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データサイエンティストの将来性 現状から踏まえ検証してみる

データサイエンティストとは?

2000年以降、非常に注目を集めている職種の一つである、データサイエンティスト。今回はこの職種の現状と将来性を見ていきたいと思います。

まずは、データサイエンティストの業務内容について確認しましょう。一般的に、データサイエンティスト職に対して求められる役割は、人々の購買傾向や行動パターンを分析し、商品やサービスの改善・新規開発につなげる“トレンドスポッター”であることです。

この期待に応えられるようになるには、ビックデータを統計的に処理する統計学の知識はもちろん、データを処理するためのシステム・プログラミング作成能力が必要になることもあります。システム・プログラミング作成はITエンジニアの業務ですから、ITエンジニア出身のデータサイエンティストが非常に多いです。

実際のデータサイエンティストの仕事の進め方ですが、概ね「①要件を決める」「②実際のデータ分析を行う」「③結果を報告する」の3STEPだと言えます。

“どんなシステムを開発したいか”が“どんなデータ分析が必要なのか”に、“プログラミングを書く”という作業が“統計処理を行う”という作業に、最終成果物が“ソースコード”から“報告書”に変わりますが、基本的にはシステム開発の進め方と同じですね。

なお、データサイエンティストという職種は比較的歴史が浅いこともあり、肩書としてはない企業も少なくありません。しかし、データサイエンティストがいないわけではなく、例えば“分析官”という肩書きのメンバーがデータ分析を行っているパターンもあります。

また、いわゆるコンサルタントが、企業分析の手段としてデータサイエンティスト的なスキルを持っていることも多いです。

データサイエンティストの現状 給与から業界の動向まで検証

上でも触れましたが、所属企業での肩書はデータサイエンティスト以外ではあるものの、データサイエンティストとして必要なスキルを持つ方は少なくありません。その一方で、データサイエンティスト求人と言いながら、実際はデータサイエンティストが利用するツールを開発するための、システムエンジニアを募集している転職サイトが少なくありません。影響力のあるキーワードですので、悪用というと語弊がありますが、過大に使われがちです。

上記のような理由もあり、データサイエンティストという職種は転職市場で“ふわっとした存在”です。そのため、どこまでの人材をデータサイエンティストと表現するかで、給与の平均値も変わってしまうので、敢えて、データサイエンティストの平均年収は〇〇万円とはここでは言いません。

ただし、転職後年収について、データサイエンティスト経験者は概ね、700万円~800万円、データサイエンティストとしての経験はないが、関連するITスキルを持つエンジニアは400万円前後となる、と紹介する転職サイトが多いように思います。

なお、データサイエンティストの単価が高い理由としては、単純に需要に対して供給が足りていない、という点に尽きるかと思います。データサイエンティストに求められる統計学の知識を要素分解すると、大学数学レベルの知識が必要になります。気になる続きは👇👇👇

データサイエンティストの将来性 現状から踏まえ検証してみる
2000年以降、非常に注目を集めている職種の一つである、データサイエンティスト。今回はこの職種の現状と将来性を見ていきたいと思います。 まずは、データサイエンティストの業務内容について確認しましょう。一般的に、データサイエンティスト職に対して求められる役割は、人々の購買傾向や行動パターンを分析し、商品やサービスの改善・新規開発につなげる" トレンドスポッター "であることです。 ...
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