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5月、ゴールデンウィーク明けの月曜日。
連休気分が抜けきらないまま、少し重たい気持ちで社内連絡用のSlackを開いた私の目に、とある社内イベントの告知が飛び込んできました。
その名も【6月ハッピーアワー・ボードゲーム会のお知らせ】
(みんなでわいわい楽しめるボードゲーム会...!? キタキタキターーー!!!)
連休明けの憂鬱はどこへやら、即座に出欠フォームを開いて「参加する」を送信。その強すぎる参加意欲が運命を引き寄せたのか、気づけば今回のイベントレポートを担当することになっておりました。
ということで、実は隠れボードゲーム好きのデザイン部Oが、当日の熱気溢れる様子をお届けしてまいります。
それでは、見ていきましょう!
そもそも「ハッピーアワー」とは、フューチャーショップで長年開催されている社内交流会です。
これまでにも、ご利用店舗様にまつわるクイズ大会や商品食べ比べクイズなど、自社ならではの企画で盛り上がりを見せてきましたが、ボードゲーム会の開催は初の試みでした。
限られた時間の中で、ルール把握からスタートするボードゲーム。「果たして時間内にみんなで盛り上がれるのだろうか?」と、未知のワクワクが入り混じった気持ちで当日を迎えました。
業務を終えて会場に足を運ぶと、室内は4つほどのテーブルに分かれており、各机の上には運営おすすめのボードゲームがスタンバイ。
「美味しいお菓子とおにぎりもありますよ〜!」
「お酒も自由にもっていってくださいね〜!」
手際の良い運営の呼び声に誘導されながら、各自で食料を調達し、気になるボードゲームのある机に着席していきます。
ちなみに今回の食料置き場の横には、他にも大量のボードゲームのストックが用意されていました。ゲームはまだ始まっていませんが、すでにこの時点で運営側のガチすぎる気合いが伝わってきます!
さて、どの席に座ろうか...と悩んでいると今回、運営担当している同じデザイン部のUさんが
「このボードゲームがおすすめですよ!これは、フューチャーショップ社員なら、間違いなく盛り上がるゲームです!!!」
と真っ直ぐキラキラした瞳で教えてくれたので、大人しくそのボードゲームがある席に座ることにしました。
さて、そんなUさんイチオシだったボードゲームの名は...
なんともおどろおどろしい名前のボードゲームです。一体どのようなゲームなのでしょうか。私も今までやったことがありません。
机には既に5人のメンバーが待機しており『クソレビュージャングル』の説明書を眺めながら「このゲームどうやるの?」「クソレビューを作るの?」「どういうこと?」とザワついていました。
そんなこんなとしている間に運営サイドから元気な掛け声が。
「ハッピーアワー・ボードゲーム会を開始いたします〜!かんぱーい!」
こうして、ハッピーアワー初のボードゲーム会がスタートいたしました。
ここで簡単に『クソレビュージャングル』というボードゲームのルールについて、ご説明いたします。
一言でいうと「商品レビュー」をテーマにした大喜利ゲームです。手札にある様々な言葉のカードを組み合わせ、レビュー文を作っていきます。
ちなみに、レビュー評価は「星5」か「星1」の極端な二択しか選べません。つまりは、嘘くさいほどの大絶賛、あるいは理不尽なほどの大酷評といった極端なレビューしか作れない縛りになっています。
全員が作ったレビューを順番に発表し合った後、各自が「最高だな」と感じたレビューを一斉に指差し、最も多くの人に選ばれたレビュアーがポイントを獲得するという流れです。
「よくわからないけれど、とりあえずやってみましょうか」
という流れで手札を配り、第1回戦がスタート。
色付きの固定持ち札と山札からとったランダム札に書かれた文字を結びながら、必死にレビューを作成していきます。時間制限もあるため、あまり悠長に考える時間はありません。
そして、ルールを完璧には把握しきれていない中でバタバタと作成された、記念すべき最初のレビュー群がこちら!
