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あるある?!コンサル未経験者がつまずきがちな仕事の”仕方”

みなさん、こんにちは。

”想い”をもち”挑戦する”中小企業の経営支援を行う戦略コンサルティング会社・グローカルです。


私たちは「地域の中核企業と共に、地域経済の持続的な発展に貢献する」を企業理念として掲げ、地域の中小/中核企業の戦略立案から実行支援を1社1社に合った形でご提案、ご支援しています。

当社は、創業以来「コンサルタント未経験OK」の採用を続けており、実際に代表の浅野以外全員がコンサルタント未経験からスタートしています。

未経験から始めるのはやっぱり大変ですよね…と質問をいただきますが、

ハッキリ言います、とても大変でした(笑)。何なら今も大変です(笑)

何が大変かというと、コンサルタントは自分の脳みそ、つまり思考とそのアウトプット(伝え方)が商品価値なので、「新しい知識をインプットする」ではなく「思考そのものを変える」「これまでの習慣を変える」といった自分の基盤に関わるようなパラダイムシフトが必要なことがあり、それを変えるのはものすごく大変なのです。

ただ、自分の何をパラダイムシフトすべきかは、人によって異なりますし、同じコンサルティング業界でも会社に寄ってコンサルタント像が異なるので求められるものも異なります。

今回は、その具体的な例として当社での「コンサル未経験者がつまずきがちな仕事の仕方」をご紹介します。

※お恥ずかしながら、全てもれなく私がつまずいた実体験でもあり、当社の優秀なコンサルタントたちもいずれかでつまずいた経験を持っています…



①答えを探しがち

”コンサルタントの仕事に「答え」はない”ということを、頭で理解している方は多いです。

例えば、コロナ禍では、これまで上手くいっていたやり方や事業が立ち行かなくなり、誰も成功したことがない世の中で、仮説から勝ち筋のある戦略を導き出し、事業を成功に導くことが求められました。

この0→1、成功事例を新たに作り出すことこそを、グローカルではコンサルタントの仕事であると捉えています。


先ほども申しましたが、これ自体は「そうだよね」とご理解いただけることが非常に多いです。

しかし実際、入社して案件を担当すると「どのようなやり方でやればいいんだろう?」という、無意識に正解を求める思考をしてしまいがちです。


コンサルティングの基本的なフローは、「現状分析と目標設定を行い、その差分を洗い出し戦略と戦術をたてて実行する」に尽きるのですが、

「現状分析って何をやればいいですか?」「目標設定や目指す姿ってどうやってつくるんですか?」という、正しいやり方、という答えを求めてしまう場合がよくあります。

もちろん、参考になるフレームワークや他社事例などのノウハウは社内にあります。

ただそれに当てはめるだけで出来るのであれば、コンサルタントという仕事は必要ありません。お客様にフレームワークを提供すればいいだけです。

フレームワークやノウハウは考え方を整理したり、伝わりやすくするためのただのツール/ヒントであり、本質は目的に対して最適な戦略や仮説をたてて勝ち筋のある結論を導き出すことです。


実際に本質的に考えると今あるフレームワークでは足りず、新しい考え方や枠組みが生まれることもあります。

それが0ベースで本質的に考えるということなのですが、どうしても最初は「答え」を探しがちです。


②資料に頼りがち

まず語弊を避けるためにお伝えすると、資料はめちゃくちゃ大事です。
コンサルティングというサービスは目に見えないため、見える化して資料に落とし込み、クライアントにわかりやすく伝えることはとても意味があります。
ただし、資料も伝えるためのツールという意味では作りこみすぎるのは本質ではありません。

社内では「綺麗な資料を作る時間より、思考する時間を確保しろ」と言われます。
クライアントが理解できれば、綺麗なPPTにまとまっていなくても、Excelで見やすくまとめた資料を使って議論を行うのでも十分です。
ちなみに、これは資料作成を過不足なく行ってほしい、という意味であり、例えば誤字脱字などはもってのほかです。
クライアントと議論する際に、クライアントの思考の邪魔になってしまうからです。


③PJTの完了=支援の完了と思いがち

コンサルタントの仕事は、PJTを成功させることではなく、そのクライアント企業の成長を支援し、成功させること、勝たせることです。

PJTの一つ一つは、その1つのプロセスでしかありません。

私たちが目指しているコンサルタントの姿は、企業成長のパートナー、経営者のパートナーです。

とある事業のマーケティング戦略が成功すること自体はとても喜ばしいことですが、もし隣の事業部が上手くいっていないのであれば、何かしら提案/提言を行うべきです。

当社では、1つのクライアントに対してマーケティング戦略支援と採用戦略支援、事業戦略支援と人事制度構築支援など2~3つのプロジェクトを同時或いは順番に行うこともあります。

それは、コンサルタントの掲げているゴールが、その企業の成長だからです。


いかがでしょうか。実際にやってみないと実感がわかない…とあきらめるより、まず想像してみていただけたらいいなと思ってまとめてみました。

もちろんこれは当社のコンサルタントの場合ですので、絶対的なものではございません!



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