前職での業務内容
前職では、主にAIの研究開発に携わっていました。具体的には、画像処理系・時系列データ処理・ロボットの強化学習シミュレーションのモデル構築・学習といった開発に携わっていました。
大学では理学部の物理学科で理論的な研究をしていて、その後大学院に進学し、マテリアルズインフォマティクスの研究に取り組みました。たくさんの材料のデータを集めて、それを使って機械学習を行い、新しい材料の予測や開発を目指すものでした。この研究を通じて、初めてプログラミングやAIに触れるようになったんです。
特に半導体材料の研究では、性能をより高めるための新しい材料を作ることに挑戦していました。前例のない難しい課題だったので、苦労も多かったです。研究室内でもそのテーマをたちあげたばかりで、先輩もいない中で自分たちだけで進めていくのは大変でした。でも、その経験がAIの面白さや可能性に気づかせてくれましたし、学んできた分野以外でもAIに携わりたいと思うようになったきっかけでもあります。
その後は、他の会社の案件を一緒に対応する形で、いわば自社内の基礎研究に関わる仕事をしてきました。自分たちの会社にAIを導入するために、その目的に合ったAIを一から作ることが多かったですね。ドメイン知識を学びながら、一から設計していく作業が中心でした。
こうした経験を経て、今はヘッドウォータースで、さまざまな課題に対して最適なAIソリューションを提供できるよう努めています。
転職のきっかけ
前職には約3年間勤めていましたが、その間にChatGPTが話題になり始めて、自然言語処理や大規模言語モデル(LLM)に関わる仕事をしたいという気持ちが強くなりました。実は、前職の会社ではLLM(大規模言語モデル)を案件として積極的に取り組む予定はなかったんです。でも、やれるときに挑戦したいという思いがありました。
また、大学時代に自然言語モデルについてインターンシップを経験したこともあり、その分野に対する興味は以前から持っていました。ChatGPTが流行り出したことで、その凄さに感銘を受けて、実務の場でもぜひ関わりたいと思うようになったのがきっかけです。
そこから、より先端的なAI技術に携わりたいという思いが強まり、結果的に転職を決意しました。今は、その夢を叶えるためにヘッドウォータースで新たなチャレンジをしています。
ヘッドウォータースに転職を決めた理由
実は、ヘッドウォータース以外にも内定をもらっていた会社はありましたし、LLM(大規模言語モデル)ができる企業も他にもいくつかあったんです。でも、最終的にヘッドウォータースを選んだのは、「新しいことにどんどん挑戦できる環境」が魅力的だと感じたからです。
特に、エンジニアたちが伸び伸びと仕事をしている様子や、Zennの記事などで積極的に情報発信をしている姿を見て、「この会社なら自分も成長できる」と思ったのも大きな理由です。
それから、働き方の自由さも魅力的でした。出社頻度が決められていないため、縛りなく自分のペースで作業できる点も気に入りました。実際には今は月に1〜2回くらい出社していますが、その柔軟性がとても働きやすいと感じています。
こうした理由から、私はヘッドウォータースへの転職を決めました。今は、新しい挑戦と自由な働き方の両立を楽しみながら、日々仕事に取り組んでいます。
入社から1年半経った今、感じること
入社前に思っていた通り、ヘッドウォータースはエンジニアが自主的に学び、さまざまなことを積極的に発信できる会社だと実感しています。実際、私はこの1年半で、Zennに毎月2〜3本の記事を更新し、これまでに50本以上の投稿をしてきました。
新しい技術やAIのモデルが登場したときや、案件で学んだことを積極的にアウトプットしています。例えば、OpenAIが新しいモデルを発表したときには、その内容や感想を記事にしたり、案件で得た知見を共有したりしています。
こうしたアウトプットの機会が多いのは本当に良いことだと思います。社内の勉強会や案件共有会でも知識を共有できるし、話すのが苦手な人はZennで文章にして発信するなど、さまざまな形で情報を発信できる環境が整っています。どちらも評価につながるので、自分の成長やスキルアップにもつながっています。
また、ヘッドウォータースのメンバーは話しやすく、技術の話だけでなく、飲み会などの場でも業務外の話をたくさんしています。プライベートでも仲良くしているメンバーが多く、働きやすい雰囲気もこの会社の魅力だと感じています。
この1年半を振り返ると、自分の成長を実感できるとともに、仲間と共に新しいことに挑戦できる環境にとても満足しています。
現在の仕事内容
私は今、主にLLM(大規模言語モデル)を使ったチャットボットやエージェントの開発に携わっています。転職してからずっとこの分野に関わっており、以前から興味があったテーマだったので、自分の希望通りの案件に関わることができてとても充実しています。
もともとはエンジニアとしてコードを書いたり、実装を進めたりする仕事が中心でしたが、最近ではテックリードとして技術選定やお客様への勉強会の開催も担当しています。これには、技術の使い方や開発の落とし穴についてお伝えする内容も含まれます。実は入社して1年以内にテックリードを任せてもらえたのも、自分が上流工程に興味があることをアピールしていたからだと思います。
ただ、LLMを取り巻く技術の進化は非常に早いため、一つのノウハウを身につけただけでは追いつかないのが現状です。新しい情報が出てきたらすぐにインプットして、使える状態にしておくことがとても重要だと感じています。そのために、私はSNS、特にX(Twitter)を活用して情報収集しています。 LLM開発をしているOpenAIやGoogle, Anthropicなどはもちろん、よくAI関連の話題を出しているエンジニアの反応を中心にキャッチアップしています。特に気になったものに関してはまとめのブログを書いたり、自分でサンプルコードを作成したりしています。
