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西に訊く③MVVの策定を振り返って

西に訊く③では、MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を策定することになったきっかけを振り返りながら、そこに込めた想いやこれからの話まで掘り下げていきます。


西に訊く①はこちら

西に訊く①オーラン創業までのストーリー | オーラン株式会社
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西に訊く②はこちら

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プロフィール
西 ゆきの
代表取締役。静岡県出身。

オーランで、機能する言葉であるか

ー創業から6年目を迎えた2022年に、改めてMVVを策定しようと思ったきっかけを教えてください。

これまで会社のミッションや行動指針は「組織を作っていくために必要だから」という理由で、私が言語化してきました。内容も重要でしたが、それより「ミッションや行動指針をまずは置くことが大事」という考えで、策定にはそこまで時間をかけてきませんでした。

ただ、これから組織を大きくしていくには軸になる共通言語の必要性を強く感じていましたし、それを浸透させていくことにもっと注力したいと考えていました。そのため、採用活動を見直すタイミングで、オーランの軸となるMVVも一緒に作り替えることにしました。

ー組織を大きくしていくために、整えるべきひとつの要素だったということでしょうか?

そうですね。採用周りを整える中で、採用活動のコンサルティングをお願いしている会社さんと一緒に整えてきました。

オーランの魅力や強みを分析するところからスタートし、世の中に対して表明する「自社のスタンス」を表す言葉として、SPIRIT・CREDO・VISIONをご提案いただきました。

ーSPIRIT・CREDO・VISIONについて、西さんから簡単に説明していただけますか?

仕事は、相手がいて初めて成り立つものなので、SPIRITは第三者に通用する「自分らしい価値提供」を表現するような言葉になればいいなと考えていました。「らしく、もてなせ。」はそれを端的に表す言葉でありながら、どんな仕事・業種でも言える言葉ですし、私の旅館出身という「らしさ」も含まれていると思います。また「もてなせ」という言葉には、人の期待や想像を超えていこうという意志が込められています。

CREDOは社員が持つべき行動規範として、言語化しました。全てを体現しているメンバーもいれば、規範が課題のひとつになっているメンバーもいます。CREDOは、決めて終わりではなく、きちんと機能してそれが社員一人ひとりの成長につながることが重要だと思うので、メンバーの反応を見ながら作っていきました。

VISIONの「ワクワクの起点となる。」は、オーランが目指している未来であり姿です。メンバーがワクワクしない仕事をやらせるつもりはないし、むしろ一人ひとりがワクワクの起点になるために、オーランをチャレンジの場・スキルアップの場として使って欲しいと考えています。「起点」というのは「始まりになる」ということなので、メンバーには自分から価値を生み出す意識とそのスキルを身に付けて欲しいし、会社としてもそれが可能な体制を整えていきたいと考えています。

らしくもてなす対象には、社員も含まれている

ーMVVを策定したことで、何か変化はありましたか?

策定の過程で、情報を整理したり未来について改めて考えたことで、現状の課題がよりクリアになりました。今は、これから組織として成長するために種を蒔いている期間で、その重要性を改めて感じられたので、5年先に向けた中長期的な先行投資に力を入れています。

外部と話す機会を増やしたり、情報発信力を鍛えるためにSNSやオウンドメディアを始めたり、教育や研修周りもブラッシュアップしようと動いています。目指す方向が定まったことで、今に向いていた視点が未来に広がった感じがします。

ー将来は、ITやクリエイティブ以外の事業も展開する可能性がありますか?

正直、オーランのメンバーがやりたいと言えばどんな事業でも構わないと思っています。ただ、言うのは簡単で実際に事業として成立させるには具体的なプランと実行するスキルが必要不可欠です。そこを磨くために、メンバーには頑張って欲しいですし、私自身も「らしく、もてなせ。」をメンバーに対してもっとやっていく必要があると感じています。

メンバーが「〇〇になりたい、〇〇をやりたい」と言った時に、オーランの中で可能性を見せられるようにしたいですし、できる限り多くの選択肢を見せられる状態を作っていきたいと考えています。

おわりに
西に訊く③では、MVVの策定から策定後に生まれた考えなどをお話いただきました。

これで、西に訊くシリーズは一旦終了です。オーランのことをより分かりやすく伝えるために、様々なテーマで発信していきますので、引き続きお楽しみください。

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