としてコーポレートカラーを取り入れて、本社との一体感を醸成しつつ、遮熱塗料によって屋根の省エネ性を高めることもできたため、お客様には非常にご満足いただけました🌟
その結果、リフォームアワード「お客様満足部門」<非住居>最優秀賞をいただきました!


~安全と品質を求めて~

補助公共 道路メンテナンス事業(橋梁)塗装塗替工事 主要地方道 水上片品線 西栗橋

群馬県利根郡片品村にある「西栗橋」の塗り替えを行った工事です!

2022年11月に『令和4年度 群馬県建設工事表彰式』にて、群馬県沼田土木事務所長表彰を頂きました。

こちらについては、フジサワのHPでもお知らせしています!

完工した橋の写真を見ると、橋の裏からのアングルではありますが、一見普通の橋ですよね🌉
この案件の評価された点は、工事の進め方でした😌


ポイント①:立地条件に合わせた足場の工夫

この橋梁では、足場の組立が困難だったため、クイックデッキを採用しました。クイックデッキは、下から組み立てるのではなく、上から吊るす足場の一種ですが、従来の吊り足場に比べて組み立てが簡単で、板張りで隙間のない床があり作業効率・安全性が高いものです。
工事着手前に労働基準監督署へ足場の設置届を提出した際、『クイックデッキを使用するのならば問題ありません』とお墨付きをいただけました。


ポイント②:作業時間の工夫と補強で高品質な仕上がり

現場は寒冷地で、塗装が仕上がった11月は夜間温度が下がるため、塗装の艶引け(※3)が起きないよう15:00以降の塗装は避けました。
また、橋の構造上、雨水が伝わり塗装が劣化しやすい部分がありました。その処理としてコンクリート補強や隙間のコーキング(※4)処理を施しました。
(※3 … 乾燥後、塗膜本来の光沢が出ない状態)
(※4 … 気密性や防水性向上を目的として、隙間を目地材などで充填すること)

気象条件・立地条件を検討し、足場組立の工夫と塗装の早期劣化軽減をしたことが評価されました🌟

「建設業のやりがい」

建設業の仕事に共通する「やりがい」とは何でしょうか?

  • 人々の生活を支えているという実感がある
  • 大きなスケールでものづくりが出来る
  • 様々な人と関わり、チームで協力して成し遂げる喜びを味わえる

人それぞれ「やりがい」と感じるものは違いますが、一般的にはこのような内容だと言われています👀
建設業というと、社会貢献度の高い業界というイメージが持たれていると思いますが、それだけではないんです💁🏻‍♀️
使う人のことを想って塗料や材料を選定したり、工事の計画自体をより良い結果のために工夫したり…
なんだかとてもクリエイティブな仕事だと思いませんか?

工事を、予算や工期の計画に合わせて行い、きれいに仕上げて無事故で終わらせることは大変です👷🏻
しかしそれをやり遂げるだけでなく、工夫して満足していただいたり、評価していただけるようにすることが、大変ではありますが、仕事のやりがいであると言えるのではないでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました😇

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