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7年間で6種の業務を経験?HENNGEセールスのキャリアパスとは

こんにちは、セールス採用チームの渡邊です!

今回の記事では、新卒でHENNGEに入社し、人事、インサイドセールス、ハイタッチセールス、名古屋支社での勤務など様々な経験を経て、現在はリニューアルセールスとして活躍する渡辺さんにお話を伺います。

新卒入社時から様々な業務に携わり、現在は投資周りの業務にまで役割を広げている渡辺さん。今回は、そんな渡辺さんのお話を通じて、HENNGEにセールスとして入社した際に歩むことのできるキャリアパスの多様さを紐解いていきます。

渡辺 宏哉(わたなべ ひろや)

愛知県出身。2015年に新卒でHENNGEに入社後、人事、インサイドセールス、ハイタッチセールス、名古屋勤務の経験を経て、カスタマーサクセス(以下CS)部門に異動。現在は既存顧客向けのリニューアルセールスを担当する傍ら、HENNGE投資先企業との業務提携担当としても従事。

"仕事内容と選考プロセスを自分で決める"インターンを経て、HENNGEにジョイン

──まず初めに、渡辺さんが新卒でHENNGEに入社した理由を教えてください。

渡辺:就活を通して、一番よく理解できた会社だったからです。僕はHENNGEに半年以上のインターン期間を経て入社したのですが、その際、インターンの内容も僕の希望に委ねられていましたし、選考プロセスも「自分で作れ」と言われていて。そこで、イベント参加や営業同行をさせてもらったり、こういう人に会いたいと言えば会わせてもらえたりと、やりたいことを全てやらせてもらえたんです。当時と現在では、新卒採用のフローは変わっていると思いますが、そんな会社は、他にはありませんでしたね。

──よく理解した上で、自分に合うと感じたということでしょうか。

渡辺:そうですね。僕は「これがやりたい」と自分から声を上げるタイプだったので、そういう姿勢をフォローしてくれる先輩方がいることや、主体性を重視するカルチャーがあるのを感じました。加えて、これから伸びる会社だというのも肌感覚ながら感じたので、ここに身を置いたら面白そうだなと思いましたね。

事業開発をするために、様々なポジションを経験

──入社後はまず、人事部で仕事をされていたそうですね。

渡辺:僕を雇おうと言い出したのが人事部長だったので、まずはその膝元に、ということで人事部に入ることになりました。右も左もわからない中で新卒採用周りの仕事をして、正直大変なことも多かったです(笑)。

その半年後に、セールスに異動になりました。僕は将来的に事業開発をしてほしいという期待値で採用されていたので、そのためにはまず現場を知る必要があるだろうということで、セールスに行くことになったんです。

そこでまずは、お客様への電話の仕方などの基礎から学ぶためにインサイドセールスを半年間経験し、その後ハイタッチセールスに異動しました。

──そしてハイタッチセールスを2年間経験した後、名古屋支社に転勤されたんですよね。名古屋に行かれたのはどういう経緯だったんですか?

渡辺:自分の希望です。もともとはHENNGEが地方の市場を開拓し始めた頃から「僕もやりたいです」と意思表示をしていたのですが、上司からはまだ早いと言われていて。そのため、上司に認めてもらうために頑張ってセールスとして結果を出して、約1年後に「行ってこい」と言ってもらえました。

──名古屋転勤を希望していたのは、やはり地元・愛知への思いが強かったということなんでしょうか。

渡辺:地元への思いもありましたが、自分がバリューを出せるフィールドだと思ったのも大きな理由です。愛知県は製造業ばかりで、圧倒的にDXが遅れています。だからこそ、自分が東京で培ったエッセンスと、元から持っている土地勘を持って名古屋に行けば、地元にもHENNGEにもバリューを発揮できるのではないかと思いました。名古屋では結局、丸3年働きましたね。

既存顧客の理解を深めるために、CSチームと投資チームを兼任

──その後渡辺さんは東京本社に戻り、現在はCS部門でリニューアルセールスを担当されていますよね。それにはどういう経緯があったんですか?

渡辺:セールスに配属された時と同じように、事業開発に生かす経験を積むためにと、会社から提案されました。

HENNGEで新たな事業を開発しようとする場合、既存事業であるHENNGE Oneの顧客基盤を活用できる事業を作った方が、当然成功率も高いですよね。上層部からも、「渡辺には既存の顧客基盤を活用できる事業開発を任せたい」という声をもらっていて。そのため、既存のお客様の理解やCSの文脈の理解をもっと深めてはどうかという上層部の提案のもと、CS部門内のリニューアルセールス部隊に異動することになりました。

──ずっと名古屋で営業していたなかで、CSとして東京に戻らないかと打診された時、戸惑いや躊躇はなかったんでしょうか。

渡辺:正直、ほとんどありませんでした。僕は飽き性なので、同じ業務を続けるのは3年ぐらいがちょうどいいんです。もし東京に戻るなら名古屋の時とは違う業務に携わりたいという思いも元からあったので、CSという新しい組織に入るのは純粋に面白そうだなと思い、会社からの提案を受けることにしました。

──なるほど…渡辺さんは入社してからこれまで、2~3年スパンでどんどん新しい業務に携わっていて、まさに性格とマッチしたキャリアパスになっていますよね。

渡辺:加えて、現在はCS部門の仕事と並行して、HENNGEの投資先企業との業務提携の担当もしていますね。

HENNGEでは、自分たちの事業を運営するかたわら、スタートアップへの投資も一部行っています。私の担当業務は、役員陣が見つけてきた投資先候補に対して、業務提携のシナジーがありそうか、現場目線の意見を伝えることと、実際に投資が決まった後の業務提携を推進することです。

