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【GIG勉強会Vol.16】LP作りを楽にする「Instapage」と場面ごとに使い分けたい「開発モデル」の話

こんにちは!GIG社員のじきるです! 先日、めちゃめちゃ派手な柄のパーカーを着て出社しました。宇宙空間に可愛い猫ちゃんが浮いている、謎プリントが施されたパーカーです。内心、上司から怒られないかビクビクしながら出勤したのですが、残念ながらパーカーについて誰もツッコんでくれませんでした。派手な柄のパーカーを着ていても自然と溶け込む会社。それがGIGです。

さて、今回は第16回社内勉強会として行われたLT(ライトニングトーク)の模様をご紹介します!


前半のテーマは「LPが簡単に作れるInstapage」について

まず登壇してくれたのは、クリエイティブ事業部ディレクターのわらけんさんこと、藁科憲佑さん。LP(ランディングページ)を簡単に作れるサービス「Instapage」の使い方とその長所・短所を、実演を交えて分かりやすく解説してくれました。

藁科憲佑(わらしな けんすけ):
ディレクター。大学を卒業後、ネット通販の会社に新卒で入社。1年半ほどマーチャンダイザーとして勤務し、その後独立して家業のモデルカー事業に携わる。ほどなく自らが代表を務める会社を設立し、新規事業の立案と運用をおこなう。昨年7月にGIGにジョイン。過去のインタビューはコチラ


前半のテーマは「LPが簡単に作れるInstapage」について

まず登壇してくれたのは、クリエイティブ事業部ディレクターのわらけんさんこと、藁科憲佑さん。LP(ランディングページ)を簡単に作れるサービス「Instapage」の使い方とその長所・短所を、実演を交えて分かりやすく解説してくれました。

藁科:「InstapageはLP特化型のサービスで、マーケター向けに販売されているものです」

藁科:「ドラッグ&ドロップで視覚的にデザインを再現できるため、非エンジニアにもおすすめできます」 

公開の際は独自ドメインの設定を、またプラグインを使うことでWordpressのサブディレクトリにInstapageを指定して入れることもできます。
またInstapageはテンプレートの自由度が非常に高く、CSSやJavaScript、htmlでのコーディングも可能。テンプレートで叶わない機能を独自に実装できるのは大きなポイントです。

その他にも、お問い合わせフォームからカウントダウンタイマーまで便利なコンテンツが多数用意されています。ハイグレードなプランではABテストやヒートマップなど、Webマーケターにはありがたい有能なツールが使用可能です。

長所は自由度の高さ、短所は高価であること

藁科さんは、Instapageの長所と短所について簡潔にまとめてくれました。

藁科:「Instapageはとにかく簡単に自由度の高いLPを作れます。3時間もあれば十分実用に値するLPが制作可能です」

藁科:「一方、他のLP制作サービスよりも高額なので、手を出しにくいです。またソースがめちゃめちゃになりやすいという欠点もあります」 

Instapageは他社のサービスと比べてテンプレートが使いやすく、またコーディングなしにデザインの再現から公開までをスムーズに行えます。最も安価なプランで月額69ドルと少々高額なサービスではかかりますが、無料試用期間もあるので一度使ってみてはいかがでしょうか?

Instapage公式サイト

後半のテーマは「開発モデル」について

次に登壇したのは、サーバーサイドエンジニアのノリさんこと、和田憲幸さん。前職にSIerで働いていた経験から学んだ「開発モデル」の概念とその種類について簡潔に教えてくれました。

和田 憲幸(わだ のりゆき):IT・情報系の専門学校を卒業後、SIerに入社。主にBtoBサービスの開発エンジニアとして従事。約10年間、様々な現場を経験したのち、WEB業界へ転職。株式会社EPARKを経て、2018年2月よりGIGにジョイン。