”謎の商品がぎゅうぎゅうに詰められていて 最悪と同じレベルです”
”プレゼントが想像以上に小さくて ペットが送られてきました”
”うーん 液漏れしていました ゴミでしょうか 気持ち悪いです 還暦を迎えた父が凹んでいました”
”ダンボールから生まれたばかりの赤ちゃんが いきなり漏れて中身が飛び出していました 生臭くて吐き気がしました なんじゃこりゃ?”
”コスパが甘すぎる 掃除機並みにうるさいとのことでした リピートはないかな”
見事なまでに、星1つの酷評レビューが出揃いました。
なかでも「ダンボールから生まれたばかりの赤ちゃんがいきなり漏れている」という、かなりホラーじみたレビューが登場した際は「やばすぎる」と参加メンバー内に大きなどよめきが沸き起こりました。
全員のレビューを順に見せ合った後、一番「最高だな」と思ったレビューを作った人を
「「「せーの!!!」」」
で一斉に指差します。
ちなみに初戦のベストレビュー賞に輝いたのは、なんと私、デザイン部Oでした。作成したクソレビューはこちら。
“穴が空いていました 毛のようなものがすごい出てきます 気持ち悪いです サポートに電話すると凹んでいました ゴミクオリティです”
投票してくれた方々いわく、サポートを凹ませたのが高評価につながったようでした。
こうしてバタバタと幕を開けた『クソレビュージャングル』対決ですが、私たちはまだ知りませんでした。
この先に、予想以上の白熱したバトルが待ち受けていることを...。
最初こそ手探りで少しもたつく様子もあったメンバーでしたが、3〜4周目を迎えた頃、その佇まいには不思議なほどの落ち着きが宿り始めていました。
「これ、段々とレビューがうまくなっていきますね」
「手持ちの名詞や助詞を覚えてきたので、組み合わせがしやすくなっていく」
「というか、全員レビューのクオリティどんどん上がってません...?」
ボードゲームをゆるく楽しんでいたはずが、気づけば職人のような鋭い目つきで手札を品定めしているメンバーたち。
それもそのはず、フューチャーショップといえば、新オプション機能「future Review」の提供を半年ほど前に開始したばかり。
こちらは、レビューの自動収集や写真付き投稿の促進、返信機能などを通じて購入者との交流を支援するとともに、質の高いレビューの自動収集を実現し、ECサイトの信頼性と顧客体験を高めるという素晴らしいレビュー機能となっております。
(これはもしや、新レビュー機能に対する熱い想いが、まさかの形で我々の「レビュアーとしての才能」を開花させてしまったのでしょうか...!?)
というのはさておき、そこからゲームは白熱を極め、数々の名作レビューが誕生し続けました。
“プレゼントが送られてきました フタを開けたらまともに動きません 詐欺です いや〜ありがとうございました!”
“温かみのあるおじさんが入っていました 10分ほどで動かなくなりましたが 私はとても満足です”
“うーん...ゴミと同じレベルです ペットが無反応でした リピートはないかな”
“朝ごはん作りに欠かせないアイテムです!写真と違うものに関しては相当うるさいですが とても満足です 一年ほど喜んでくれています”
お互いの生み出したレビューに対して「素晴らしいレビューですね」と自然に讃え合い、拍手を交えながら、私たちはクソレビュアーとして切磋琢磨していきました。
そんな中、会場を回っていた運営メンバーが、私たちのテーブルに気を利かせて追加のおにぎりやお菓子を運んできてくれる一幕が。
「皆さん、おにぎり追加でいかがですか〜!」
「...(沈黙)...」
「え...?」
「「「す、すみません!!!今、手が離せなくて!!!」」」
まさにそのとき、砂時計が残り少ないプレイ時間を刻んでいた私たちのテーブルは、誰一人としておにぎりに目を向けません。
手札から一切目を離さず、運営の食料配布を見事にスルーして必死でレビューを作り続けるメンバーたち。
若干引き気味な感じで、運営メンバーは去っていきました(せっかく持ってきてくださったのにごめんなさい...)
その後も戦いはさらにヒートアップ!
