これからのgravytrainのデザイナーに期待すること
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きれいに作る、その先へ。
デザイナーの仕事は、ここ数年でかなり変わってきたと思います。
AIやノーコードの進化で、これまで“専門性”だったものの一部は、以前より速く、ある程度のクオリティで形にできるようになりました。
きれいなUIを作ること、整ったビジュアルを出すこと自体の価値がなくなるわけではない。でも、それだけでは足りなくなってきている感覚は、きっと多くの人が持っているはずです。
gravytrainも、そうした変化の真ん中にいます。
だからこそ今、これからのgravytrainで一緒に働くデザイナーに、どんなことを期待しているのかを、ちゃんと言葉にしておきたいと思いました。
私たちが求めているのは、「作る人」だけではありません
もちろん、デザインの基礎は大事です。
文字組みや余白、レイアウト、配色、情報整理。
そういった積み重ねが、アウトプットの質を支えることは今も変わりません。
でもgravytrainで大切にしているのは、完成した見た目だけではありません。
その前にある、
- そもそも何を伝えるべきか
- 誰にどう届くべきか
- 何が課題なのか
- どう設計すれば成果につながるのか
そこまで含めて考えることを、デザインの仕事だと思っています。
与えられた要件をそのままきれいに仕上げるだけではなく、
必要なら問い直す。整理する。提案する。
その姿勢を、これからのデザイナーにはより期待しています。
gravytrainのデザイナーは、企画や設計の近くにいる
gravytrainの仕事は、ただビジュアルをつくるだけでは終わりません。
コーポレートサイト、採用サイト、ブランドサイト、LP。
扱う案件はいろいろありますが、共通しているのは、表層のデザインだけで勝負していないことです。
クライアントが抱えている課題や、事業の背景、採用の難しさ、ブランドの立ち位置。
そういったものを理解したうえで、どう表現すれば届くのかを考えていきます。
だから、デザイナーにも「最後に見た目を整える人」ではなく、
企画や設計の段階から一緒に考える人でいてほしいと思っています。
情報設計に興味がある。
言葉の意味まで考えたい。
構成や導線にも踏み込みたい。
そういう人は、gravytrainの仕事をきっと楽しめるはずです。
デザイナーとエンジニアが近いことも、私たちの強みです
gravytrainでは、デザイナーとエンジニアの距離が近いことを大事にしています。
きれいなカンプを作って終わり、ではなく、
実装したときにどう見えるか、どう動くか、どう使われるかまで含めて、ものづくりだと思っているからです。
たとえば、
- この演出は本当に必要か
- 実装コストに対して効果は見合うか
- もっと自然で気持ちいい挙動にできないか
- 更新しやすい設計にしたほうがいいのではないか
そんな会話を、デザイナーとエンジニアがフラットにできる関係が理想です。
デザインと実装を分けて考えるのではなく、
お互いの領域を尊重しながら、より良い着地点を探れること。
これは、これからますます大事になると思っています。
ツールが進化する時代だからこそ、「判断」が大事になる
AIもノーコードも、これからもっと当たり前になるはずです。
それ自体は、悪いことではないと思っています。むしろ歓迎したい。
速く試せる。
たたき台を作れる。
整理の初速が上がる。
選択肢を広げられる。
そういう意味で、ツールはどんどん使えばいい。
ただ、最後に必要なのはやっぱり判断です。
どの案を採るのか。
なぜそれがいいのか。
どこを削り、どこに力をかけるのか。
誰のためのデザインなのか。
この“決める力”は、簡単には代替されません。
だから私たちは、AIを使わない人より、
AIや新しいツールを使いながらも、自分で考えて判断できる人と働きたいと思っています。
一人で完結する強さより、チームで価値を大きくできる強さ
gravytrainのものづくりは、ひとりの天才が全部つくる、というより、
チームで精度を上げていく場面のほうが多いです。
ディレクター、デザイナー、エンジニア。
案件によってはライターやクライアントも含めて、会話を重ねながら形にしていきます。
だからこそ大事なのは、単純な作業スキルだけではありません。
- フィードバックを素直に受け止められること
- でも必要な場面では、自分の考えを言えること
- 相手の専門性を尊重できること
- 自分の担当領域の外にも関心を持てること
そんな姿勢がある人は、チームの中でどんどん強くなっていくと思います。
私たちは、「うまい人」より「向き合える人」と働きたい
採用をしていると、どうしてもポートフォリオや表現のうまさに目がいきます。
もちろん、それは大事です。
でもgravytrainが本当に一緒に働きたいのは、
ただアウトプットがうまい人だけではありません。
課題に向き合える人。
相手の話を聞ける人。
考えながら手を動かせる人。
曖昧な状況でも前に進める人。
そして、ものづくりを楽しめる人。
私たちは、デザインを“装飾”ではなく、
人や企業の課題を前に進めるための手段だと考えています。
だからこそ、見た目の上手さだけでなく、
その奥にある姿勢や視点を大切にしたいと思っています。
これからのデザイナーは、役割が広がっていく
たぶんこれから、デザイナーの仕事はもっと曖昧になります。
でもそれは、仕事がなくなるという意味ではなくて、
むしろ関われる範囲が広がるということだと思っています。
企画にも入れる。
言葉にも触れられる。
設計にも踏み込める。
実装との接続も考えられる。
ブランドや事業のことまで視野に入れられる。
そういう意味では、これからのデザイナーはもっと面白い。
gravytrainも、そんな仕事の仕方をしていきたいと思っています。
最後に
gravytrainでこれから一緒に働きたいのは、
ただ“作れる人”ではありません。
考えられる人。
対話できる人。
チームでつくれる人。
そして、つくることの先にある価値まで見ようとする人です。
デザインの仕事が変わっていく今だからこそ、
私たち自身も、求める役割をアップデートしていきたいと思っています。
もしあなたが、
きれいに作るだけで終わらないデザインがしたい、
デザイナーとエンジニアの距離が近い環境でものづくりがしたい、
企画や設計にも踏み込みながら、チームでいいものをつくりたい、
そんなふうに思っているなら、ぜひ一度話しましょう。