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【事業部長インタビュー #01】「クライアントに言われたとおりにはしない」仕事哲学。3年かけて見つけた「GIGが選ばれる理由」とは?

───GIGを先頭でひっぱる事業部長たちは、ふだんどんなことを考え、どんな想いで仕事しているのだろう?

これまでGIGでは、50回以上にわたり社員インタビューを行ってきましたが、今回からGIGの中でも「事業部長」にフォーカスし、メンバーや仕事への想いを聞いていくインタビュー連載を開始しました。

第1回は、プロデュース事業部 部長の三浦 彩さん。「応えるのは、クライアントの『要望』ではなく『期待』」と語る、三浦さんの“プロデュース”にかける想いを伺いました。

三浦 彩(みうら あや):株式会社GIG DX Consulting事業本部 プロデュース事業部 部長。明治大学農学部を卒業後、Webコンサルティング会社に新卒入社。2017年11月にGIGへジョイン。2021年9月より現職。Web制作のコンサルからUI/UX設計、コンテンツ戦略までを一気通貫でプロデュースする。

「クライアントに言われたとおりにしない」が目指すもの

―まずはプロデュース事業部の「事業内容」と「メンバー」について教えてください。

プロデュース事業部の事業内容は「クライアントのデジタル領域の課題に対して、システム開発からWeb制作、マーケティング支援、コンテンツ戦略までを一気通貫でプロデュースすること」です。事業部のメンバーにはUXデザイナーやディレクター、編集者がいて全部で13名が在籍しています。

大企業での新規事業開発やWeb制作会社でのディレクションなど経験豊富なメンバーから、他業界で営業やマーケティングをしてジョブチェンジをしたメンバーなど、さまざまな経歴を持ったメンバーが活躍している事業部です。

―事業部全体で、クライアントと接するときに意識していることはありますか?

「クライアントの言われたとおりにはしない」ということですね。クライアントから「A」という案をいただいたときに、その背景を聞いて私たちが違和感をもった場合は「その目的であれば、B案はいかがですか?」などとご提案するようにしています。

あと意識しているのは「状況に合わせて実施内容を柔軟に変えていく」ということです。ヒアリングを進めるなかで「課題解決のためにはこっちのほうがいいのではないか」というアイデアがあれば、予算の範囲内で実施内容を変えることもあります。

私たちに共通する姿勢は「クライアントの目的に対して、よりベストだと思う方向へ進める」ということです。少しでも違和感があれば、納得できるまで「今回のサービスのコンセプトは何ですか?」や「そのメッセージの競合との違いは、どこにありますか?」など、執念深くディスカッションし続けています。

―三浦さん個人で意識していることはありますか?

「クライアントと私たちの両方が責任感を持ったパートナーになる」ということを意識しています。クライアントワークの現場では、どうしても受発注の関係上、クライアント都合で決まったものを仕方なく進めたり、受注側の提案内容で期待通りの成果が上がらなかった際に責任を問われたり、受注側の立場が弱くなってしまうことが多くあります。

ですが、よりよいものづくりをしていくためには「お互いに納得しながら進めていきましょう」というスタンスが大切だと考えています。私たちはクライアントの課題や目的に合わせて、カスタマイズしたご提案をしているので、そこには画一的な正解はありません。究極的には「仮説」で意思決定することが求められているんです。

それでも「この意思決定はお互いが納得した」という過程を経ていれば、万が一仮説が外れてしまっても、反省を生かしてすぐに改善策を打つことができるんですよね。その積み重ねが信頼関係となり、結果としてより大きな成果に繋がると思っています。

手探りで学んでいった「マネジメント」の極意

―入社した当初、苦労したことはありましたか?

上がり続ける「クライアントからの期待値」に対して、自分の実力が追いついていない時期は大変でしたね。GIGに入社する前は、新卒で入ったWebコンサルティング会社で1年半くらい働いていたのですが、そこではアシスタントディレクターのような役割で数件の案件に携わったくらいの経験しかなかったんです。GIGにジョインした当初は、ディレクターとしてUI/UX、システム開発などクライアントに期待していただく領域がどんどんと増えていくなかで、必死に食らいついていましたね。

案件で分からないことがあったときは、積極的に人に聞くようにしていました。最初は「DNSサーバーって何だ?」というような状態だったんですけれど、社内のエンジニアの方が、イチから分かりやすく教えてくれて。今はどんな領域の話でも、大体のことは回答できるようになりました。

―マネージャー職になってから苦労した点はありますか?

