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なぜ働くのかー働く母のリアル・社内の母の声

こんにちは、デザインチームのFTです。私には大学3年と高校3年の2人の息子がいます。母になって約21年。これはそのまま仕事と子育ての日々でもありました。私がそれぞれのタイミング、何に悩み、どう過ごしていったのかをお伝えしたいと思います。

また、社内には6名の働く母たちがいます。この6名の声を交えながら、社内で働く母のリアルをお届けします。

社内の働く母たち
  • O.N.さん CS担当[フルタイム勤務/新卒入社]高校2年生の女子
  • T.E.さん 事業推進[時短勤務/新卒入社]年中さん男の子
  • N.H.さん 営業[時短勤務/中途入社]1歳の女の子
  • M.Mさん CS担当[時短勤務/新卒→転職→古巣へ]中2の男子
  • M.Aさん 営業サポート[フルタイム勤務/中途入社]小4の男児
  • 私 企画デザイン[フルタイム勤務/新卒入社]大学3年と高校3年の息子2名

INDEX

  • なぜ働くのか
  • 働く母のメリット
  • 働く母の大変なところ
  • 働く母の工夫
  • HRビジョンの子育て支援
  • 最後に

なぜ働くのか

なぜ産んだのか

こどもを持つ自由、持たない自由がある中で、私はなぜこどもを産んだのか。

それは「強烈な好奇心」でした。自分のこどもを育てるってどんな気持ちでどんな感情なの?出産ってどんだけ痛いの?妊娠するってどんな状態?分からないことは、知っておきたい。できることなら、経験をしてみたかったのです。

望んだはずだったのに

新卒で入社して5年目に妊娠が分かりました。望んでいたことなのに、ネガティブな涙がほおを伝って流れました。「あぁ、もう仕事はできないかも。私の築いてきたものは全部ムダになるの」と。当時は時短勤務制度もなく、もちろんフレックスタイム制も、在宅勤務もありません。9〜18時勤務の一択。しかも終電になるような残業も多かった時代でした。

私は小さい赤ん坊を抱えて、仕事に復帰する自分が全くイメージができず、妊娠9ヵ月に入るところで、退職を選択しました。

なぜ働くのか

ここで母の話をします。私の母は小学校の教師でした。福岡の大学をでて、採用枠の多かった名古屋で先生になりましたが、結婚を期に教師を辞めて、福岡に住み、私を産み、2年後に妹を産みました。けれど母は「鍋を磨いたり、お菓子を作ったりするのが、私の人生と思ったら、なんかつまらんやった」と、私が幼稚園のときに教員採用試験を受け、再び先生になり、定年を迎えるまで教師を続けました。

この「なんかつまらんやった」の言葉。聞いた当時は、のちに自分が体験するとは思わなかったです。

私は退職し、出産して、子育てに専念してみたことで「働くこと」を改めて考えました。私にとっての「働くこと」は、つきつめると「評価・成長」「自分で稼ぎたい」の2点に集約されました。

評価と成長

子育てを自分なりに工夫しても、誰からも褒められません。料理をがんばっても、掃除をしても、日常の当たり前だと受け取られました。また、言葉を持たない乳児に、話しかけ続けて、抱っこして、お昼寝をしている間に家事をして、気づくと夕方になる毎日。単純作業の繰り返しなのに、自分の時間は一切ありません。

自分の輪郭がなくなるような漠然とした不安と焦燥感を感じるのに、長くはかかりませんでした。

働いていれば「この案件はFTさんにお願いしよう」など、自分の存在理由を感じることができます。うまく対応できれば「ありがとう」や「いいね!」という評価をうけることができます。失敗すると苦しいですが、必ず学びがあります。何十年働いていても、何歳になっても、成長できる。これは「生きている」実感でもあります。

自分で稼ぎたい

こどもを産むまでは、共働きで夫婦は対等な関係だったのに、仕事を辞めると対等な関係が崩れました。生活費と子供のもの以外に自由に使えるお金はありません(出産前に貯めたお小遣いから欲しいものを節約して買いました)。また、共働きの夫婦2人暮らしから、一馬力の3人家族になったのでかなりケチケチしなければならず、とても窮屈でした。