驚くべきことにメンバー6人全員が見事に1回ずつ「ベストレビュー賞」に輝くという誰一人として譲らない大接戦となりました。
そしてゲームはついに最終局面。誰が勝つか分からない互角のまま、最終戦がスタート。
「このテーブル、なかなかの凄腕レビュアーが集まりましたね...」
お互いが放ったレビューをしみじみと讃えあうメンバーの間には、奇妙な結束感さえ生まれようとしていました。部署の垣根を越え、一つのゲームを囲んで全員が笑い、本気で戦い合う。これこそ、ボードゲームならではの醍醐味ともいえるでしょう。
そして、このハイレベルな闘いを勝ち抜け、見事に最後のベストレビュー賞に輝いたレビューがこちら!
“実家からヒアルロン酸が送られてきました 圧倒的な艶感とても満足です 見違えるほど綺麗になったでしょうか”
「完璧なレビューですね...」
「ヒアルロン酸と艶感がハマってる...」
「綺麗になったでしょうか、と尋ねてる感じも面白くて良いです..」
ということで接戦を勝ち抜き、見事ベストレビュアーとして優勝したのはマーケティングストラテジー部ECメディアチームのKさんでした。
「やった〜〜〜〜!」
「「「「おめでとうございます!!!(一同拍手)」」」
『クソレビュージャングル』もひと段落し、熱狂の余韻に浸りながら他テーブルの様子もうかがってみることに。
すると、知的なオーラを放ちながら、じっくりと盤面を睨み合っているテーブルがありました。
こちらの席で行われていたのは名作ボードゲーム『カタン』。用意されていたボードゲームの中では少し中級者向けで、頭を使う戦略ゲームになります。
サイコロを振って資源集めをしながら、領地開拓を進めていくのですが、面白いのはプレイヤー同士で「木材とレンガを交換しませんか?」といった交渉ができる点です。
おそらく水面下で熱い心理戦が繰り広げられていたのだろうな...と横目で見ていて思うものがありました。
もう一つのテーブルは、違ったベクトルで大盛り上がりしていました。プレイされていたのは、互いの価値観のズレを楽しむ大人気ボードゲーム『ito(イト)』。
全員が1〜100までの数字カードをランダムに持ち「自分の数字の大きさを、お題に合わせた言葉で例えて、みんなで小さい順に並べられるか?」という協力型ゲームです。
この時のお題は「小学生が好きそうな言葉」のようでした。つまり、100に近ければ近いほど「小学生が大好きな言葉」で例えなければならないのですが、このとき皆さんの口から飛び出していたのは、まさかの「アマゾン」や「メルカリ」といったワード群。
「アマゾンは絶対、子供好きやって」
「ヤフオク、ヤフオクは...?」
常にネットビジネスに触れているフューチャーショップ社員だからこその、一種の職業病のような狂気すら感じますね。こちらも負けじと大盛況でした。
そんなこんなとしている間に、あっという間に終わりの時間がやってきてしまいました。全員で手際よく片付けを済ませて、これにてハッピーアワーは閉幕です。
と、思いきや、最後の挨拶で運営メンバーの口から「このボードゲーム、ほしい人いますか?」という驚くべき言葉が。
「いやいやいや!」と全員が一斉にツッコミつつ「ドラセナ(※社内会議室の一つ、コーヒーメーカーやフリーナッツなどが置いてあるスペース)に置いておくのはどうでしょうか?」
ということで、満場一致で社内に寄贈されることになりました。
これで、いつでも仕事終わりにボードゲームができるという、最高の環境が整ってしまったフューチャーショップ。
早くも第二回ボードゲーム大会が開催されるのを心待ちにしております。
最初は不安やソワソワもありましたが、蓋を開けてみれば、初めてお話しするメンバーともボードゲームを通して一気に距離が縮まり、とても素敵なイベントでした。
最後に、数々のボードゲーム、たくさんの美味しいおにぎりやお菓子やお酒を用意して、楽しい場を企画・準備してくださった運営の皆さん、本当にありがとうございました!