プレイヤーとして一定以上のスキルを身につけて、2年目には部下を持つようになりましたが、そこでも苦労しましたね。それまで前職も含めてマネジメントの経験がなかったので、どうコミュニケーションを取ればいいのか、まったく分からなかったんです。全部の仕事を自分一人でやろうとしたり、お願いする時も「この仕事、お願いしても大丈夫......? いけそう......?」と遠慮したりしていました。

数ヶ月くらい我流のマネジメントをしてうまくいかなかったので「一回頭を整理しよう」と思って、一人でスーパー銭湯に行ったんです。お風呂から上がったあとに休憩エリアで『駆け出しマネジャーの成長論』という本を見つけて、読んでみることにしました。そこで本に書いてあった「Get things done through others(他者を通じて物事を成し遂げる)」という一文に、衝撃を受けて。「これだ!」と思いました。そこから実際に仕事のなかで、少しずつ人に任せたり、うまくマネジメントすることを覚えていきました。

3年前に掲げた「GIGが選ばれる理由とは?」という問い

―三浦さんは約3年前のインタビューにて「『なぜGIGに発注してもらえるのか?』を考え続けていきたいです」と話されていますよね。この問いに対する、現時点での回答はありますか?

GIGに案件を発注してもらえる理由は「『クライアント』と『ユーザー』と『市場』の3つの視点を両立したものづくり」ができるからだと思っています。3年前のインタビュー当時は「デザイナーやエンジニアの技術力が高いからかな」と考えていたんです。でも正直、技術力の高い会社さんは他にもたくさんあるじゃないですか。

そのなかでもなぜ我々にご発注いただけるのかなと考えたときに、その技術力を前提として「クライアント」と「ユーザー」と「市場」のそれぞれの視点を持ちながら、ものづくりを進められるからだなと気づきました。

例えば「クライアント」の視点に立って、クライアントから要望されたものをそのまま正確に作ることを強みとする会社さんもいると思います。あと「ユーザー」目線になることはもちろん大切なのですが、そこにクライアントが戦っている「市場」での強みもかけ合わせていかないと、競合優位性が保てないんですよね。「ユーザーはCTA(Webサイトの訪問者に具体的な行動を促す導線)がないほうが快適だから、CTAを全部なくそう」というデザインは、ユーザーにとっては嬉しいかもしれないですけど、ビジネスとしては成立しません。そこでクライアントとユーザー、市場の3つの視点の繊細なバランスが大事になります。

またコンサルティング会社さんはバランス調整が得意だと思うんですけど、多くの場合制作はパートナー企業さんへの外注が多いんですよね。GIGであれば、デザイナーやエンジニアが社内にいるので、設計から実装までを一気通貫で伴走することができるんです。

さらにGIGではディレクターだけではなく、デザイナーやエンジニアもクライアントとのMTGに参加するので、各領域のプロフェッショナルたちが直接ご提案しています。こういった点がクライアントに「GIGが選ばれる理由」なのかなと、今は思っています。

「プロデュース事業部」が描く未来とは?

―では最後に「今後クライアントに提供していきたい価値」と、そのなかで三浦さんが担う役割について教えてください。

まずは「『クライアント』と『ユーザー』と『市場』の3つの視点を両立したものづくり」の価値を、より高めていきたいです。そのうえで公開後のサービスのグロースハック・効果検証にも一層注力していきたいです。私たちは正解のない世界でものづくりをしているので、改善提案の価値もより高めていきたいですね。

そのなかで、私は事業部長として「各メンバーがやりたいこと」を尊重できるようなマネジメントをしていきたいと思っています。もちろんやりたいことがクライアントや市場に対して価値があることは前提なのですが、自分の興味があることのほうがより能動的に取り組めると思いますし、結果的に大きな成果に繋がると思うので。担当してもらう案件の調整は私が担うので、メンバーが思い切って働けるような事業部をこれからも作っていきたいですね。

―ありがとうございました!!

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