「開発モデル」とは、開発の手順や手法のこと

weblio辞書によると、開発モデルとは「システムを開発するための方法として標準化されている、開発の手順や手法のこと」を指すようです。

和田:「システム開発は多くの工程を踏むことになりますが、開発モデルによってその進め方は異なります」

和田:「有名な開発モデルには、ウォーターフォールモデルやプロトタイプモデル、スパイラルモデル、アジャイルモデルなどがあります」 

ウォーターフォールモデル ▽

ウォーターフォールモデルは、上流工程から下流工程まで「滝が流れるように」進む開発モデルです。別名「V字型モデル」とも呼ばれ、テストの工程を各開発工程が対応する形式をとります。

仕様を最初から最後まで策定してから開発を行うため、前の工程に戻ることがないのが特徴です。

和田:「工数の見積もりを立てやすく、進捗管理しやすいという特徴があります。要件定義からしっかりと行うため、品質が向上するともいわれています」

和田:「一方、途中から仕様変更が効かず、ユーザーの意見が取り入れにくいという欠点もあります。また管理する工程が非常に多いため、要件策定のためのドキュメントが膨大なものになります。開発全体で2000ページを超えることも……」


スパイラルモデル ▽

スパイラルモデルは、設計とプロトタイピングを繰り返し行いブラッシュアップしていく開発モデルです。設計、実装、テストの工程を繰り返し、螺旋(らせん)状に成長していく特徴があります。

和田:「途中からの仕様変更に強く、また完成イメージをお客様と早い段階で共有できるというメリットがあります」

和田:「一方、途中で要件がずれてしまい、最初に策定したイメージとは違うものが完成してしまうことが多々あります。また螺旋サイクルを何度も繰り返すことから、コストが肥大化する恐れがあります」


アジャイルモデル ▽

アジャイルモデルは少数精鋭でプロジェクトを進め、短期間で開発を見直す開発モデルです。スパイラルモデルと似ていますが、スパイラルモデルは「機能を全て作った上で品質を徐々に上げていく」のに対し、アジャイルモデルは「一定の品質の機能を一つずつ作り上げる」という点で異なります。

和田:「機能単位でのリリースが可能であり、それゆえ問題点を小分けにして把握しやすく、短期間で修正が可能です」

和田:「一方、アジャイルモデルのマネジメントにはある程度の知識と経験が必要であり、経験不足なPMだとプロジェクトが破綻する恐れがあります。またスパイラルモデルと同じく、目的がぶれやすいというデメリットもあります」

案件が大規模なら「ウォーターフォール」、小規模なら「アジャイルモデル」

開発モデルには様々なものがありますが、場合に応じて使うべき開発モデルは変わっていくと和田さんはいいます。

和田:「大規模で時間のかかる案件ではウォーターフォールモデルが、小規模で時間のかからない案件ではアジャイルモデルが採用されることが多いです」

和田:「昨今は開発スピードが早いため、基本的にはアジャイルモデルが有効だと思います」

和田:「可能なら、ウォーターフォールのような設計手法をアジャイルの中に取り入れ、ハイブリッドな開発モデルを目指すのがベストでしょう」

いずれの開発モデルを採用する場合でも、開発メンバーやお客様と密にコミュニケーションを取り、認識のズレが生じないようにすべきでしょう。


勉強会後は恒例のピザパーティー!

勉強会が終わり、毎回恒例のピザパーティーが始まりました! ピザパーティーではお酒も出るので、ちょっとした飲み会気分で楽しめます!もちろんソフトドリンクもあるので、お酒が苦手な人でも大丈夫!


ちなみにこの日は、弊社エンジニアの石黒さんとよしさんの誕生日でした!お二人ともグレーのパーカーを着ています!仲良しか!おめでとうございます!! この後、お二人にはサプライズでケーキをプレゼントしました! が、残念ながらケーキ贈呈シーンの写真は撮影されていませんでした。カメラマンの失態です。この罪は重いぞ!
※この日のカメラマンは僕の直属の上司、まえちゃんでした。

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