何となく私は引け目を感じていましたし、夫は専業主婦を獲得して、家事を手伝わなくなっていきました。家庭で胸を張って暮らしたい。夫婦は名実ともに対等でありたい。経済的にも豊かでいたい。だからボランティアではなく、働いて、自分で稼ぎたいと強く思いました。

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一度退職した私でしたが、長男が10ヵ月のときに元上司から「復職してくれないか」と声をかけていただき、本当に願ってもないことでしたのですぐにOKしました。それからは働くことにすがる気持ちで保育園を探して、こどもが1歳になったときに、復職したのです。次男のときは産育休を取得して復帰しました。

働く母のメリット

働く母は大変ですが、子育てにおいてはかなり楽をしているかもしれません。

子育てを保育園が半分担ってくれる

乳幼児と24時間いるとものすごく大変です。正直言って息が詰まります。お昼は給食がありますし、外遊びもプールもありました。保育園では1歳〜6歳児が一緒に遊ぶ機会も多く、さまざまな人と接することで成長できました。

子供がより愛しくなる

仕事で離れている時間があるから、より愛しくなり濃密な時間を過ごせます。

仕事のストレスと育児のストレスの相互補完

仕事でストレスがあっても「おかあ大変だったね」と2人の息子が「こどもサンドイッチ!」と私を両脇からぎゅっとハグして慰めてくれました。イヤイヤ攻撃、みてみて攻撃、など育児のストレスは仕事が救ってくれました。

タイムマネジメントが進化

仕事はよりスピードを意識するようになり、家庭では家族が起きる前の早朝に家事を片付けるように変わりました。

経済的・精神的な余裕

こちらは先ほど述べたことの繰り返しになりますが、自分で稼ぐことで経済的には安定しますし、家庭でも胸を張っていられます。

仕事ができる喜びを味わえる

独身時代も仕事は楽しかったですが、復帰してからは仕事ができるだけで、うれしくてたまらなくて、何もかもが喜びでした。子供はもう何から何まで思い通りになりませんが、仕事では自分でコントロールできるのも快感でした!


社内の母の声「メリット」
  • 社会との接点、つながりが持てる、家庭以外に、自分の居場所がある(M.M.)
  • 子供べったりにならずに済むことですね。育休時代は子供に張り付いてマンツーでいなくてはならず、話し相手にもならないので結構発狂しそうだった。(O.N.)
  • 子供も、保育園の給食で健康的なご飯を食べられる(家のご飯がてきとうすぎる‥)(N.H)
  • 子供と物理的な距離が発生することによって、純粋に可愛いと思える余裕が生まれる(M.A)
  • 仕事に対するストレスが軽くなりました。というか毎日が忙しすぎて、そんなこと感じている暇がない!(T.E.)
  • 社会や家計に貢献(M.M.)
  • (離婚前の話ですが)金銭面で依存せずに済む、夫と対等な立場になれる(M.A)
  • 仕事(=稼ぎ)が生活に直結しているので、働けば働くだけ生活を安定させることができる(M.A)
  • 通勤時間があることで、自分の時間を確保することができるので、仕事と育児の時間の切り替えがスムーズにいきやすい(O.N.)
  • 異なる価値観、家庭環境の大人と言葉を交わせる(視野が狭まるのを防げる、気分転換になる)(M.A)
  • 仕事はもちろん、プライベートも時間効率がめちゃめちゃ上がりました!なんで前の私はあんなにもたもたしていたんだろうと思います。(T.E.)
  • 毎日を大切にするようになった点です!前はぼんやり1ヶ月過ぎていたけれど今はきちんと季節の移り変わりとか感じられます!(T.E.)
  • 生活にメリハリがつくようになりました。お昼ご飯もひとりで食べられる!(N.H)
  • 先生という、こどもに関わる分野のプロから客観的な意見やアドバイスをもらえる(M.A)

