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社会人3年目でイタンジの執行役員に

イタンジ株式会社に入る前

早稲田大学教育学部卒。同大学在籍中、早稲田大学主催のビジネスプランコンテスト優勝、同年に学生向けSNSを作成し起業。その後、IT企業に入社し、エンジニアとしてシステム設計を担当。2014年2月、イタンジ株式会社に入社。 同社でWEBマーケティング、不動産仲介業務、システム開発(rails)、管理会社向けシステムのコンサルティング業務を経て、2016年4月、執行役員に就任。

現在

今のイタンジにおける自分の役割は、不動産管理会社向けSaaSシステムの営業や、新規事業の企画・開発です。 これまでのキャリアでセールスとエンジニアリングどちらの職種も経験しており、フットワークが軽いことが自分の強みなため、イタンジでも組まれたチームメンバーの中で最も足りていない役割を担い、穴を埋めるようにして働くことが多いです。

イタンジという会社は既存の事業領域に限らず、市場に大きな影響を与える可能性、大きな売り上げを出せる可能性を感じたら、得意不得意に関わらず「まずやってみる」文化があります。 そのため、始めは知識がないながらも、その領域に乗り込んでから、事業を創っていく過程で「体験しながら学ぶ」ことが多々あります。 エンジニアリング、マーケティング、セールスとその時々で求められるものが変わり、必要なスキルをその時に必要な分だけ身につけていきました。

自分のこれまでの仕事の中でハイライトを挙げるとすれば、 イタンジの主力サービスの1つ、「ぶっかくん」という管理会社向け電話応答システムを0から立ち上げたことです。 もともと「ぶっかくん」は、「B向けの商品をなにか開発しよう。」と、就業時間の一定時間を新規事業に割り当てることができる「20%ルール」制度を利用して始めたサービスでした。 企画を考えてから2週間後にはサービスリリースして、1ヶ月後には早速お金を支払って商品を使ってくれる企業を獲得できたので、イタンジの歴史の中ではかなり上手くいったケースです。

この商品の製造過程では、覚えたてのrailsを使って自分でプロトタイプを創り、最初はサーバー設計とかよくわからず、herokuで動かし、拙い技術力ながら周りの助けを得て、なんとか商品化する過程で開発に携わっていました。 売れるようになってくると、セールスが足りなくなり、自分の役割は営業へと変わっていき、それまでやったことない、大手への商品販売を実際に売っていきながら学んでいきました。

役割が頻繁に変わるのは、その時に必要なことが何かを会社に強制されることなく、自分達が自然と考える文化だからかもしれません。 この商品が生まれる過程では、チームだけが決められ、基本的にそれ以外は自由でした。 なにも指示されない、強制をされないという文化が、それぞれの役割を自分で考えさせることにつながり、最適な動き方ができる仕組みとなったのかと思います。

イタンジ株式会社について

良くも悪くもとにかく自由な雰囲気です。結果を重視しているので、そのためのプロセスは問わず、進捗管理も極端に少ないです。仕事が与えられるのを待っている人には正直言って向いていないですが、なにかやりたいことがあれば誰でも即スタートできますので、自分が中心となって何か大きなことにチャレンジしたい方にはおすすめの職場です。

また、イタンジはこれまで本当に沢山のサービスをリリースしては失敗する、ということを繰り返して成長してきた会社です。 自分はその失敗の歴史を他の人以上に作ってきた人間ではありますが、その失敗あってこその今のイタンジがあるかと思っています。 「失敗をする」ことは、皆が口を揃えて言う成功のための条件になっている気がしますが、成功する方法が明確で、失敗しなくても成功する方法があるならその方が良いと思います。 我々の場合は予想だにしないことの連続で、描いたストーリー通りにはならなかったので、失敗を経由しながら成功へ向かっているだと捉えています。 大事にしているのは、失敗した時に得られる情報が次につながる知的財産として会社に蓄積されていくものとして、失敗を大切にする、失敗してただで終わらないことだと思います。 特に、同じ領域・顧客層へ商品をぶつけてみて、それが外れた時の情報はとても貴重です。なぜ、外れたのか。どういった商品なら当たるのかという次の成功への情報が得られるからです。

イタンジのメンバーはそれを自分たちが実際に体験し感じてきたため、 失敗することへの恐怖を必要以上に感じさせない、失敗をすることに意味を持たせよう、という文化があるのだと思います。

今後どういうことをしていきたいか

これまでは、着実な売り上げを創るためのチャレンジでしたがこれからはリスクをとってもスケールできるビジネスを創っていきたいと考えています。 これまで重ねてきた失敗の歴史から、次のチャレンジには不動産市場に通用するやり方を選択できる確率が高まっています。また、既に提供しているサービスの顧客やサービスを通して得たデータベースが、次のチャレンジできる幅を広げています。 会社としてのブランドも着実に上がってきている中で、新しいこと、これまでの不動産市場にないようなサービスを始めることは、リスクがあります。 ですが、失敗することを恐れず、次の大きなビジネス創出に向けてチャレンジすることがイタンジらしさなので、自分達のらしさを失わず、次の大きな成功を見据えて挑戦し続けていきたいと思います。

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