市場価値の高いエンジニアの職種とは?
市場価値の高いエンジニアの職種には、フロントエンドエンジニア、フルスタックエンジニア、データサイエンティスト、インフラエンジンアなどがあります。
特に特定の分野で複数の経験を持つプログラマーやセキュリティに強いインフラエンジニアなど、独自の強みを持つことができれば、市場から評価される可能性が高くなります。
またエンジニアは転職する会社の規模やプロジェクトによって任される仕事の範囲が異なります。
スタートアップや小規模なベンチャーであれば任される業務範囲が広い場合が多く、フルスタックエンジニアのようなマルチなスキルを持つエンジニアが評価されるケースが少なくありません。
その逆に多くのエンジニアが携わる大規模なプロジェクトや大手企業の場合、エンジニアの業務は細分化されている可能性が高くなります。
そのような環境ではweb系プログラマーでも特定の言語に強みがあることや、AIエンジニアなど専門性があるエンジニアが評価されやすくなります。
エンジニアとして市場価値を高めるためには、何を専門とするのか磨くべきスキルを明確にすることが大切だといえるでしょう。
市場価値の高いエンジニアの年収はどの程度?
では次に市場価値の高いエンジニアの年収はどの程度なのか、弊社の求人サービス「techcareer」の情報を参考に見ていきましょう。
データサイエンティスト
データサイエンティストはデータから新たな知見を導き出す職業です。
データ解析が業務にも含まれてくるためPythonやSQLなどのスキルが求められることが少なくありません。
データサイエンティストの年収は400万円~1500万円程度。
スキルや実績によっては高い年収を目指すことができる職種です。
フロントエンドエンジニア
フロントエンドエンジニアとはWebサイトやアプリの開発において、フロントエンド側の業務を担当するエンジニアです。
HTMLやCSSなどコーディングのスキルだけでなくJavaScriptやPHPなどのスキルが求められます。
フロントエンドエンジニアの年収は400万円~1200万円程度。
複数のプログラム言語やwebフレームワークのスキルが求められる職種ではありますが、実力次第では高い年収を目指すことができます。
インフラエンジニア
インフラエンジニアはインフラの保守や運用、構築業務を担当するエンジニア。
Webサイト制作においては裏側を担当するため、バックエンドエンジニアと称されることもあります。
ネットワークの運用、監視が主な業務となるためネットワークへの理解が求められます。
また近年は仮想環境でサーバが構築されることも珍しくないため、仮想化に関する知識も必要です。セキュリティへの理解も欠かせないといえるでしょう。
インフラエンジニアの年収は400万円~1000万円程度。
前述のエンジニア職種と比べてみると突き抜けて年収が高いわけではありませんが、一定の需要が継続的に発生している職種です。
市場価値の高いエンジニアとは市場から需要があり、供給が少ないという特徴があります。
年収の高いエンジニアは市場からニーズがある技術を身につけていることが求められるため、高い年収を目指すならIT業界全体のトレンドやニーズを見極めることも大切です。
ではエンジニア含むIT人材全体の平均年収はどの程度なのでしょうか。
経済産業省の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果(平成29年)」によると日本のIT人材の平均年収は600万円。
20代は413万円、30代は526万円、40代は646万円、50代は754万円です。
IT業界では年功序列ではなく成果主義の企業も増えてきていますが、エンジニアは勤続年数に伴って技術を身につけることができる職種でもあります。
フロントエンドエンジニアなど市場価値が高い職種なら、スキルアップに伴って高い年収を目指すことができるといえるでしょう。
参考:経済産業省「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果(平成29年)」気になる続きは👇👇👇
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