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京都は新しいもの好き?

京都は新しいもの好き?

皆さんは京都にどのようなイメージを抱いていますか?もしかすると伝統的な文化や歴史的な建造物など、「古い文化」が大部分を占めているかもしれません。もちろん古い文化も京都の魅力の1つです。しかし京都は新しいものを積極的に取り入れ、柔軟性に溢れている一面もあります。今回はそのような京都の新しい部分をご紹介していきます。


日本初の路面電車

1895年に京都に日本初の路面電車が走ります。現在の京都駅付近から伏見区辺りを結ぶ、6kmの伏見線が開通しました。そこから京都中に路面電車は広がり、市民の生活を豊かにした。この電車は琵琶湖疎水の水力発電によって動かされていました。この水力発電も日本初であると言われています。


日本初の小学校

1869年5月21日に「上京第二十七番組小学校」が誕生しました。明治政府の学生発布よりも3年も早く、子どもたちが学ぶ場が創られたのです。これは地域の人の寄付、敷地などの協力があり実現したものだと言われています。子どもたちの教育に熱心な様子が伺えます。


日本初の公立画学校

1880年に日本初の公立画学校・京都府画学校が設立されました。芸術界や産業界に多数の逸材を輩出してきました。1952年には全国初の公立音楽大学として、京都市立音楽短期大学が出来ました。芸術面での教育も京都は時代の先を行っていたと捉えられます。


日本初の中央卸市場

昭和2年に京都の下京区に開設されました。東京・築地の卸市場を創るうえでも参考にされたとも言われています。今でも機能している、歴史ある卸市場です。


日本初出店が多数

海外の有名スイーツ店・ホテル会社などは京都に注目しているところが多いです。京都は世界中から観光客が訪れるような注目度が高い都市であると同時に、歴史ある一面を持ち合わせているためであると言われています。特に京都駅の伊勢丹などは、フランス菓子がとても多いことで有名です。



例えば「knot cafe」というニューヨーク発のコーヒーカフェは、京都の西陣織工房を改装して営業しています。正に店内に京都の歴史を取り入れて、アメリカでは出来ないスタイルをしています。

また「マダムドリュック」と呼ばれるベルギーのチョコレート店が祇園に出店しました。100年を超える歴史を持つ、ベルギー王室御用達の高級店だそうです。どちらのお店も日本初出店で京都の地に来ています。魅力がある土地柄はもちろん、京都の人が新しい物好きなところも要因なのではないでしょうか?



このように私たちが拠点を置く京都は現在進行形で新しいものを取り入れ続けています。海外の会社も京都に積極的に事業を広げていることも事実です。伝統的な文化が有名であることはもちろんですが、少し京都の意外な一面を知って頂けたでしょうか。新しい事に対する寛容さや柔軟性は、創造性を育むのに適している場所です。そんな京都で働くことも選択肢の1つなのかもしれません。

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