時間の使い方に関する意見や、こどもと離れる時間があることでバランスが取れるといった意見など、メリットは多いようですね。

働く母の大変なところ

メリットもあれば、やっぱりデメリットもあります。大変なことも聞いてみました。


社内の母たちの声「働く母はここが大変!」
  • 時短勤務だと、毎日時間が足りない(N.H)
  • 子供の体調不調で仕事を休むことが多い(復帰以降、すでに娘2回入院しました)(N.H)
  • とにかく子供が小さいうちは体調を崩しやすいので、何日も会社を休むことに…。夫にも休んでもらいながら、今は子供の免疫力が上がるのを待ってます。(T.E.)
  • 子供の病気やケガ(男の子)、学校行事との両立(M.M.)
  • 子供が小さかった頃は、保育所からの呼び出しによる仕事の中断です。呼び出しはほぼ母親で父親が呼び出されたことは1回もなかったです。会社で「子供が小さいからしょうがないよね」って見られることも嫌でした。父親の呼び出しも普通の社会になればいいのに、と思ってます。(O.N.)
  • PTAの参加と習い事の役員です。PTAはメールで済むことをいちいち学校に行って話し合わなくてはならず、しかもほぼ雑談でかなりイライラしました。習い事は今年役員なので、どうしようかと思ってます。(O.N.)
  • こどもの体調不良。2人こどもがいれば仕事を休むリスクが2倍になる。(私)
  • 長男が小1ので新型インフルエンザの肺炎で7日間入院。私も仕事を休みました。家族に新型インフルがいると次男は保育園で預かってもらえませんでした。しかも小児科病棟には大人しか入れない(兄弟も入れない)から次男は連れていけない…。途方に暮れていたら、自営業のママ友がその会社で次男を預かってくれて(感謝です)、長男に付き添うことができた。(私)
  • 時間に追われる生活、とりわけ母親の時間がない(M.M.)
  • 体力気力が求められること。自分が倒れてしまっては生活も何も回らなくなるため(M.A)
  • 迎え時間リミットがあり、残業ができない(M.M.)
  • 上司や部署内の理解がないとムリです(M.A)
  • 二人の息子が中学生のとき塾前にご飯を食べさせるために、毎日仕事も料理もギリギリに追い込まれていました。(私)
  • 責任ある仕事を、引き受ける事への不安(M.M.)
  • 小学校の登校時の旗振り当番は出勤時間に重なり、どうしてもちょっとだけ始業時間に間に合わず、毎回遅刻申請をすることに。(私)

多く寄せられたのは「こどもの体調不良により仕事を休みがちになること」。特に小さいうちは風邪もひきやすく、こじらせるのが辛いですね。小学校高学年になると丈夫になってきますが、それまでは本当に大変です。

また、時間的制約の苦労も多かったですね。「仕事には責任をもって取り組みたい、お母さんだからと仕方ないと思われたくない」という想いと、こどもへの責任とのはざまで日々奮闘しています。父親も母親と均等に負担を分け合う社会が待ち遠しいですね。

保育園スケジュール

息子たちの保育園児だったときの私の一般的なスケジュールです。今はフルタイム勤務ですが、この頃は9:00〜16:00の6時間の時短勤務で働いていました。怒涛の毎日でした。

  • 4:30
    起床・洗濯機回す
  • 5:00
    朝ごはん作成、夕飯の下ごしらえ
    洗濯物を干す
    保育園の用意をする[連絡帳記入・プールセット・お昼寝シーツ・おむつなど]
  • 6:15
    こども達を起こして、着替えさせる
    朝食 ※亡き父の教えにより朝ごはんはしっかり食べる
    夫が食器・調理器具洗い、私は身支度
  • 7:15
    保育園へ出発:夫の自転車に長男、私の自転車に次男
    ※基本的に開門前に待機して、開門後は夫婦で作業分担
    ※月曜日はお昼寝ふとんのシーツ掛けがあるので時間との闘い
  • 8:30
    夫出勤、私出勤
  • 16:30
    私退勤
  • 17:30
    保育園に迎えに行く、お母さんたちや他の子供たちと20分ほどたわむれる
  • 18:15
    帰宅、洗濯物取り込み・夕飯作り
    ※こどもたちの「見て!見て!」攻撃やおもちゃのばらまき
    ※なかなか家事が進まないため、少しイライラ
  • 18:40
    夕飯・洗い物
    ※小松菜など繊維質のものを飲み込めない長男が永久にもぐもぐしていて、1時間経っても食べ終わらない
    ※手づかみで食べる次男が盛大に床にこぼす、味噌汁をひっくり返す、そして母が拭く
  • 20:00
    夫帰宅、こども達をお風呂に入れてもらう
    夫夕飯※自分で温めてもらう
  • 21:00
    子どもたちの歯磨き、爪切り、絵本タイム、寝かしつけ
    ※寝かしつけで一緒に寝落ちするパターンも多い
    ※起きていられたら少しだけ自分の時間を
  • 22:30
    就寝

