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ワークスイッチコンサルティングのこと、もっと知ってほしくて。【第5回】ワークスイッチにおける、人事業務コンサルタントのお仕事とは

前回までの連載はこちら!
【第1回】ワークスイッチにおける、業務コンサルタントのお仕事とは(BIツール導入)
【第2回】ワークスイッチにおける、人事業務コンサルタントのお仕事とは(シェアード化)
【第3回】ワークスイッチにおける、業務コンサルタントのお仕事とは(会計業務改善)
【第4回】ワークスイッチにおける、人事業務コンサルタントのお仕事とは(人事システム導入)

本連載では候補者様や社員からよく聞かれる、「ワークスイッチのコンサルタントって実際何やってるの?」という声に対してお答えすべく、ワークスイッチコンサルティングの仕事内容について、実際にフロントで働いているコンサルタント達の生の声に乗せてご紹介します。

第5回は人事業務コンサルタント職(人材活用案件)に注目!
新卒2年目の神頭さんにご紹介いただきます。
とにかく、クセがすごい。

●自己紹介
大都会の満員電車にようやく慣れてきた入社2年目の神頭慶尚と申します。兵庫県出身の23歳です。趣味は主に映画・アニメ・ラジオ鑑賞、嗜む程度にピアノやシャッフルダンスをしています。昨年一年間は体調を崩して仕事を休むことがなかったので、健康を取り柄にすべく本年もがんばろうと思っています。


一番の休息スポット。毎日ゆらゆら揺られています。

◆経験PJT◆

・フリーランス人材の活用PJT
担当役割:アンケート作成・回答集計、会議報告・提案資料作成等

・労務マネジメント業務RPA化PJT
担当役割:ヒアリング、要件定義、労務管理ツール改修等

PJT概要

今回紹介するPJTは、経験PJTのうち、フリーランス人材の活用PJTです。

顧客:大手コンテンツ企業の人事部
PJT発足背景:フリーランス人材の働き方の適正化を図るために実態把握が必要であった
PJT期間:2016年10月~現在
PJT体制:現在2名(うちPM1名)
勤務形態:客先常駐(臨機応変に在宅勤務を活用)

案件について

今回ご紹介する案件は、人材活用の一環としてのフリーランス人材の活用です。

主として、「フリーランス」とは企業や団体に属していない個人事業主を指します。
働き方の多様化が進みフリーランスとして独立して働くようなケースは少なくありません。
企業としても、労働人口の減少に伴い人手不足が進む中で、こうした方々と上手く付き合う必要があります。この案件は、長時間労働マネジメントのご支援依頼を皮切りに、幅広く支援を継続していく中で、お客様から相談を受けて生まれた案件でした。その為、新卒でアサインされた私は、本PJT発足経緯を理解し、雇用やフリーランスについて知識を深めるところからのスタートでした。

顧客が抱えていた課題

今回ご紹介する案件は、コンテンツ業界のお客様です。
例えば、映像作品一つをとってみても、それが世に送り出されるまでには幾多の工程があり、多くの人が関わっています。その中には、無期雇用の社員のみならず、有期契約社員や派遣社員、フリーランスの方も多くいらっしゃいます。

このように様々な雇用形態の方がいる中で、雇用に該当しないフリーランス人材については各現場の運用に任せられている為に会社として全容を把握できていないなど、おざなりになっていました。

これらの課題に対し、ワークスイッチコンサルティングの主な支援内容としては、現在契約しているフリーランス人材の規模と働き方の調査、およびフリーランス人材を活用する為のルールの構築・運用です。

案件を進める上で苦労したこと

案件を進める上で苦労した点は2つあります。

1つ目は、フリーランス人材の規模と働き方の調査方法です。対象範囲が広い為、アンケート方式で実施しました。その際、より実態に近い働き方を把握する為にアンケート内容を的確に構成する必要があり、また回答時のストレスも軽減しなければならず、内容構成と回答様式に苦慮しました。最終的に、この調査は30問×300人という大規模な調査であったにもかかわらず、期限内に全ての回答を回収することができました。その結果、定性面・定量面からフリーランス人材の働き方を初めて全社規模で把握するに至りました。

2つ目は、フリーランス人材を活用する為のルールの構築・運用です。こちらは現在進行形で進めています。ルールの構築は法律を前提としますが、現行の法制度に加え、世の中の動きや将来的に施行見込の法制度をふまえたものである必要があります。様々な事情を考慮すると、ルールの内容は必然的に厳しい内容になりがちです。また、実際にフリーランスの方々と仕事をする現場にとってルールが足枷となることは避けなくてはなりません。ここにジレンマが発生しますが、ルールの内容に関する関係者間の協議を重ね、かつ負担の少ない導入方法を設計することで、そのジレンマを乗り越えようと目下取組んでいるところです。

案件を進める上で活かせたワークスイッチらしさ

この案件は基本的に客先常駐で進めており、案件に関する進捗・情報共有に限らず、日々コミュニケーションを取っています。その為、表面化されている課題のほかに、組織特有の事情や悩みを相談されることも多々あります。その結果、顧客の力になれる範囲が広がり、また、より顧客の事情をふまえた提案により課題の解決へと進めていくことができます。私はこの寄り添い型コンサルティングがワークスイッチの大きな強みの一つだと感じています。

また、寄り添い型のコンサルティングは継続的な支援につながるという点においても意義があります。支援が長期的に持続する中で生まれる案件の場合、顧客から組織およびメンバーに対する信頼感が一定程度醸成されています。その結果、私は途中から案件に参画しましたが、お客様とのコミュニケーションに苦労することなく、スムーズにPJTを開始することができました。今では、私もお客様とBBQをするなど打ち解けた関係を築くことができています。

人事業務コンサルティングで活躍されている方の特徴

最後に、人事業務コンサルティングの分野で活躍されている先輩方の特徴をまとめてみました。

<経歴・スキル>
・人事領域の実務経験者(IT業界出身だとなおよい)
・業務フローの整理、構築が得意な人
・ドキュメント作成が得意な人

<人柄・姿勢>
・正論に終始するのではなく、顧客に寄り添う提案ができる人
・顧客の意思を汲み、積極的に先回りして行動できる人
・「はたらいて、笑おう」に共感し、自律的かつ前向きに働くことができる人

最後に

昨年6月のアサイン以降、ワークスイッチコンサルティングの一員として案件に取組む中で、自身の至らなさを痛感する場面も少なくありませんでした。逆にいえば、それだけ学べる材料があり、模範となる先輩や同期がいる環境であるということだと思います。さらに、自分の自覚していない長所や短所を、率直に、期待をもって、指摘してもらえることは非常に恵まれていると感じています。

私のような若手も数多く在籍している組織だからこそ、PJT推進の為に忌憚なき意見を積極的に出してくださる方をお待ちしております!

聖地巡礼。三代目南極観測船「しらせ」の乗船イベントに出掛けてきました。

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