1
/
5

自由で開放的!でもそのぶん自律と主体性が求められる【比べてみよう!日本と海外の働き方・生活 #1】

日本と海外での働き方、生活の違いは、実際にやってみないとなかなかわからないもの。
というわけで、ICONICの海外拠点で活躍するメンバーに聞いてみました!

「海外サイコー!」な部分はもちろん、「ここは日本のほうがいいかも…」なところまで、忖度は一切なし!海外、グローバルに興味をお持ちの方は、ぜひ、ご覧ください。


井中 冴香
ICONIC Vietnam、組織人事コンサルタント
入社1年目、前職はメーカーで人事
常駐拠点:ベトナム・ホーチミン市


【日本とベトナムを比較】「働き方」の違い

〇ベトナムで働くのは、ここがよい!

・主体的に仕事ができ、やりがいが大きい
ルーティン業務ではなく、顧客の課題や組織の状況に合わせて1から提案内容やプロジェクトの進め方を考えるなど、自ら考えて進められる範囲が広いのが、おもしろいです。また、社内では職位に関係なく意見を求められますし、顧客に対峙する場面では、人事の専門家としての意見を求められます。そのため、責任もプレッシャーも大きいですが、常に主体的に考え、意見を出し、実行するようになり、大きなやりがいを感じています。

・自由度が高い
ずっとオフィスにいるのではなく、顧客へ訪問した帰り道にカフェで仕事をしたり(割と集中力があがり、仕事がはかどる!)、在宅勤務もでき、働く場所の自由度が高いです。また、服装やビジネスマナーなども堅苦しさが少なく、日本と比較するとかなり自由です。

・交流の幅が広がる
ホーチミンにはさまざまな国の人が集まっており、日本に住んでいた頃よりも国際色豊かな交流ができていると感じています。また、ホーチミンの狭い日本人コミュニティだからこそ、日本にいた時には知り合えなかったであろう世代や業種・職種の方とも出会うことができ、プライベートの中でも、仕事面や人間性として周りから学ぶことが多く、成長に繋がっていると実感しています。


〇ベトナムで働くのは、ここが難しい!

・微妙なニュアンスが伝えづらい
お互いがネイティブでない英語でコミュニケーションをするため、日本人同士であれば「なんとなく」伝わることでも、伝わらないことが多く、スムーズなコミュニケーションができるようになるのには時間がかかります。一方、こうしたすれ違いは「おもしろさ」でもあるので、楽しんでしまうのもありだと思います。

・業務効率をシビアに求められる
家族との時間を大切にするベトナムでは、17時から18時の間に帰社する人が多いです。そのため、残業前提で仕事をするのではなく、限られた時間の中で効率的に業務を進めていき、結果を出すことを求められるといったシビアな面が強いと思います。

・情報収集が難しい
人事領域について一般的なことは調べられますが、ベトナム特有の事象やトレンドなどは日本語の文献などがほとんどなく、情報収集に時間がかかるのがもどかしいです。


【日本とベトナムを比較】「生活」の違い

〇ベトナムでの暮らしは、ここがよい!

・食費、家賃、交通費が安い
毎日のことなので、ご飯が安くて美味しいのと、都心のキレイな家にサービス付きで安く住めるのは、ありがたいです。また、タクシーもとても安いので、よく使っています。

・生活で困ることはない
ベトナムの公用語はベトナム語ですが、ホーチミンなど都市部では英語が通じるので、困ることはほとんどありません。食料品や生活用品も日本製のものが出回っており、日本とあまり変わらない生活ができます。


〇ベトナムでの暮らしは、ここがいまいち!

・キレイ好きには不向き!?
日本よりも衛生面への意識が低いことから、舗装されていない道も多く、靴や服をキレイに保っておくのがむずかしいです。また、大気汚染もあるので、バイクなどで移動するときはマスクをしたほうがいいのですが、暑いので息苦しくなってしまうのが悩みです。

・思っていたより安くないものもある
ベトナムの物価は日本の1/4〜1/5と聞いており、たしかに、食費や交通費はとても安いのですが、ある程度、長く使うモノ(例:家具、文房具、キッチンウェア等)の値段は、日本と同じか、日本より高いこともあり、生活のすべてにおいてコスパが良い訳ではないです。


ベトナムで働くのが向いているのは、どんな人?

・なんでも自分で切り開く・行動するのが好きな人
変化や成長の激しい環境のため、自分で変えていく気持ちがないと周りに置いていかれてしまいます。

・自分の意見を主張できる人
仕事でもプライベートでも、日本のような「察してくれる文化」がないので、しっかり主張しないと一生伝わりません。

・周りの言うことを気にしすぎない人
ベトナムの人はストレートな表現が多いため、人から言われたことや周りの態度を気にしすぎる人はストレスを感じてしまうかもしれません。(表情と口調は硬く感じても、実際には怒っていないということも多いです)

・自分の常識を前提にしない・違いを尊重できる人
日本での生活や、自分が「正しい」「普通」「当たり前」だと思って行動すると上手くいかないことが多いです。自分の考えは一意見にすぎないという前提で、異なる考え方を受けとめ、考え、行動することが海外生活では大事だと思います。むしろ、そういう想定外のこと、自分の常識をこえたことを「おもしろい」と感じて楽しめる人が向いている気がします。

ICONIC CO., LTD. では一緒に働く仲間を募集しています
8 いいね!
8 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング
ICONIC CO., LTD. からお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?