他社の事業と業務提携を行う場合、どんな事業でもいいわけではなく、HENNGEの思想や既存顧客の方々とどれぐらいフィットするかどうかを、現場目線で評価する必要があります。そのため、役員と密に連携しながら、「現場観的にどうか」「既存顧客の方々に販売できそうか」という観点で意見を交わしていますね。

──業務提携やベンチャー投資は主として経営陣が関わる領域だと思いますが、そこに渡辺さんが入ることになったのはどうしてなんでしょう。

渡辺:いずれ既存顧客向けの事業開発を担う立場ならば、投資チームがどんな観点で投資先を見ているかを知るべきだろう、ちょうど現場の声も必要だし、という話が管理職の方々の中であったみたいで。ある日突然、役員の方から「こういうのやるけど、興味ある?」と聞かれ、「めっちゃあります!」と即答して、業務が始まりました。

HENNGE Oneは、ユニクロのような「ちょうどいい」プロダクト

──本当に様々な経験をされていますよね。それが、渡辺さんがHENNGEで働き続けている理由でもあるんでしょうか。

渡辺:そうですね。入社してから約7年が経ちますが、ずっと知的好奇心をくすぐられていて、飽き性の僕でもずっと飽きずにいられています。

あと、自分は運が良かったなと思うのが、ちょうど僕の入社後に、HENNGE Oneがすごく大きく伸びたタイミングと、会社の上場があったんです。だから同じ会社にいながら、3年ごとの景色が全然違うんですよ。なので体感としては、何社か経験しているような感じですね(笑)。すごくおいしい経験をさせてもらっているなと思います。

──一方で、渡辺さんは7年間ずっと、セールスとしてHENNGE Oneに関わられてもいますよね。渡辺さんから見た、HENNGE Oneという商材を扱う面白さについても教えていただけますか?

渡辺:これは僕の感覚なのですが、HENNGE Oneは「ちょうどいい」ソリューションを提供するプロダクトだと思っていて。そのちょうどよさに共感してくれるお客様を探すのが面白味だなと感じています。

──「ちょうどいい」ソリューションとは、どういうことでしょう?

渡辺:幅広いお客様のニーズにマッチするソリューション、とでも言いましょうか。前提として、HENNGEのビジョンは「テクノロジーの解放で世の中を変えていく」ことなので、ニッチなところを狙いにいくというよりは、世の中全体にテクノロジーを届けられるようなサービス作りをしています。

社内には、HENNGE Oneをユニクロに例える人もいます。ユニクロは、高品質でありながらカジュアルで、老若男女問わず幅広い人に着られていますよね。ITのマーケットにおいて、HENNGE Oneはそういうポジションにあるプロダクトだと思うんです。

そうしたHENNGE Oneの特徴を踏まえた上で、僕らができることとお客様の予算や実現したいこととを丁寧に擦り合わせながら、HENNGE Oneのちょうどよさが刺さるお客様を探すというのが、個人的に面白いと感じるポイントですね。

培ってきた経験を踏まえ、国内外で事業立ち上げへ

──最後に、渡辺さんの今後の展望を教えてください。

渡辺:短中期と長期、それぞれあります。短中期だとやはり、HENNGEの新たな柱となる事業を作っていきたいですね。

HENNGE Oneでは、先輩方が作り上げてくれた土台の上に自分が乗っかり、ダイナミックな体験をたくさんさせてもらいました。もちろんそれも刺激的ではありましたが、未経験のことに挑戦するという観点からも、次は僕が土台を作りあげる側になりたいです。そして長期的なところでは、その土台を日本に限らず、世界で作っていきたいと考えています。

──国内に留まらず最終的には世界を目指す、というのは、HENNGEのメンバーに共通している意識でもありますよね。

渡辺:HENNGEが掲げている「World-class IT Companyになる」という目標に共感して入社しているメンバーや、グローバルなバックグラウンドを持っているメンバーが多いですからね。

実はこの前、僕は会社代表として、アメリカで開催されたSaaSのイベントに参加させてもらったんです。その時に現地で感じたのが、「僕らも、世界で戦う土俵には立てるんだ」ということでした。

今年9月にカリフォルニアで開催されたSaaSイベント「SaaStr」にて)

海外のサービスは確かに凄かったのですが、何が凄いかというと、テクノロジーというよりも規模感だったんです。今までは海外市場を全くの別世界のように感じていましたが、実際に現地に行ってみると、「僕らが今使っているテクノロジーも、意外とそのまま通用するんじゃないか?」という感覚を得ることができました。

競合が圧倒的に多いなど、大きな壁はもちろんたくさんあるのですが、挑戦すること自体はできるなと。その挑戦をもっと現実的なものにするために、これからも一つ一つ、できることをやっていきたいと思います。

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以上、渡辺さんへのインタビューをお送りしました。記事を通じて、渡辺さんのお人柄やHENNGEのカルチャーが伝わっていれば嬉しいです。

HENNGEでは選考プロセスを一人一人の候補者様に合わせて調整しています。HENNGEのセールスメンバーとお話してみたい方は、選考プロセスの中で採用担当までお気軽にご相談ください!

edit by: 高野優海
photo by: Yui Sasaki

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