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ゲームフリークの在宅勤務の仕組み

こんにちは、ゲームフリークで人事採用を担当している今成です。
新型コロナの影響で、昨年4月頃から様々な業界・企業で新しい働き方を模索し、対応して来ていますが、今回の当社の取り組みについてご紹介をいたします。

■そもそも新型コロナ禍前はどうだったのか

ゲーム業界でのリモート勤務制度の導入状況について、企業ごとに調べた調査データはありませんが「CEDEC」(※1)が2019年参加者に対してアンケート調査をした結果として、2019年時点では全参加者のうち在宅勤務制度が適用されていると答えのは、男性の10.7%・女性の12.2%という状態でした。当社でも在宅勤務制度は導入しておらず、開発にあたってはオフィス勤務がルールとなっていました。
http://cedec.cesa.or.jp/2019/outline/enquete.html

背景としてはいくつか考えられますが、開発情報の漏洩に各社とも非常に神経をとがらせていることや、開発用にハイスペックなPCなどが必要であり、問題発生時の対応やメンテナンス性を考えるとオフィスでの勤務が合理的な判断となっていたものと思われます。

■コロナ禍にあたっての初期対応

2020年初頭頃からの新型コロナの蔓延に伴い、在宅勤務の仕組みが整っていない状態ではありましたが従業員の安全を確保するためにも当社でもリモート勤務の導入を進めることになりました。採用の面接選考は20年2月からオンライン化を進め、会社全体としては1回目の緊急事態宣言とほぼ同時期に在宅勤務をスタートしました。
(その後、新オフィスに移転した7月まではフルリモートで勤務していました)

■恒久的な仕組みとしてのリモートとオフィスのハイブリッドワーク

第1回目の緊急事態宣言から21年7月のオフィス移転までの間に、今後の働き方についての議論が社内でなされ、結果として以下の内容でルールが決定しました。
・今後はオフィス勤務とリモート勤務を掛け合わせたハイブリッドのワークスタイルとする
 ※緊急事態宣言下においては原則フルリモート勤務です
・オフィスワークの頻度は原則個人判断とし、各個人が業務を進めるうえでオフィスと在宅のいずれが
 効率的かを判断し決定する。但し、プロジェクトやチームの状況に応じオフィスワークを
 求める場合もある。
・オフィス勤務率については50%を目安とし、制限は設けないが目安として運用する
・オフィスとリモート勤務を1日単位で選択できるようにするため、
 開発用機材は原則同じものをオフィスと自宅に同スペックのものを1台ずつ用意する
・在宅勤務用の手当を支給する

実際に昨年7月から何回の緊急事態宣言を挟みつつではありますが、
このワークスタイルは社内でも定着して来ている状態です。

■在宅勤務の実施状況

現状として、おおよそ50%前後の社員が日々在宅勤務をしています。会社全体としてのルールは上記のとおりですが、そこからプロジェクトやチーム、個人単位で運用方法は工夫している状況です。例えばチーム単位で週一のチームMTG以外は原則在宅としているところもあれば、個人として出社を多めにしている方もいらっしゃいます。個人やチーム単位でどのように働くことが効率的なのか、コミュニケーションの取り方として望ましいのかを試行錯誤しながら進めていっています。

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