働く母の工夫

私が息子たちが小さかったころ、工夫したことや心がけたことをあげてみました。

土日も外に連れていって遊んであげていたので、365日てんてこ舞いでした。今は手が離れて、うれしい反面、さみしさもハンパないです。

  • 掃除しなくても死なないと割り切る。洗濯物も取り込んだカゴの山から着たことも多数。食洗器フル活用。
  • 時短でもフルタイムとそん色ない量と質をこなすこと。
  • 早朝、家族が寝てる間に家事を詰め込む。
  • 夫の家事シェア率を少しずつ増やす。時にはしれっと、時には怒りを爆発させながら(笑)
  • 朝ごはん、夕ごはんは、テレビを見ないで、こどもと会話をする。
  • 買い出しは週1回で、冷蔵庫にあるものでご飯を作る。冷蔵庫の中身を思い出して、通勤中にメニューの組み立てと手順を頭に入れる。
  • 各種飲み会に行って、しゃべって、発散!


社内の母の声「こうやって工夫してます!」
  • 家事は完璧を求めない、家電に頼る(N.H)
  • 夫婦間の分担はよく話し合ってお互い納得するべきかな。どちらかに負担が偏ると、不満を溜め込むことになり、だんだんとギスギスしちゃいます。(T.E.)
  • 出来合いのおかずやインスタントメニューをフル活用する。(O.N.)
  • シャトルシェフや全自動洗濯機を使う。(O.N.)
  • 完璧な生活を求めない。多少汚くても気にしない。(O.N.)
  • 病児保育を利用する(M.A)
  • PTAは任意加入なので加入しない(M.A)
  • 少しでも体調が悪そうだと思ったら悪化して熱が出る前に休ませる(M.A)
  • ママ友は作らない、連絡先交換しない、分からないことがあっても直接学校に聞けばいいと思うので(M.A)
  • 日曜夜には予定を入れない、週末どちらかは家でゆっくり休むようにする(M.A)
  • 日中寂しい思いをさせている分、だいすき♡かわいい♡と過剰なくらいのスキンシップを交えて毎日伝える。愛着形成がうまくできるとママを信頼してくれると思うので…アダルトチルドレンや愛着障害を回避したいというのもありますが、信頼関係がないと毎日のお留守番も任せられないですし宿題やってくれないでしょうし、学校でトラブル起こしてもあれなので…メンタル優先しています(M.A)
  • スーパーの総菜等々活用できるものはして食事は頑張らない、味噌汁だけは作る(M.A)
  • 疲れていても掃除洗濯だけはする、子の心の安全基地の維持のため(M.A)
  • 疲れた日はサイゼリヤ直行(M.A)
  • お手伝いを楽しいものだと思ってもらって子に手伝いをお願いする(M.A)
  • タスクを細かく見える化し(特に家事)、できない事は捨てる(M.M)
  • 息子の洗濯物は何枚もストック!→くつ下・下着は畳まずしまう(M.M)
  • 手作りにこだわらない→既製品でも、息子自身が選べば喜んで使う(M.M)
  • 残業できない分、仕事の質・成果にこだわる、感謝を伝える(M.M)
  • 育児も仕事もよくばり過ぎない(M.M)
  • 自身だけでは限界なので、周囲やプロを信じて依頼→職場仲間、ママ友、自治体のびすくママ※病後回復期預かり、時には親、中学受験時は塾の先生方、夫(?)(M.M)