また、最近では技術営業の仕事も始めており、営業の方と一緒にお客様のもとに行き、技術的な提案を行うこともあります。エンジニアとしてお客様と直接話す機会が増えたことで、より深くお客様のニーズを理解し、ふわっとした要望を具体的な技術提案に落とし込む力をつけたいと考えています。結果はまだこれからですが、今後はこの部分をさらに強化していきたいです。
組織としても、エンジニアがアサインされた後に何から手をつければ良いのかを考えられる環境や仕組みを整えることが、より良い提案や開発につながると信じています。これからも技術とお客様対応の両面で成長していきたいと思っています。
仕事の魅力ややりがい
私にとってこの仕事の一番の魅力は、新しい技術に触れることができる点ですね。常に最先端の技術を追いかけながら、自分の手で実際に形にしていく過程がとても面白いと感じています。
また、LLMの案件はお客様もやってみたいという気持ちはあるものの何をゴールにしていいかわからず要望が曖昧なことも多いのですが、その要望をもとにアイデアを出しながら具体的な形にしていき、お見せしたときに「なるほど、こういうことか」と納得してもらえた瞬間には、やりがいを凄く感じます。
正直、LLM(大規模言語モデル)は難しい部分もたくさんありますが、それでも「とにかくやるしかない」という気持ちで取り組み続けることで、何とかやり遂げることが多いです。そうした挑戦と達成感が、この仕事の大きな魅力だと思っています。
休日の過ごし方
休日は特に暇な時間はなく、趣味にしっかりと時間をかけています。趣味の一つは、アニメの声優さんが参加している音楽ユニットのライブに地方まで足を運ぶことです。ライブを楽しむだけでなく、アニメを見ることも多く、好きな作品をじっくり観賞しています。
また、地域のサークルに参加してバドミントンをするなど、アクティブに体を動かすこともあります。趣味やアクティビティを通じて、リフレッシュしながら休日を充実させています。
ヘッドウォータースに入社して変わったこと
ヘッドウォータースに入社してから、以前よりも多くの案件にチームで関わる機会が増えました。そのおかげで、単に自分の担当だけを考えるのではなく、会社全体としてどうしたら良いのかという視点を持つようになったと感じています。
以前の職場では、一人で案件に取り組むこともあったため、会社全体のことを意識する機会は少なかったのですが、今はチームで協力しながら仕事を進める中で、「会社の一員としてどう貢献できるか」という意識が自然と芽生えました。この変化は、自分の仕事に対する視野や責任感を大きく広げてくれたと実感しています。
今後のキャリアビジョン
私は今後、ただコードを書くだけのエンジニアではなく、お客様と直接会話しながら開発を進められるようなエンジニアになりたいと考えています。新しい技術のキャッチアップはもちろん大切ですが、それだけにとどまらず、お客様のニーズを理解し、それに応えられるコミュニケーション能力も磨いていきたいです。
また、将来的にはテックリードやチームリーダーとして、技術面でメンバーを引っ張っていく立場になりたいです。お客様への一次回答を行う役割も担いながら、チーム全体をリードできるようなスキルを身につけていきたいと思っています。
何よりも、技術をとことん突き詰めていきたいですし、求められていることを正確に理解し、それを実現できるエンジニアとして成長していきたいです。常に「できること」を増やし、お客様やチームの期待に応えられるよう、努力を続けていきたいと考えています。
ヘッドウォータースってこんな会社
ヘッドウォータースの魅力の一つは、上層部の方々がとてもポジティブで明るいことです。だからこそ、会社全体が暗くなることはなく、常に前向きなエネルギーに満ち溢れています。そういった雰囲気が、私たち社員にとってとても働きやすく、好きなところです。
また、やりたいことを自由にやらせてもらえる環境が整っているのも大きな魅力です。自分のやりたいことや挑戦したいことを声に出せば、それを応援してもらえる風土があります。
さらに、1on1の面談では、自分のキャリアややりたいことについて細かく話を聞いてもらえるので、とても話しやすい環境です。上司や同僚と気軽に意見交換できる雰囲気があり、自分の成長や働き方について積極的に考えられる会社だと感じています。
こうした環境があるからこそ、社員一人ひとりが自分らしく働きながら、前向きに挑戦できる会社だと心から思います。
転職を考えている方へメッセージ
新しい技術に触れることに積極的な方や自分のやりたいことや挑戦したいことを仕事でしっかりと伝えられる人が、活躍できる環境だと思います。
私自身、テックリードとして働く中で、「これが得意なので任せてほしい」と積極的に発信してくれる人と一緒に仕事をしたいと感じています。もちろん、すべてが叶うわけではありませんが、やりたいことを遠慮なく伝えられる環境を整えています。
だからこそ、自分の意見や希望をしっかりと伝えてくれる方と一緒に働きたいと思っています。積極的に発信して、自分の可能性を広げたい方には、ぜひヘッドウォータースで一緒にチャレンジしましょう!
本インタビューで語られた視点のさらに深い部分は、
社内テックラジオ「TECH DRIFT」でもお聞きいただけます。
具体的な業務内容や技術の話を発信しておりますので、ぜひ合わせてお楽しみください。
▶kodaniゲスト会
https://open.spotify.com/episode/1R4bPuVLSK4YfUGs3ZNh1C?si=Wj2iwr5iRq25v1noWJMJ0A
※2025年10月27日に配信されたものです