完璧を求めないという声が多く寄せられましたね。家電、既成のごはんや外食、周囲の人、どんどん利用していこうというたくましい母たちの姿!そして涙ぐましい母たちの姿もありました。

HRビジョンの子育て支援

適用できる法律や社則のルールはかなり細かいのですが、ここではあえてざっくりと支援制度をご紹介します。

産前産後休業・育児休業:女性

希望すれば予定日の6週間前から産休が取れます。産後は約1年間、産後休暇と育児休暇を合わせて取得できます。例えば保育園に入れないなどのやむを得ない理由があれば、育児休暇を延長することができます。
★HRビジョンの産育休の取得率は100%です。

産後パパ育休

配偶者が出産後8週の間に、最長4週間休暇を取得できます。2回に分けて休暇が取れるので、出産後一番身体がしんどい妻をサポートできます。
新生児の育児の大変さをお父さんにもぜひ体験してほしいものですね。
★HRビジョンではこの件で、4名のお父さんが産後パパ育休を取得し、まもなく取得予定のパパが1名います。
★HRビジョンのこの5年間の男性の取得率は100%です。

パパ・ママ育休プラス

育休はお母さんが取るものだと思っていませんか。実はお父さんも育休を1年間取得できます。お母さんの職場復帰に合わせてお父さんが育休を取って、お母さんを助けることもできます。

時短勤務制度

育児や介護などで短時間勤務が選択できます。

<選択できる勤務時間>
6時間/6時間30分/7時間/7時間30分
★HRビジョンでは複数名が現在、時短勤務を選択しています。

フレックスタイム制

2022年10月から導入されたほぼ全員が対象の制度。
子育て支援制度ではありませんが、活用できます。

  • コアタイム:10:00〜15:00 ※必ず勤務する時間帯。MTGなどを設置する。休憩1時間含む。
  • 勤務可能な時間帯:7:00~21:00 
  • 月間総労働時間=8時間×所定労働日数

コアタイムの勤務と月間総労働時間を確保すれば、日々の勤務時間は自分で決定できます。
夫婦が協力しあえばフルタイムのまま育児と両立できるかもしれません。

例えば7:00~16:00勤務にすると、朝は保育園に配偶者に送ってもらって、夕方は自分が保育園に迎えに行くことができます。(仕事・家事・育児とかなり時間的にきつそうではありますが…)

在宅勤務

2020年コロナ禍により導入された在宅制度。フル出社から週1出社まで、状況に合わせて運用しています。通勤時間がなくなりますので、例えば保育園の送り迎えなどに役立ちます。

最後に

男女雇用機会均等法の1986年の施行から、37年。当時の大卒女性は60歳となりました。

父親と母親を比較すると、いまだに圧倒的に母親に育児と家事の負担がのしかかっているのが社会の現状です。下の図でも残念ながら、日本の父親の家事・育児時間は極めて少ないです。ただ、政府も「産後パパ育休」や「パパママ育休プラス」など、父親への制度拡充と育児や家事への参加の啓蒙活動を続けています。

それでも昔より、ずっと女性の仕事と子育ての両立はしやすくなりました。何十年もかけて、出産を理由に退職する女性は徐々に減ってきています。しかしその分、女性が仕事と育児で負担を抱える結果となりましたが、それでも少しずつ社会は良い方向へと向かっています。

きっと父親と母親が平等に子育てする未来はやってくるでしょう。保育園からの連絡も父親に入り、こどものお弁当も父親が作るのが当たり前になるといいですね。若い世代を中心に夫婦の役割の価値観は随分と変わってきたなとも感じます。
「マミートラック」のような言葉が死語になることを祈っています。

★HRビジョンでは入社する方にとって、ますます働きやすい環境を整備してく予定です。

出典:育児・介護休業法の改正について:厚生労働省

※使用した写真はすべてイメージ写真です。






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